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沖縄のココ❣️『浦添市美術館〜あつまれ!龍』

芸術のことなんてまったく分からなくて

だから自分の目と感性でしか見られないけど

好き♥️

なんですよね。。絵画みるのとか、美術展🌻


『浦添市美術館』へ  =͟͟͞͞ ( ˙꒳​˙)

常設展


龍  好き🐉♥️


私物のスカジャン‪𐤔𐤔‬


展示は5ブースになっていて
「琉球王国の漆器」→「近現代沖縄の漆器」→「漆器に描かれた龍」→「霊獣ー鳳凰・麒麟・獅子ー」→「令和5年度 新収蔵品展」
の順路になっています。

第1室「琉球王国の漆器」から

朱漆巴紋石畳沈金足付盆
しゅうるしともえもんいしだたみちんきんあしつきぼん

食籠(じきろう)や酒入れなどを載せて祭事に用いたほか、首里城内では国王に食事やお茶を差し上げる際にも使われていたようで、琉球の尚王家の紋章である左巴紋が沈金技法で施されています。
底裏に、琉球王家ゆかりの品に記される「天」の文字と団扇のような印があることから、王家にまつわる道具だったことが伺える と✏︎

黒漆花鳥人物螺鈿刀掛
くろうるしかちょうじんぶつらでんかたなかけ

刀掛って、その名の通り刀を掛けておく道具なのですが、部屋飾りとしても使われたんですって。
この刀掛の文様はすべて、薄く加工した貝を切り取って貼り付ける螺鈿技法が用いられています。

琉球漆器の技法


漆塗りって、見れば見るほど滑らか すべすべツルツルで…キレイ✨

漆塗り漆器


第2室「近現代沖縄の漆器」

黒漆トロフィー

誰がこんなものを作ろうと思いついたのか…


手板
手板の中で使用している貝の種類


第3室「漆器に描かれた龍」

黒漆龍螺鈿盤
くろうるしらでんばん

龍とは?
龍は想像上の動物で、蛇のような長い身体が特徴です。
その伝説は世界中に存在しており、インドではナーガ、西洋ではドラゴンとして知られています。
中でも中国で確立された龍のイメージが日本や琉球に伝わりました。
その姿は、身体が長く、角と髭があり、鱗をまとい、足を持ち、指には鋭い爪がある姿で主に描かれます。
特別な能力を持ち、水に棲み、時に天に昇れば地にも降り、変幻自在であるといいます。特に水との関係が深く、雨や雲、雷に影響を及ぼします。
龍は、鳳凰・麒麟・霊亀とともに四霊と呼ばれ、その中で最も位が高いとされる強い霊獣です。

浦添市美術館


想像上の動物なのに、多少違えど世界各地で共通してるのが不思議。


黒漆雲龍堆金(くろうるしうんりゅうついきん)パネル

“文様には堆金技法を用い、表面に施した金銀のグラデーションと、堆金技法の特色である凹凸による立体感で、生き生きとしたリアルな龍を表現しています。”


さまざまな龍
龍は雲を得て天に昇るといわれることから、雲とともに描かれることが多くあります。
一方で、水に棲む姿として水の中の生き物や波の表現とともに表されたり、まだ天に昇らず地でとぐろを巻いた蟠龍の姿で表されることもあります。
また、インドでは、ナーガ(龍)が釈迦や仏教を守ると信じられており、仏教が伝わった中国や日本でも、仏画や寺院の装飾、仏具に龍が表されました。

浦添市美術館


黒漆雲龍螺鈿大盆
くろうるしうんりゅうらでんおおぼん

直径85cmもある大きなお盆です。
ここまでの大盆は数例しか確認されてなくて貴重なんですって。

どんな豪華な食事を載せたのか気になるところ𓌉𓇋 ‎🤍 ̖́-


第4室「霊獣ー鳳凰・麒麟・獅子ー」

鳳凰
鳳凰は、龍と同じく想像上の動物で、鳥類の長であり瑞祥を表します。
その姿は頭には鶏、顎は燕、頸は蛇、背は亀、尾は魚で、色は黒・白・赤・青・黄の五色であるといいます。
しかし、時代によって変化が見られ、今では孔雀に似た姿がなじみ深いでしょう。
鳳凰は天下の乱れを知り、世の中が平和になるときに姿を現すと伝えられていることから、幸運の前触れとされています。
龍が皇帝であるのに対し、鳳凰は皇后のシンボルともされています。

浦添市美術館

*瑞祥:めでたいことが起こる前兆。吉兆。

まったくもって不穏な世の中ですから…
いったいいつになれば鳳凰がお姿を現されるのやら🐦‍🔥

黒漆桐鳳凰螺鈿東道盆
くろうるしきりほうおうらでんトゥンダーブン

鳳凰は桐の木に宿ると言われることに由来する文様。
貝を加工する技術がだんだん向上して、18世紀にはこんなにも大きな貝片を作れるようになったそう。


朱漆龍鳳凰蜜蛇絵扇形重箱
しゅうるしりゅうほうおうみつだえおうぎがたじゅうばこ

蓋に龍、側面に鳳凰を蜜蛇絵技法(油と顔料を混ぜた材料で文様を描く技法)で表した扇形の重箱。
龍と鳳凰を同時に描くことで、最高におめでたい様子を表しています。


麒麟文銅鈴
きりんもんどうれい

麒麟
麒麟も想像上の動物で、単に麟と呼ぶこともあります。
獣類の長であり、中国では徳のある天子の世に現れ、良い兆しを表す存在とされました。
一角を持ち、身体は鹿、頭は狼、尾は牛、脚は馬の姿とされますが、時代によって変化します。鹿に似ており、全身に鱗を持つものもあります。

浦添市美術館


木彫金箔押麒麟像
もくちょうきんぱくおしきりんぞう


なんかちょっと抜けてる感があって愛らしい♡⃛

麒麟も鳳凰と同じく“幸運の象徴”なんですねー
時代が変わっても、幸運を求める気持ちは誰しも同じ🍀.*


獅子
獅子は、百獣の王・ライオンをルーツとします。
西方から中国h伝わり、その勇ましい容姿から、邪気を払う魔除けの意味を持つ吉祥文として定着していきました。

浦添市美術館
朱漆玉取獅子沈金膳
しゅうるしたまとりじしちんきんぜん

“玉を中心に紐をくわえて戯れる四頭の獅子を沈金技法で細やかに表した膳。毱とともに表された「玉取獅子」の文様は、強い男子を得るという子孫繁栄の意味合いが込められています。“



漆塗りってほんとキレイで素敵✨️

でもー。。

販売↓


ぐい呑みとか菓子入れ
アクセサリー
重箱・皿・椀・箸
皿・箸・手鏡

漆塗りって…
やっぱり随分お高い:( ;´꒳`;):

目の保養だけさせていただくことにしよう🌷


『浦添市美術館』
浦添市仲間1丁目9-2
駐車場:あり
営業時間:9:30〜17:00
定休日:月曜日


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