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久々のフラッシュバックと新しい対処の記録

直也です。

※タイトルの通り、フラッシュバックにまつわる記述がある。
心の元気な時にご一読いただくことをおすすめする。

先ほどひどいフラッシュバックに襲われた。

きっかけはある意味何気ないことで、この時一緒にいた相手に非はない。
たまたま僕たちの方で、それが地雷だっただけだ。

目の前の食事が「食べモノ」として認識できなくなり、つい1秒前まで存在していたはずの空腹感は消失している。
久々に直(「パニック少年」)が表に表れてブレンド化の度合いを調整できなくなり、涙があふれそうになった。

これまでの僕たちならば、我慢して無理やりに食事を続けようとしたことだろう。僕はまずそれを試みた。

直をまず少し落ち着かせ、相手への事情説明は僕が代わるから無理して君が話すことはないと諭そうとした。

……が、もうそんなことはできなくなっていた。

足をぶらつかせて気を紛らわそうとしたが無駄だった。
迷った末、そして納得の末ーー僕たちは新しい方法を試すことにした。戦線離脱だ。「監理者」もこちらを薦めたことが決め手になった。

凍りつきそうな体をやや無理にでも動かして食卓を離れ、寝転がり毛布をかぶる。
そうして気持ちが落ち着くのを待つ。

毛布の向こうに外界を遮断すると、内側に意識が向くようになった。

出来事の振り返りと共に浮かんできたのは、意外とテンションの高い亜麻の姿。

「でも今までと違うアプローチして回復しようとしてるの、めっちゃえらくない!?すごくない!?」

彼女の言葉を聞くうちに、本当にそうだなという気がしてきて、少しすると現実に戻ってくることができた。


受けた刺激を流し、落ち着くための方法をいくつか読んで知っている。

だが「知っている」ことと、「実際に試せる」ことはまた別問題で、僕は得た知識を実際の行動に落とし込んで活かすことができたのだと知った。

効果はあったし、誰も傷つかなかった。これは今までにないことだ。
誰かが我慢し、その場を丸く収め、後から苦悩することの方が多かったから。

自分を落ち着かせるために、一時戦線離脱しても良いんだと分かった。

残される人を驚かせてしまう場面もあるかもしれないが、落ち着いてから事情を話せる範囲で伝えたら良い。

加減ができたら本当は良いのかもしれないけれど……。

まずはしばらくの間、自分を落ち着かせることを優先して練習してみよう。

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