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非常時の備え。被災地の支援グッズ。キャンプや車中泊にも便利な簡易トイレ。

こんにちは♪
記事をお読み頂きありがとうございます😃
通販、デザイン、ガジェットも好きなUターン田舎暮らしの筆者です。

自分がそこに居たらと考えると他人事ではない能登の大地震と津波被害。
支援に向かおうにも、道路が寸断されており、まず急務救急である自衛隊や救急隊、給水車や大型支援物資が無事届くよう、一般車の乗り入れはまだ待った方がいいかなと思う筆者です。

被災地の状態が一般のボランティアや支援を受付できるようになるまでは、今少しの間はプロ人材の方々の活躍を見守りたいですね。
しかし、やっぱり状態が救命救急から復興支援に転じるまでの間も人の生活は続きます。飲み食い、寝食には様々な設備も必要です。

筆者も、被災時や車中泊、キャンプ時に一番困ったのが「トイレ事情」
尿意も含めて1日4~5回のお手洗いをどう清潔に済ませるかは非常に重要です。

また、筆者は過去に介護士もやっていたことがあり、現場勤務3年経験で介護福祉士も取りました。排泄介助も普通に何百、何千回と介助した経験があります。その経験もふまえて、これは便利だなぁと思うアイテムをご紹介していきたいと思います。



「便器自体はあるけど流れない場合」

これ、避難所や被災後の自宅によくある光景です。地震だと下水道もダメージを受けている可能性が高く、断水も長引いたりします。本当に数か月、半年以上も水洗トイレが使用不能なんて事になりますので、トイレ支援は一般の支援受付後もまだまだ需要高いんじゃないかと思います。

凝固剤とトイレ袋

⬆️凝固剤と袋をそれぞれ別売りで買うパターンです。毎日何回も使うし、家族単位なら毎日数十回分も消費しますので、別売りだと値段が安いです。

⬆️袋と凝固剤セットのパターン。ちょっと割高ですが使い勝手は一緒です。

これ、被災地で外活動時には2~3セット携帯して持ち出す事をおススメします。最悪の場合、出先でこのセットを使うなんて事もあります。被災地ボランティアでもこのセットをボランティアさんに数セット配布して持たせておく事をおススメします。乏しい現地の資源を消耗しては元も子もないんですよ。
もちろん、車中泊、トイレ環境のないガチアウトドアなんかでも便利です♪

「トイレ自体がない場合」

被災して家が倒壊し、テント生活とか、避難所のトイレがすでにパンクしてトイレがない場合もあります。また、車中泊や野山でのガチキャンプ時などもそうですね。

折り畳み式ポータブルトイレ

⬆️袋と凝固剤をセットして使える折りたたみ便器、ですね。
使わない場合は折りたたんでしまっておけるので便利です。よく車中泊やる人で道の駅とか以外で宿泊する人は、こういうの車に積んでありますね。おトイレを我慢するのが難しい方や、小さなお子様連れさまとの遠出やキャンプなどでも、「最悪これにできる」という安心感は心強いものです。

筆者のイチオシトイレ「ラップポン」

⬆️これよく考えたなぁと感心する仕組みで、熱圧着で排泄物のパックを密閉できる簡易トイレ。実は確かこの商品は介護用品として存在しています。
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値段はまぁまぁ高いですし、専用ラップの購入も必要なんですけど、何が良いって匂いを気にせず密閉できる所です。現場介護経験者なら、そんな匂いだのなんだの気にせず上手に介助できる人も多いと思います。それはそれでリスペクトに値する素晴らしい事なのですが、介護未経験者はそうはいきませんし、抵抗もある人が多いと思います。
袋を取り外して袋をしばって取り出して、という手順を毎回やらなくてもラップされてポンと取れるので、自分でやる場合も、誰かの助けでやってあげる場合も、便利ですし負担感の軽減になります。

「後片付けを簡潔にするために」

これ最重要です。水で流して下水道へ行くわけではないので、誰かが排泄物パックの後始末をしていかなければなりません。
ポリタンクや専用排泄バケツなども良いのですが、一番は入れ物ごと処理できればラクだと思います。この方法、是非使ってほしいです。

段ボール製のごみ箱がそのまま捨てられて良い

⬆️別にこんなにカタチの整った物でなくても、要はそのまま廃棄できる所が大事なので、取り出したり入れ替えたりせず、もうこのままフタしてさよならできるといいですね。病院などの感染ゴミはみんなそうしています。
平常時の普段使いには資源の無駄とか色々あるかもですが、言ってみればこれも感染ゴミと同等に丁寧に処理しておきたいゴミなので、こういう扱いの方がむしろ安全なのではないかと思います。
使用済み携帯トイレは可燃ごみとは分別し、段ボール箱などに入れて新聞紙などで固定した上で、さらにその箱を大きなビニール袋に入れて排出するようにすれば、パッカー車で収集しても便袋が破裂して中身が飛び散るような事態を防ぐことができるみたいです。そう考えると、最初から段ボールに入れておくのは時短だし安全処理と言えます。
また、これらの携帯トイレごみの焼却においては、特に問題は報告されていないので、いかに手を汚さず、汚させずに処理しきるかですよね。

いかがでしたでしょうか?
後半は完全に災害支援チョイスになってましたが、アウトドアや車中泊、遠出の備えなどにもあるかと思います。
汚い話だと思わず、必要な生理現象への備えとして捉えて下さいませ。
よかったらご参考下さい。

その他、おすすめキャンプグッズはこちら。


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