フォローしませんか?
シェア
なぜか、こういうこと。 よく遊びに行っていた友達の家のお母さん。 夜に働いていたので、夕…
やさしくて、わたしのともだちは、そのおねえさんのことを、 「ねえちゃん」 と呼んでいた。 …
今の法律ではどうなのかはわからないけれど。 わたしがまだ小さかった頃、ともだちがこんな話…
こたつ1つでなんか、到底過ごせないはずの町で、 こたつ1つで暮らしていたともだちがいた。 …
学校から見える道を、ときどき通るひとがいた。 そのひとは、リアカーをひいていたんだ。 わ…
わたしは、知り合いから遺書をもらったことがある。 机の上に置かれた手紙を見つけた、そのひ…
「わたしさ、警察のブラックリストに載ってるんだよね」 仲の良かったあの子が、突然そんなことを言い出した。 成績は決してよくはなかったけれど、 クラスで悪目立ちするタイプではなく、 友達もそこそこいて、 見た目、フツーの子。 当時、クラスで勢いのあったグループにいたわけでもなく、 学校では、ほとんど目立たない子。 それが、その子の学校での立ち位置だった。 でも。 本当は、その子が、先生の知らない放課後、 どんなことをしているか、わたしは知っていた。 彼氏の名前を、腕に彫
別れ話をするはずが、彼氏がメンタルまいっちゃって、 彼女がお家に来ないと、ご飯すら喉を通…
園長先生を失ったのは、ガス爆発のせいでした。 わたしはあの頃、まだほんの数年しか生きてい…
今度は、違う園長先生のお話をします。 様々な事情で転園した後に出会った園長先生は、 園児…
園長ゴリラ、の園長先生と出会う前、わたしは半年ほど、待機児童という身分でした。 その頃、…
ある日突然、クラスメートがひとり、学校へ来れなくなった。 あの時代は、どうしていいか、誰…
こだわりのあるあの子には、仲良しがいた。 仲良しの子は、誰ともうまくやっていたように見え…
母親が死んで、明日は葬式だというのに、ひたすら論文書きに向かっているひとがいた。 本人にしてみれば、 「これは、私なりの、弔いの仕方なのだ」 と言うのだ。 この親子に、いったい何があったというのか。 わたしは、あ然としつつも、こう思った。 「それもまた、ひとつの親子の形か」 と。