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生成AIを使って取扱説明書を作る|初級編|トリセツのトリセツ

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情報親方®がすべてのマニュアルを作る方々に、作り方を捧げます。 製品やサービス、アプリなど、テクニカルライティングやインフォメーションアーキテクチャを活用してマニュアルを作成する… もっと読む
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記事一覧

生成AIネイティブなプロダクト・UI/UXを考える

こんにちは、株式会社Algomaticの大野です。Algomaticは、スタートアップスタジオ型を取り、生成AIを活用した事業を同時多発的に立ち上げている会社です。 「AI(人工知能)、機械学習」というと一部のアカデミアだけに任された領域にも聞こえますが、新たな生成AIサービスの爆発的な普及には、UI/UXにおける発明も同様に求められる、と思っています。インターネット革命やスマホ革命で、それぞれ新技術を前提とした全く新しいプロダクトの設計・UI/UXが求められたことと同様に

生成AIのタスクからユースケースを考える

現在、多くの企業で生成AIを検討または試行していて、あらゆる部門の担当者が業種・業務に応じたユースケースを考えるフェーズに入っています。 IBMは、生成AIを含むAIの構築・拡張・管理プラットフォームとして「watsonx」を展開していますが、生成AIのユースケースを考えるためには、タスクの共通理解が重要であると考えています。 生成AIの主なタスクには、以下のようなものがあります。 テキスト生成文章生成 企画の品質を高めるために、繰り返してフィードバックを得る 企画立案

設計書をマークダウンに変更したら生成AIと連携できるようになった件

この記事はリクルート ICT統括室 Advent Calendar 2023 2日目の記事です。 はじめにこんにちは。ICT統括室 インフラソリューションユニットの内海です。社内向けWebシステムの開発・運用を担当しています。私が所属しているチームでは設計書をマークダウンに変更しました。これにより、生成AI(Graffer AI Studio)と連携できるようになり、開発業務の効率化が行えるようになったので、その内容を紹介させていただきます。(※) ※業務においては「リクル

Vertex AI Searchで社内ドキュメントを生成AI検索してみる REALITY Advent Calendar 2023

こんにちは、REALITY Advent Calendar 2023 の19日目担当、テックリードのますずみです。 2023年8月7日にREALITYは5周年を迎えました。リリースから5年以上の間、REALITYにはたくさんの機能が追加・更新されてきました。 …と、ここで一つ問題が生じます。 機能の仕様書や企画書といった社内ドキュメントがとてつもない数にのぼり、目当ての情報を探すのが大変になってくるのです。 REALITYの機能の仕様書は主にConfluenceというツー

生成AIの活用事例 10選

「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、医療プラットフォームを提供しているUbie株式会社の@masa_kazamaです。 この記事は#Ubieアドベントカレンダー5日目にエントリーしています。 今年は生成AI一色の1年でした。Ubieでは、生成AIをプロダクト活用と社内生産性向上の観点で取り組んでいます。(取り組みの詳細は、こちらの記事で紹介しています。) この記事では、社内生産性向上観点で、社内の業務プロセスに溶け込んでいて、なくてはならない使い方

メールを題材に、生成AIのプロンプトエンジニアリングを考えてみた。

昨年11月の生成AIカンファレンス以来、すでに100社近くの「生成AI活用」についてのご相談に応じてきました。その中で最も件数として多いのが、「社内情報データベース」としての生成AIの活用です。 従来は「FAQ」や「シナリオ」を作成し、人間が整備した想定問答の中でしか回答できなかったチャットボットですが、生成AIの登場により、「社内ドキュメントをAIに放り込めば、問い合わせに対して回答をもらえる」という状態になったのです。 これにより、 「今まで社内に眠っていた有用な情報

Googleドキュメントの音声入力を使いこなす

Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。 みなさんは何か文章を書く時に、どのくらい音声入力を利用していますか? なかなか職場だと音声入力は使いにくいこともあるのですが、自宅である程度書くことが決まっているときには、自分はバンバン音声入力を利用しています。 スマートフォンの音声入力はもちろん、パソコンの場合はGoogleドキュメントの音声入力をよく使っています。 Googleドキュメントの音声入力の方法Googleドキュメントで音声入力

労務業務×ChatGPT活用リストを作成しました【生成AI活用ディレクター監修】

こんにちは、ロコアシ運営事務局の浅井です。今回は労務業務において、どのような業務にChatGPTが活用できるのか整理してみました。 ▶AI活用人材チームにデスクワークを委託?資料を無料ダウンロード 1.労務業務の補助にChatGPTが活用できる理由ChatGPTは、企業の人事部門や労務管理担当者が直面する様々な課題に対して、効率的かつ効果的なサポートを提供することができます。このテクノロジーが労務業務の補助に特に有用である理由は、大量のデータを処理し、即座に情報を提供できる

社内ドキュメントをもとに回答できるチャットボットを30分でつくる方法

社内にあるマニュアルや手順書、FAQ、会議議事録などそれこそ膨大な資料が存在すると思います。でも読み返すことって意外となかったりして、疑問が出てきたら、まわりの社員に尋ねたりしてるのではないでしょうか? いざ自分で調べてみようと思っても、どこにその資料があるかわからなかったり、または存在することも知らなかったり。 せっかくつくった社内のナレッジを上手に共有できていないのはもったいないですよね。リモートワークが多い今の時代ならなおさらです。 ということで今回はオートロンを

自動生成系AIによるプレゼン資料作成 各種ツールの比較 ver. 2024年春

0. はじめにAIによるプレゼン資料自動作成はAIのビジネス, 学術活用のテーマの中で非常に魅力的な分野と思います。昨年度は数多くのスライド自動作成AIがリリースされました。今回のテーマはその中から自分が実際に使ってみて, 使いやすい, デザイン性が優れている, 価格が安いなど有名どころのAIを比較検証してみました。 プレゼンスライド作成と一口に言っても, 利用用途によって作成難度が極端に変わると思います。例えば, 簡単なPR, 講座, 勉強会で一般的な知見を発表するスタ

社内ナレッジ共有GPTの作り方を動画で徹底解説【GPTsハッカソン@GMO Yours最優秀賞作品】

前書き本記事では、2/27に開催されたGPTsハッカソン @GMO Yours で優勝した社内ナレッジ共有GPT『Share Knowledge In Your Company』と『FAQ collector』の作り方をご紹介します。 2024/02/27 に行われたGPTsハッカソン@GMO Yoursの最優秀賞作品です。 私(製作者自身)が動画で解説し、作り方も全文公開します。できる限りみなさまのお役に立てるように解説をいたします。 長文なので大変だと思いますが、解説