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災害予防、救援物資。通常時にはアウトドアグッズとして常備もできる必要品。

1月1日、能登での大地震がありました。お正月気分ではいられない事態になってしまいましたね。
筆者には何もできませんが、今ではなく、これからできる事、これから備えられる事として防災グッズにもなるアウトドア用品をピックアップして情報発信します。
筆者も過去に地震災害に合った事があり、ひどい目にありました。
その経験も含めて、自分のできる事を行います。
筆者はなんで地震が起こったかとか、今後の災害予想なんていう頭の良い記事は書けませんので、必要そうな物を考えて紹介します。

もし、能登地域への支援を考えておられる方、ご友人やご家族への支援を考える方のサポートにもなれば幸いです。


「まずトイレと水」
断水すると水が貴重品になります。また、地震だと下水道の復旧に時間がかかる場合もあり、自宅に戻れてもトイレが流れない事があります。
ただ、取り急ぎお風呂水はともかく、飲み水で困るのはごく短期的です。中期的に困るのはおトイレ問題かなと思います。


⬆️こういうのは、仮にトイレ問題解決された後で届いたとしても備蓄にできますし、他の現地の方に渡してもらうでもいいです。備えであっても良いし、もらって困る物でもないです。
お水は、自分ち用にストックしておくのが良くて、救援物資で個人が送るにはあまり適していません。


「睡眠が取りやすくなる寝袋」
避難所、仮設住宅などでは寝具がしばらく揃わないことがあります。毛布などの支給は比較的早く届きますが、ベッド一式なんて物はしばらく手に入りませんので、アウトドアグッズが活躍します。

⬆️最近の寝袋はコンパクトになるので、アウトドア用に揃えておくと災害予防になり、物資の手に入りにくい場所や、ネット通販に疎い高齢世代に送るには良いと思います。災害用の銀シートとかマットとかはけっこうもう足りてたりして、あとあれ、ペラペラで、寝るには役に立ちません。


「煮炊きと暖」
冬は特にこれです。防寒、暖かい食べ物は非常に大事です。

⬆️災害時に電気はあてになりません。また、避難後も自由に電気、コンセントを使える状態になるとも限りません。そうなると、ガス缶ストーブやコンロは大切な道具になります。鍋ヤカンがあるとも限らないので、煮炊きできるクッカーもセットだと喜ばれます。


「灯かり」

⬆️光量が調節できるランタンも必要です。避難先や仮設住宅には灯かりもあるでしょうけど、特に避難所だと夜は消灯時間になって消されたり、車中泊でしのぐ際にも灯かりは必要です。


「長期保存できる美味しい食べ物」

⬆️食べ物ですね、だいたい乾パンとかアルファ米とか缶詰といった一般的な備蓄食料が市町村にも個人宅でも蓄えがあり、最初はそれを消費します。でも、正直あーゆうのはあんまり美味しくないです。
なので、暖めれば美味しく食べられる手軽なレトルト食品が嬉しいです。
炊き出しの豚汁とか、久々の牛丼とか、ほんと染み入るくらい美味しいんですよ。お菓子などもおススメです。災害食に飽き飽きしてるかもですので。
一つの味を大量に送るよりも、色々な味をちょっとずつの方が飽きなくていいです。


「少し余裕が出てくるならお風呂」

⬆️災害時はお風呂どころではないですが、災害後はお風呂入りたいです。
ライフラインの水は早々に不足が解消されていくのですが、避難生活が長引いたり、シャワーしかない仮設住宅はザラです。自宅も半壊状態のまま帰ったりすることもあり、水を張れるお風呂グッズはせめてもの日常を取り戻せて嬉しい物でもあります。


「ポタ電までいかない程度の中規模モバイルバッテリー」

⬆️もちろん大きなポータブル電源の方が自分で備えるには良いですが、送るとなるとこれくらいです。電気が自由にならない環境下ではどこかで充電させてもらい、持って帰って使うという事ができます。
モバイルバッテリー類は送るなら、充電満タンで送ってあげてください。

「そのまま寝ることもできるロングダウンジャケット」

⬆️地震後ってすごい不安です。寝る時も靴や靴下を履いて寝たり、すぐ出れるように普段着着て寝るという事も行います。普段のジャンバーだと着る手間があるのですが、こういうのだと下に敷いて寝れるくらいの長さがあり、いざとなればすぐ着て寝れます。
こういうのに詰めておくるとコンパクトです。↓


「防災ラジオ」

⬆️正直普段はまったく使いません。ただ、通信も麻痺する災害時には唯一と言えるくらいの情報取得手段です。電池式ではなく、手回し充電式の防災ラジオが良いです。最悪回しながらでもラジオが聞けます。


「その場で楽しめる玩具」

⬆️これ、不謹慎だと思われたらごめんなさい。でも筆者の体験から欲しいと思うのです。地震後、避難民になると、余震や家の倒壊などでしばらく何もできません。ただただ不安に怯えていろというのはあまりに酷な話です。
外では必死の復旧も行われていくのでしょうが、「ただ待機」する避難民や何もかも失っての生活の再開には、本当に生存に必要な物ばかりで娯楽が存在しません。筆者本人や友人、家族は一箱のトランプにどれだけ気をまぎらわせてもらったか。こういう邪魔にならないカード類がおすすめです。


「丈夫な手袋」

⬆️軍手くらいはありそうな物ですが、瓦礫、散乱した家の片づけは必ずいつかやらなくてはなりません。災害支援も個人宅全てに一気に手が届くわけでもありません。たいがいは自分でどうにかするしかないので、せめてケガしないように必要です。


こういう震災時って、規模にもよりますが、大概が防災リュックとか乾パンとかそういう本当の本当のヤバい初動を想定したグッズが集まるのですが、残念なことに初動時はだいたい自衛隊派遣やその場の災害備蓄等で乗り切った後であり、余剰となって届く事も多いものです。道路被害などもあり、どうしても時差があるので。

今回筆者が想定したのは、個人レベルの支援の手が届き始める1週間~2週間後に現地に届くならというアイテム選択と、送れなくても自宅での備えとなればというチョイスです。

誰か知り合いやご家族、ご友人への支援をお考えの方は、連絡が取れるなら必要な物を詳細に聞き取ってから用意し、予想で送る場合は1種類をたくさんではなく、色んな物を複数送ると良いと思います。

ご参考ください。
また、今後の余震も全国的に用心していきましょう。
ひどい年明けですが、自分にできる事を考えて、賛否両論受け止めながら行動していきたいと思います。

たかが商品紹介なのですが、選ぶ際の手助けとなればいいなと思います。


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