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サイバーセキュリティ

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2020年4月の記事一覧

米調達規則に関するカスペルスキー社の製品除外規定(2018年10月1日から)

米調達規則による除外規定少し古いですが、2018年6月13日にInternet Watchの記事に米国がカスペルスキー社の製品等を除外していたので、紹介します。

記事中にある「米政府におけるカスペルスキー製品の使用禁止」とは、
2017年9月14日にPCWatchの「米国土安全保障省がカスペルスキー製品の排除を通達」の記事中に
「連邦政府機関においてロシアのセキュリティ会社「Kaspersky

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内部不正対策における痕跡データは5W1Hなのか?

 組織内に保存されていたデータが外部に流出されてしまう/しまった、といった内部不正対策/内部不正発覚後の調査を実施するためには、ファイルやサーバへのアクセスログ、通信ログ、ユーザの振舞いなど、痕跡データが重要になります。
 このとき、よくいわれるのが5W1Hの痕跡データがあるかということですが、意外と5W1Hではない説明が見受けられます。

 そもそも、5W1Hとは①Who(誰が)、②When(い

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DoD(米国防総省)のテレワーク指針を紹介

DoD(米国防総省)のテレワーク指針を紹介

2020年3月にDoD(米国防総省)からテレワーク指針が公表されていました。これを分かりやすく訳しつつ、一般的にも活用できるように紹介します。

■ネットワーク利用すること(Do)・一日の終わりにVPN接続からログオフする。
・接続に問題が発生した場合、ITサービスデスクに連絡する前に、まずインターネット接続を確認する。
・会社が承認したファイル共有サービスや機能を使用して、他のユーザとファイルを

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【書籍】「今からはじめるインシデントレスポンス」が4/17発売

【書籍】「今からはじめるインシデントレスポンス」が4/17発売

「今からはじめるインシデントレスポンス--事例で学ぶ組織を守るCSIRTの作り方」が発売されました。

第1章 インシデントとは1-01 サイバー空間を取り巻く脅威
1-02 インシデントとは何
1-03 インシデント対応を無視できない理由

第2章 CSIRTの基礎知識2-01 インシデント対応の要・CSIRTとは
2-02 レジリエンスに欠かせないインシデント対応
2-03 政府が推奨するCS

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