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ペット保険に入っておけばよかった!話
こんにちは。│亜麻《ああさ》です。
サムネはうちのわんこです。名前はモカ。13歳の男の子。
他のトイプーちゃんよりちょっと体が大きめで、食いしん坊で、人懐っこい活発な子です。
7歳を過ぎてシニア期に入ってからもその個性は変わらず。
お散歩していると犬の年齢を尋ねられることがありますが、シニア期以降に年齢を伝えると「あら! 元気ね!」「若いね!」と驚かれることがほとんどでした。
……ところが。
血液検査をして病気が見つかってから急に通院とコンスタントな投薬が始まり、状況は刻々と変化しています。
あんなに走りまわるのが大好きだったのに、今は立ち上がるのに手助けが必要で、なんなら「ペットの介護」を視野にいれ、暮らしの中でいろいろサポート・環境調整をしています。
病気をなくすことはできないし、それはおくすりを続けながら付き合っていかなければいけない種類なのだけれど。
他の面で後悔がひとつ。
ペット保険、入っておけばよかった……!
もしペット保険のことがちらとでも頭をかすめるなら、子犬の頃から入っておいて損はないと思います。
その時にならないと実感が伴いづらいものですが、ペットの通院費めちゃくちゃ高い……!
同僚が「2週に1回、2万円」と言っていましたが、私は毎週ペースで通う必要があった時期がありました。これからも出てくるんじゃないかな。
我が家もペット保険を検討しなかったわけではありませんが、時期が遅すぎて入れませんでした。
人間の保険と似たように、病気があると入るのが難しかったり、シニア犬だと入れる年齢の上限が決まっていたりして、「病気が良くなるまで様子見」している間に上限の年齢を過ぎてしまったんです。
動物病院の待合室で、ペット保険の保険証の話をしているスタッフさんと飼い主さんを見ると「ああー。考えてるな」と若干羨ましくなったりします(笑)。
さらに言うと、うちのモカ。食いしん坊で好き嫌いなんてほとんどしてこなかったのに、急にドライフードをあまり食べなくなってきました。
それよりも香り強めのおやつとか、ウェットフードの方への食いつきはよくて……。
私の観察では、
年をとって寝ている時間が増えてくる
↓
鼻が乾いているのがデフォルトになってくる
↓
匂いをキャッチしづらくなる
↓
香りの強いものにしか反応しなくなる
というサイクルが発生しているものと思われます。
これはもう、無理矢理「食え!」というわけにもいかないしとてもそんなことはできないので、モカの好みに合わせて栄養のあるものを見つけていくしかできません。
とはいえもし、今後ウェットフードの比率を上げていったり、100%ウェットフードにしたりしていくと、ウェットフードもドライフードに比べると割高だったりするので通院費に上乗せされてくるわけで。
ペット保険……! 入っておけばもう少しラクだったかも……! と再び後悔しているのです。
私は加入経験がないから、どこのペット保険が良いとかは言えません。
でもこれから犬猫を飼おうと思っている方、子犬、加入できる年齢以下のペットを飼っている方へ。
ペット保険、ぜひ入ってください!
ペット介護の本によると、犬って年齢を重ねるペースが人間より早いので、「1週間で寝たきりになることも少なくない」そう。
私たちも部屋の歩きやすさをととのえたり、ペット用おむつを買ったり……数週間前までは考えてもいなかった支援を始めています。
進行してきた時は突然のことにショックでもありましたが、現実を見て見ぬふりするのはモカにとって暮らしづらい環境を放置することなので、心の整理は早々につけました。
一緒にするのは違うかもしれないけれど、これまで発達支援とかの本を読み漁ってきて、親・保護者には「障害受容」のプロセスがあることを把握していたのも大きかったかもしれません。
ペットの病気の進行と急速な変化、環境調整って、ちょっと発達育児の
「子どもに診断名がつく→親が受け入れて支援に目を向ける→環境を整えていく」の流れに似ている気がします。
私たちにできることは、モカが望むかぎりおいしいものを食べてもらって、できるだけ快適に過ごしてもらうこと。
でも……! もっと年若いペットをお飼いになっている人たちは……! まだペット保険間に合いますから……!
加入を迷っている人がいたら背中を押したいし、「必要か?」と思っている人には私たちが現在進行形で経験している変化のスピードと医療費の話を提供したいくらいです。ここに書いているように。
ペットを愛する人みんなが、幸せなペットライフを送れますように。
後日談:
│亜麻《ああさ》
余談:
「モカの介護が必要になるかも……!」
となった時に、本屋に駆けこんで買ってきた本がものすごく役に立っているのでおすすめさせてください。
若山正之先生著『老犬生活完全ガイド』(高橋書店)です。
以下に犬が快適に、飼い主が身軽に、気楽に介護生活を送れるかという視点からサポーティブに書かれた本で、心構えから実際のノウハウまで、カラフルでかわいい図や写真つきで解説されています。
ここで基本的な知識を得て、もっと詳しく知りたいことは獣医さんに聞いたりネットで調べたりしています。
実は私が駆け込んだ本屋さんには老犬介護の本がこれ1冊しか見当たらなかったんですが、置いてあるのがこれで本当に良かった……!
介護生活の見通しが持てて、安心感を与えれくれた本です。よければぜひに。
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