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ファンかファンじゃないかの違い

これについて最近ふと考えてた。

気になるか気にならないか、なのでは?との結論を出した。

好きなこと、ものは?って聞かれたら、幅広く浅く好きなものはたくさんあるとは思うけれど、なんの(誰の)ファン?って聞かれたら、すぐ答えられるようになったと思う。


ベタな話だが、ここ5年は乃木坂46、ここ1年は日向坂46のファンなんだけど、乃木坂で誰のファン?って聞かれて今は答えられる。つまり、以前は答えられなかった。ちなみに日向坂で誰のファン?って聞かれたら、今はまだ答えられない。この理由は最後に書く。


というのも上記どちらのグループもグループそのものが好きで、メンバーほぼ全員が好きで、まあ言っちゃうと欅坂46のファンではない理由は欅坂46というグループと個人が好きではないからなんだけど、じゃあ誰のファンなの?よくいう推しメンは?とかいう質問に俺は即答できていなかった。

てか推しメンは?って一言目に聞いてくるヤツはその瞬間にそいつを大外刈りしたくなるのを必死に制御してたくらいそのスタンスが好きじゃない。おれは、「なんで好きなの?どこの側面が好きなの?」と聞いてくる関係の浅いヤツに巡り会いたい。そんなことがあったら、おれはすぐそいつのファンになる。


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乃木坂46の現メンバーだと誰のファンかというと、星野みなみ、松村沙友理、齋藤飛鳥、3期生だと与田祐希、大園桃子、です。


今回の本題はここからで、グループを卒業すると、これがなおはっきりする。

乃木坂は、これはグループの仕組み上当たり前だが、一期生の卒業が一番多い。ここ2年くらい、けっこうな右肩上がりで卒業生が増えてるはず。そうなると、インスタやツイッターの個人アカウントが開設され、個人単位のタレントとなるのである。

ここではっきり現象として表れたのが、おれは卒業生のごく一部しかフォローしていない。グループにいるときは、たしかに好きな度合いの違いはあれど、マジな話ほぼみんな好きだった。これはテレビやマスメディアがその個人の特徴や良いところをピックアップするからそれが目につきやすいってこともあるが、とにかく「みんな違ってみんないい」を地で感じていた。

よくアイドルグループのファン層には、推しメンをアゲて他メンをサゲる文化があるが、地球が反転してもその事象が理解できない。メンバーはみんな、何にも変えられない個性やキャラクター、価値観や性格があって、当たり前だがアイドルという性質上、それにパワーをもらったり応援したりするのがファンというものだと思う。ので、いがみ合うという現象がいつになっても理解はできないのである。


卒業生の中で今まだ一個人のファンでいるのは、西野なーさん、そして深川麻衣さんです。

グループを抜けても芸能界に一タレントとして存在しているが、もちろんその活動の規模やフィールドは異なる。なーさんは言わずもがなその天性の守りたくなる属性をベースに、テレビ出演も多ければCMなどいわゆる一般層にも認知されているザタレント的な属性に当たる。

一方、深川麻衣さん。私は、まいまいのこと、本当に好きで好きでたまらない。リスペクトという要素がかなり大きいのは芸能界を引退した橋本さんと重なるところで、とにかく、深川さんのことをおれは、人間としても神としても、その両方で敬っている。なんと形容したらいいかわからないので「ファン」という概念に当てはめるしか現状ないのだが、本当はそれ以上に形容できる概念に当てはめたい。それは、深川麻衣ただ一人。

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いつものように話にまとまりもクソもないのですが、こう、人智を超えたものとしてみれる対象があるというのは、一凡人の人生にとって勝手に大きな支えとなっている。

話は戻るが、卒業生の大半のその後に何も興味がないのは、ちょっとさっきの主張と矛盾?してしまうけれどそもそも「乃木坂の」○○さんが好きで、○○さんのファン!というわけではないということが露呈した証拠となっている。矛盾するというのも、個性や価値観や人間面で「乃木坂」のみんなが好きなんだけど、うーん。追いかけたい、動向が気になる、とは違うんだなとは思った。難しい。


日向坂46は雑草魂の塊ではあるもののまだまだ若いグループなので、卒業生が少ない。卒業した一期生は2人とも、去り方や理由が理由なものだったのであれだが、これまた自分としては意外で、井口さんの動向にすごくアンテナを張っている。井口さんの話は今度別枠で書こうかなと。


日向坂46のメンバーは、「みんな好き」です。

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