絵本って高い!?
月に一度、こども園の育児サークルに参加しています。
約1時間、0歳から3歳のお子さん・ママと一緒に、子育ての情報交換や相談、絵本や紙しばいの読み聞かせなどの活動を行っています。
今回は、3歳の男の子のママからのご質問について、私の子育ての実体験も交えながらお話したいと思います。
読み終わった後、自分の子育てに自信がなかったママが「わたしにもできそう」「これで良かったんだ」と気持ちが楽になって、少しでも安心していただけるとうれしいです。
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【3歳男の子のママからの質問】
みなさんは、絵本って高いなぁ…と感じますか?
わが家の絵本事情を少しお話ししますね。
金額だけを見るとかなり高額ですよね。自分でも驚きました。もちろん、これは平均的な数値なので、子どものお誕生日など特別な月に数冊まとめて購入することもあれば、全く購入しない月もありました。
では、本題に入ります。
絵本の値段が『高い』と感じるか否かは、みなさんの絵本に対する価値観で大きく意見が分かれると思います。
私は、子どもの成長や暮らしに絵本は必要不可欠だと思っているので、金額が高いと思ったり、特別にお金をかけていると感じたことはありません。
もう少しわかりやすく解説しますね。
家計の中で『食費』は最優先だと思います。『食べる』ことは、生きていくことに直結しているので必ず確保しなければなりません。では、絵本はどうでしょうか。絵本は子どものこころを育ててくれます。そう、『こころの栄養』だと考えると、『絵本代』をしっかりと家計の予算に組みこんであげたい…と、私は思っています。
でも、子どものためとはいえ、絵本に1000円以上もかけるなんて…と感じるママも当然いらっしゃると思います。もちろん、月に何冊も買うと家計に大きく響きますし、「子どものために頑張らないと…」と無理をすると、ストレスになって絵本が嫌いになってしまったら、本末転倒ですよね。
私が絵本を購入するまでの過程は、
という流れです。
どうして”2週間”なのかというと、私の住んでいる街の図書館では、本の貸し出し期間が2週間だからです。絵本の読み聞かせを何度も積み重ねることで作品の良さをより深く感じて、「これだ!」と思う1冊をみつけます。
親が絵本を厳選して購入する過程を、子どもに見せることも大事だと思っています。親が何にお金を使っているのか、というお金の価値感も一緒に子どもに教えることができますね。
不思議なんですけどね。絵本は子どもにとって、作者の『作品』としてではなく、『大人と一緒に入っていく世界』として記憶されるんですよ。
「誰が描いたか」ではなく「誰が読んだか」なんです。
「この絵本、お母さんが読んでくれたなぁ」「保育園の先生が読んでくれたあの絵本、楽しかったなぁ」と、あなたの記憶にもこのような形でこころに残っていると思います。
お金は「もの」ではなく「こと」に使っていると受け止めると、絵本の値段は関係なく、あなたも子どものために絵本を1冊プレゼントしたくなりませんか?
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最後までお読みいただきありがとうございました。
子育て中のママが抱いている『絵本の読み聞かせの悩み』が少しずつ薄まっていって、たくさんの子どもたちに絵本が届いてほしい…というのが私の一番の願いです。
子育てをもっと自由に。
親子で読み聞かせを楽しみましょうね!
*こちらの記事もあわせて読んでいただけるとうれしいです。
*次回は、【絵本を『作者』から選んでみよう】というテーマで、お話したいと思います。
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