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ザ・クロマニヨンズは一番理屈から遠いところで、ただ毎年一枚アルバムを作りツアーを続けている。【甲本ヒロトに学ぶ人生を楽しむ方法】

甲本ヒロトは実在している。
そして、自分もその時代に生きている。

ザ・クロマニヨンズは一番理屈から遠いところで、ただ毎年一枚アルバムを作りツアーを続けている。
それをやってるのがヒロトさんとマーシーさんだと思うし。理屈つけずに「やるっきゃないでしょ」「俺たちは俺たちでこれが楽しいから」って言ってるのがヒロトさんとマーシーさん。
一切の言い訳をせずにあの人たちはロックンロールをやっていて。

横山健

アルバムを1年に1枚出し続けることについて

ひとつには、僕とマーシーが別々に曲を作るから、一人あたりの負担が少ないっていうのもあると思う。それもあるし、人それぞれの、バンドのやり方があると思うんだけど、すごく大層なものを目指されている人が多いと思う。僕たち、高尚なことをやろうとか難しいことをやろうとかじゃなくて、自分たちが楽しければそこで完成なんです。だからそういうハードルの低さみたいなのがあるんじゃないかな。

甲本ヒロト

カッコよく居続ける甲本ヒロトに
私は時々、勇気をもらいます。


そんなヒロトが、
自身がロックに目覚めた時の事を次のように語っています。

そんな頃にね、ロックンロールに出会ったんです。
中1だったかな、たまたまラジオを流しっぱなしに聞いてた時に、
突然、自分の体が、なんかこう、震えて、涙が止まらないんですよ。
じゃーじゃー出るんです、涙が。

そんで、声も嗚咽を漏らして、うわーんって泣いてるんですよ。
何が起きたか分かんないんですけど、
たぶん感動したんだと思うんですね。
でも、何に感動してんだか分かんなくて、
部屋中見渡しても分かんなくて。
「あれ、もしかしたら……音?」って。
「僕はこの音を聞いたらこんなんなれるんだ」と気づくのに、
すげえ時間かかりました。
で、その時初めて、やりたいことが見つかったんですよ。
「もう1回聞きたい!
今みたいに、わーんって泣いて、
感動ってやつをしたい!」

これこそ、天命との出逢いですね。

ちなみにその時の曲がこれだといわれています。
普通の人間の私には、1度聞いて感動して涙することはありませんでした。

甲本ヒロトは、天命を尽くし
歌っているのかもしれないですね。


ヒロトがロックンロールに出会ったという曲
Manfred Mann – Doo Wah Diddy Diddy


僕にとってね、勉強なんてものはないんだ。
学ぶことは何もないの。楽しむだけでいいんだ。
そこから何かを学ぼうとか、
ちょっとでも賢くなろうとか、
自分の得になることにつなげようとか、
そんなことは、これっぽっちも考えないですよ。

甲本ヒロト

焦らないで、本当に楽しいものに出会うのを、
待っていて欲しい。

甲本ヒロト

泣いている場合じゃねえ、
死ぬまで爆笑できるんだぜ、この世界はよぉ

甲本ヒロト

「別に成長なんてできなくてもいいから、
常に楽しいことをしたい」
と公言する甲本ヒロトは、
めちゃくちゃ「パンク」だと思います。


イギリスには、
レノン・マッカートニーがいた。
日本には、
ヒロト・マーシーがいる。
しかも、2人はまだ現役だ。

こんな幸運はそうそう無いぜ。

見ようと思えば、生のヒロトもマーシーも見ることができるという幸せ。


ザ・ブルーハーツをCDで聞きまくった。
ライブに行くなんて発想自体がなかった。
ザ・ハイロウズを野外フェスで見た。
しびれるくらい、カッコよかった。
ザ・クロマニヨンズをライブで見た。
こんな大人になりたいと思った。

個人的には、
ザ・ブルーハーツはパンク。
ザ・ハイロウズはハードロック、
ザ・クロマニヨンズはその間の音楽性ではないかと思っています。

歌詞の面では
ザ・ブルーハーツは分かりやすい内容で反政治的な歌詞も多く、
ザ・ハイロウズの歌詞は抽象的でシュールな内容が多いですね。
ザ・クロマニヨンズの歌詞は年齢を重ね、シンプルな内容が多いです。

一言で言うなら、
ザ・ブルーハーツは、ピュア。
ザ・ハイロウズは、リアル。
ザ・クロマニヨンズは、シンプル。
なのではないかと、個人的には思っています。

3つのバンドを経て
やりたいことを模索し、
その針の方向を3つ目の
今のバンド「ザ・クロマニヨンズ」で体現しているように思います。
右に大きく振って、
それから、左に大きく振って、
最終、真ん中みたいな感じで落ち着いたみたいな。

自分たちが楽しければそこで完成なんです。

ザ・クロマニヨンズは一番理屈から遠いところで、ただ毎年一枚アルバムを作りツアーを続けている。

一切の言い訳をせずにロックンロールをやっている。

つまり、

人生は、楽しんだもん勝ち。
ってことだと思う。

「何をやるか」じゃなくて、
「どんなふうにやるか」

甲本ヒロト

僕は楽しいから、
成功していると思う。

甲本ヒロト

好きなものを作る、
それだけをやる
ってなるとブレない。

甲本ヒロト

人生をね、
棒に振りたいんだよ。

甲本ヒロト

誰のようにもなりたくない。

甲本ヒロト

人の評価なんか
どうでもいいし。

甲本ヒロト

長く生きてるほうが
絶対おもしろいよ。

甲本ヒロト

楽しいと思った瞬間、
そこがゴール。

甲本ヒロト

ありがとう。なんか元気出たよ。

楽しめ、人生。貫け、自分。
ってことね。


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