【体験記45】退職が保留になり、休職となる
うつ病を克服した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。
ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。
うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。
何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。
ここからが本日の投稿になります↓
「自然退職を目指そう」
退職願を教授に出しましたが、
休職するという結果になりました。
なぜそうなったかが
私が残したメモに書いてあります。
今回は
退職願を出した日のメモを公開したいと思います。
当時の私の思いも書いてありますので、よろしかったらお読みいただければ幸いです。
ここからが当時のメモ↓
今日退職願を事務の前で教授に出した。
とりあえず保留となったが受け取ってもらえた。
事務も教授も驚いていた。
また、
「もう大学院も仕事も続けられない」
と言ったら、
「病的だからそういう考えになる」
と教授に言われたが、前回相談に行ったため、
事情、気持ちは察してもらえた。
教授は
「本当の流れとしては休職を使い切ったら退職願を出したほうが、退職はスムーズで、みんなそうする」
と言っていた。
また、後釜の補充について教授が悩んでいた。
それは、
後釜の補充のために時間が必要であるからで、私もそのことについては悩ましいことである。
なので、
「復帰はできないが後釜の補充のためになるべく講座の方針に合わせて休職を続けていきたい」
と思う。
このため、
当分は精神科に通って休職のための診断書をもらう必要がある。
ただ
「今後休職になったら自宅には戻ってこないで、実家で受診する方向に変えたほうがいい」
と教授に言われた。
それは、
自宅に戻ってくると大学のことを考えてしまうし、
1人でいるのはよくないとのことから、
実家で静養してなるべく大学のことは考えないようにしたほうが治療になるからとのことだ。
その心配をしていた。
私自身も休職に入ったら、言う通りにしたいと思う。
ただ
その静養によりまた頑張れるようになることを少し期待しているようではあったが、私の意志は固いためそれはないと今ここで断言できる。
教授も
休職を使い切れば、やめてしまうのは仕方ないと思ってはいるようだった。
今回は突然退職願を出してしまったが、
12月20日に相談に行っていたこともあり、私の意志は十分伝わったと思えた。
今後のことも考えて今回の意思表示(退職願)は
教授にとっても今後の準備(後釜の補充)がしやすいものになったと確信している。
しかし迷惑をかけてしまったので、お世話になったことも踏まえて十分に謝罪した。
今回初めてこのラボ(研究室)に入ってよかったと心から思った。
そのため休職という形ではあるが、できる限り要望には従いたい。
メモはここまで↑
これが当時の思いです。
当時、私が所属していた大学では
90日間の病気休暇後に、休職に入る
という決まりでした。
休職は
3年間まで有効で、
1年目は給料の8割、
2年目以降は給料の半分
が支払われます。
3年以降復職できない場合は、
自然退職という流れになります。
ちなみに復職の場合は、
復職可能の診断書を持っていかないと復職できません。
というわけで私は
自然退職の道を選びました。
しかし
ここから半年ほど経つと、
自然退職という考えが変わるある出来事が起こります。
その出来事とは…(この続きはこちらから)
私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。
また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。
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