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お金持ちになって何をするの?(テツガク作成事例③【生活環境・お金】)


記事を開いていただき
ありがとうございます!


私は、
「人生迷子を1人でも減らす」ために
日々、情報発信やプログラム運営をしています。

その中で、中核となっているのが、
人生の指針となるテツガクを作成する
というサポートです。


初回の記事では
テツガクを作成する人生の6領域のうち
「キャリア・仕事」について書きました。

前回の記事では
「家族・人間関係」についても
私の事例をご紹介いたしました。

それぞれ別のポイントを解説しているので、
まだの方はぜひ
この記事のあとにお読みください!


今回は、
「生活環境・お金」の領域について
私のテツガク作成を解説します。

毎度の繰り返しになりますが、
大切なのは結果以上に
作成のプロセスです。

私のテツガク作成のプロセスを
辿りながら書いていきますので、
どうぞお付き合いください!


テツガクとは何か(再掲)


改めて私の言うテツガクについての
簡単な説明です。

テツガクとは、シンプルに言うと
「人生で大切にしたいこと」を
言葉にしたもの
、です。

それも、
「自由を大切にしたい」
「愛を大切にしたい」など

価値観のレベルまで深掘りして言葉にしたもの
です。

具体的な形式などは
前々回記事をご覧ください。

私の提供するメソッドでは、
人生を6つの領域に分け、
それぞれテツガクを作成します。
(画像参照)

また、私が運営する
ジブンテツガク・プログラムでは、

それらを総括した「人生テツガク」を
作成するところまで行います。

人生テツガクまで作成できると
自分の人生の指針として腑に落ちるものに
なっています。

未来への指針でもありつつ、
過去の自分の行動を肯定できるような
そんな感覚を私は体験しました。

もちろん個別のテツガクも
重要な意味を持ちます。


「生活環境・お金」の注意点


さて、今回は
生活環境・お金」の領域です。

人によっては、

「そんなの決まってるよ!
 経済的自由でしょ!」

「お金持ちになる以外にある?」

というような考えが
頭に浮かんでいるかもしれません。


たしかに生きるうえで
お金はとても重要ですね。

お金はあるにこしたことはありません。

では、質問です。

「お金持ちになって
 何をするの?」


テツガクを作成する
一番の目的は

「何が自分の幸せか」
明確にすることです。

「お金持ち」とは
「多くのお金を持っている人」です。
それ以上でも以下でもありません。

そしてお金は、
「何かと交換するためのもの」です。
つまり、お金は手段です。

ですので、
この「生活環境・お金」領域で
本当に考えたいのは、

「どんな生活が自分にとって幸せなのか?」

「どんなことのためにお金を使いたいのか?」

そうした、目的の部分です。


もちろん、
ここまでの記事をお読みの方なら
すぐにご理解いただけると思います。

ただ、この領域はやはり要注意です。

お金という手段が目的と思いやすい

お金持ちになるというゴール(≠テツガク)を
設定してしまいやすい

そうしたことを頭の片隅に置きながら、
私のテツガク作成プロセスを
ご覧ください。


私の「生活環境・お金」テツガク


私の「生活環境・お金」テツガクは、
次の通りです。

(生活環境)
「自然とアートに囲まれた
 知的かつ穏やかな空間で暮らす」

(お金)
「時間を奪われないために
 資産を活用する」

です。


前回記事で説明したとおり、
1つの領域で2つのテツガクがあってもOKです。

必要に応じて増やせるように、
あえて広く領域を設定しています。


またも繰り返しになりますが、

テツガクの作成は、
結果として現れる一文以上に

その過程で起こる自分との対話という
プロセス
が重要です。

とくに
「生活環境・お金」の領域は
手段や目標に意識が行きがちな部分です。

もちろん、それらもとても重要です。

重要ですが、テツガク作成は
そのさらに根っこ
「なぜそれが必要なのか」に
目をむけるための時間です。

私自身も作ってみて
ここは言葉にするのに
けっこう苦労しました。

私が上記の2つに至るまでの
プロセスをご紹介いたします。

ぜひ
「自分だったらどうだろうか」
と考えながら読んでみてください。


①コア・バリューズ(価値観)の明確化


ここは、
初回の記事で作成済みです。

まず、テツガクの作成にあたって
私にとって重要な価値観を
コア・バリューズとして
明確化しました。

私のコア・バリューズは、
自由 尊重 愛情
成長 知性

の5つです。

すべての領域で
5つすべてが入る必要はありません。


②生活環境・お金テツガク作成


では、
テツガク作成に入ります。

テツガクを作成する際、
まずは一度、その領域で大切にしたいことを
できるかぎりあげてみるのでした。

紙に書き出してもいいですし、
パソコンに打ち込んでもいいです。

スマホに話して
文字起こししてもらっても
いいかもしれません。


そうしてあげてみた
私が「生活環境・お金」で
大切にしたいことは、
以下のようなものでした。

・穏やかに生活したい
・自然を感じる
・自由を守るためにお金を使う
・知的な時間や空間
・家族との団欒
・安心できるだけの資産
・自分と家族の成長を支える
  etc.

こんな感じでした。
(当然、こんなに言葉は
 整っていませんでした)


これまでと同じく
今までの経験を振り返りながら、

「こういうのは良いな」
「こういうのは嫌だな」

今の自分の価値観を
掘り下げていきます。


ここから先ほどあげた
大切にしたいこと
コア・バリューズを見ながら、

自分が「生活環境・お金」において
大切にしたいことを
一文にまとめて「テツガク」にします。

こちらも詳しくは
これまでの記事をご覧ください。


そうして私がつくったのが

(生活環境)
「自然とアートに囲まれた
 知的かつ穏やかな空間で暮らす」

(お金)
「時間を奪われないために
 資産を活用する」

という生活環境・お金テツガクです。


テツガク作成で得られた気づき


お気づきかもしれませんが、
私は「生活環境・お金」を
分けずにはじめました。

テツガクを作成している時も、
「お金の方は、生活環境に含まれるかな」
「でも微妙にずれがあるな」
そんな気づきを得ながら行いました。

結果は、2つ分けましたが
決して分けることが正解というわけでは
ありません。


まずは、
生活環境についての気づきです。

生活環境について、
私は「穏やかであること」
大切だと感じていました。

毎週末パーティで刺激を!
ということは、
望んでいません。

どちらかといえば、
人を呼ぶのでも、
落ち着いて語らいたい。

穏やかな一人の時間も
大切にできるような空間が大事。

そうすると、
「平穏をコア・バリューズに入れなくちゃ!」
とも思うのですが、ここはもう少し粘ります。

自分にとっての「穏やかさ」
もう少し自分と対話してみます。

そうすると、
私の思う穏やかな生活というのは
「知的」や「尊重」に支えられていることに
気づきました。

「知的」とは、ここでは
「理性的」に近いです。

ただ、感情がゼロの論理論理
というわけではないです。

感情に支配されない程度に
理性的に毎日が送れること、

それがこの領域で思う
私の「知的」です。

また、そのような環境は
お互いを尊重することも含まれています。

つまり、罵り合ったり侵害するのではなく、
お互いに認め合い、理解し合うような
空間が大切だと感じています。

そのようなプロセスを経て、
「知的かつ穏やかな空間で暮らす」
という表現に行きつきました。

「自然やアートに囲まれ」の部分は、
色づけ、あるいは具体化している部分です。

この方が、私にとっては
空間のイメージがしやすかったので
書き加えています。

大事なのは、
自分でしっくりきているかどうか
自分がそう生きたいかどうかです。


ちなみに生活環境というと、
家具とか家とかのモノがイメージされますが、
考えたいのはもう少し深い部分。

そうしたモノを使って
実現したいのはどのような空間か

そこを深掘りするのです。

「家族・人間関係」の部分とも
関連してきますが、
主軸は関係性よりも「空間」です。

もっといえば、

「どんな気持ちで毎日を送りたいか」


その方向性を考えるのが、
「生活環境・お金」の領域です。


次に、「お金」に関して

実は、ここが書き方に一番悩みました。

やっぱり
「一生安心できる資産が欲しい」など
ゴール(目標)が頭にちらつくのです。


冒頭の質問に戻りますが
「お金があったらどうしたい?」と
向き合うことが必要です。

私たちは、
「お金が多くある」=「幸せ」と
結びつけがちです。

逆に
「お金がない」=「不幸」
とも結びつけがちです。

しかし、お金持ちがみんな幸せだったら、
あの有名人やロックスターが死を選ぶことは
なかった。

幸せに生きるのに、
お金は関係ない部分があるのでしょう。
もちろん無関係でもありません。

だからこそ、
「自分がどう金を使ったら幸せか」
を深掘りするのです。

「そんなこと言ってもお金がない。。。」
というマインドブロックに気づいたら
それを一度手放しましょう。


私の場合は、
「時間を奪われない」という点、
つまり自由との関連でお金をとらえました。

人によっては、
自分を成長させる経験、刺激的な体験
そうしたものとの関連でお金を考えるかもしれません。

これは見方によっては
他のすべての領域のベースとも言えます。

私がわざわざ分けて
「お金」のテツガクを書いたのは、

すべての領域に関わるからこそ、
「お金」を付き合う価値基準
明確に記しておきたかったからです。


あなたはどうでしょうか。


おわりに


最後までお読みいただき
ありがとうございます!

今回は、「生活環境・お金」の領域における
テツガク作成のプロセスを
私の事例をもとにお話しいたしました。

この領域は、
個別の欲しいものや手段に頭が行きがちです。

そうしたところを、
さらに「なんのために?」と自分に問いかけて
自分の幸せの基準を見つけていくことが重要です。

人生に迷う方へ、
「テツガクの作成」という選択肢
お示しすることができたなら幸いです。


ちなみに現在、ストアカにて
90分のテツガク作成ワークショップを
開催しております。

プログラムのものより簡易的ですが、
この記事で書いたようなプロセスを
体験できるものとなっています!

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現在無料でご体験いただけます!

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助けていただきたいです!


また、私が運営している
ジブンテツガク・プログラムでは、

人生の指針となるテツガク作成と
セルフ心理ケアスキルの習得によって
3ヶ月で人生を乗り越えるサポート

提供しております。

ご興味ある方は、
こちらの記事もご覧ください!


最後の最後までお読みいただき、
ありがとうございました!


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