過去世から幸せを受けとる
2021年ごろから、Jessieのペンネームで活動を始めました。
……が、私は肉体的ルーツが海外にあるわけではありません。
ではJessieの名前はどこから来たのか?
お世話になっている霊能者さんから、使うことを薦めてもらった名前なんです。
Jessieは私の過去世の名前。
霊能者さんによれば、Jessieさんはスコットランドに住んでいた女性で、私が経てきた過去世たちの中でいちばん幸せな人生を送ってきたとのこと。
Jessieさんの名前を借りることで、彼女の感じた幸せを私にも持ち込むことができるのだとか。
素敵な意味づけだな、と思ってこの名前を使うことにしました。
Jessieさんについて興味が湧いた私は、霊能者さんが教えてくれた以上のことが知りたくなって、自力で瞑想の中からJessieさんのことを知ろうとしはじめました。
私の感覚では。Jessieさんは1860年代のスカイ島にいた人だという感じがしています。
金銭・身分的に裕福だったわけではないけれど、優しいお母さんとかわいい弟がいて、穏やかな毎日を送っていたようです。
もしかしたら空想好きな彼女にとっては、「平和だけどちょっと退屈」と感じられる日もあったかも。
地元の教会かどこか……ウエディングドレスも大きなケーキもないけれど、両手をちょっとあふれるくらいの親しい人たちに祝ってもらって、みんなで集めたごちそうが並ぶテーブルが準備された、すごく幸せな気持ちになる結婚式が視えました。
子どもが生まれた感じはありません、夫婦仲はよくて、2人で楽しく暮らしていた感じがします。
霊能者さんからは追加で
今の私が豪華なもの、特別でおいしそうなものが好きなのは、Jessieさんだった頃から持ってきている憧れの気持ちがあるから
物語を書く、という形ではないにしろ、想像をふくらませたり空想したりすることは当時からやっていたのではないか
という感覚があることを教えてもらえました。
言われてみれば私は昔からチェック柄(タータン)が好きだし、ショートブレッドが好きだし、崖の上から見る海に沈んでいく夕日に憧れがあります。
以前は漠然と「ショートブレッドはイギリスのお菓子」と思っていたんですが、ショートブレッドはスコットランドのお菓子だし、よくよく感じとってみたらロンドンは憧れるけどあまりなじみのある感じはしなくて。
つまりは「行きたかった都会」なんじゃないでしょうか。
今はすごくスコットランドに行ってみたくて。
どこかでJessieさんの軌跡を見つけられたら楽しいな、とわくわく考えたりしています。
一方で、Jessieさんの人生を「幸せしかない、完璧だったもの」として理想化することはしていません。
人間だったからには、ままならないこととか、腹立たしいこと、悲しいこと……あったのだと思います。
それでも霊能者さんが「経験した中で、いちばん幸せな人生」とピックアップするからには、Jessieさんが抱く人生全体に対する印象が「なんだかんだ楽しかった」なのではないでしょうか。
だったら私は、Jessieさんが感じた幸せの感覚に焦点を合わせて、幸せにあやかりたいと思っています。私の創作人生も幸せであるように。
夕日に光る弟の髪が亜麻色で綺麗だったこととか。
朝露に濡れた草の上をくるくる踊りまわる足元の感覚とか。
使いこんだ木のテーブルを拭く時の手触り。
ふと外に出た時に見上げた星空。
断片的だけど、思いを馳せるとすごくすごく幸せな気持ちが湧いてくる、五感や景色がいくつかあります。
Jessieさんは、読み書きが心もとなかった感じがするんです。
学ぶ機会がなかったのか、他にやるべきこと、興味のあることがあっておろそかにしていたのか。
だから彼女の空想は紙に書かれた「物語」という形で残されることはなかったのでしょう。
同じく空想好きな私は、彼女とは少しだけ違う方向をむいていて、物語を書き残して歴史に残りたいと思っている。
せっかくなら幸せの感覚と一緒に、彼女の空想力ともつながりを持てたらと思っています。
Jessie Somerled
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