「成長を促す」ことが人生のテーマ。 人だけでなく、市場も成長する。 「学びの提供」は教育業界にとどまらない。
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「成長を促す」ことが人生のテーマ。 人だけでなく、市場も成長する。 「学びの提供」は教育業界にとどまらない。

JDSC

こんにちは!広報Kidoです。2回目となる「CXOインタビュー数珠繋ぎ」。
今回は、デベロップメント部門の部門長である冨長さんにインタビューしてみました。
本人が「一期一会を大切にしてきた」という通り、一見、一貫性が無いように見えるキャリア。でも、実はそこには、「学びを提供したい」「成長を促したい」という人生のテーマがあったのです。

技術の最先端を追いかけるだけでは勝ち残れない。「技術をどこに適応させるか」の目の付け方が大事な時代になる。

Kido: 冨長さんは、一社目から「教育に携わりたい」と思っていたわけではないのですよね?

そうですね、新卒の時は、世界を市場とする会社で働きたいと思って、ソニー株式会社に入社しました。当時、沢山の日本の企業が世界に出ていたので、海外拠点がある会社のどこかで、いろんな人と働いてみたいと思っていました。その点、ソニーは、売り上げのうち、日本の比率が約3割だったので、海外でのビジネスの方が大きいということは、海外拠点での勤務に期待が持てました。

しかも、当時の社長が、「ネットにつながるサービスしか今後はやりません」と宣言していたので、新しい技術に触り続けられると思いました。正直、新卒での入社の場合、どの部署に配属されるかは自分では選べないので、どこに配属されても、ちゃんと最先端の技術に触れることができる、と思ったのでソニーに入社を決めました。

Kido: そこから「教育」に気持ちが向いたきっかけは何だったのでしょうか?

10年以上働いているうちに、技術だけでは戦えなくなってきていると気づいたんです。技術の軸だけで戦うにはGAFAのような巨大IT企業が有利なんですよね。当時ソニーは、音楽なら音楽専用機器、映像なら映像専用機器、など、専用機を出していくビジネスだったのですが、それらは全てスマホに吸収されていきました。じゃあスマホをマネできるかというと、ネットサービスを握っている側の方が有利で。Googleはもともと検索だけだったけれど、2007-8年頃、アンドロイドが出た後は、全部そこに融合していく流れになりました。当時、技術の先端を追うだけでは、日本の会社としては戦えない時代なんだな、と思いました。

もちろん、ソニーでは、当初やりたかった通り、技術のトレンドを追いかけていました。モバイルアプリでグロースして、データ分析をしてグロースして・・と。でも、それだけでは戦えないなら、今度は、「技術をどこに適応させるか」の目の付け方が大事な時代になると思ったんです。つまり、テクノロジー × ドメインで戦えば戦い方はあるので、日本で働くならドメインを決めたいと思ったのが転職のきっかけです。

そこで、クロステック(×Tech)で考えました。当時、「教育×Tech」、「医療×Tech」、「ファイナンス×Tech 」など、いろいろありましたがが、ドメイン決めるにあたって「自分が最も興味があるのは何だろう?」と思った時に、「学び」をテーマしたいと思ったんです。今まで技術の最先端を追いかけてきたのも、学びたいという意識からなんですよね。自分は学ぶことが苦ではないし、むしろ楽しんでやってきたことだと気づきました。

親の職業に就く子供が多いのは、明文化されていないコツが伝授されているのでは?何事にもコツがある。そういったコツが世界に流通して、皆が成長できたら。

Kido: 自分自身が学ぶのが好きだから、「学び」をテーマにしたということですか?

自分自身もそうですが、他の人も含めて、「人ができることが増えて、成長している感」みたいなのが好きです。世の中には、知られていないコツがあるな、と思っています。よく親の職業に就く子供が多いのは、明文化されていないコツが伝授されているからだと思うんです。例えば私が政治家になりたいと思っても、やり方からして分からず難しいのですが、政治家の息子は、私よりはなりやすいはずです。

また、過去に5日間の合宿で絵を習う、というのをしたことがあるのですが、その5日間で、本当に描くのが上手くなりました。そこで学んだのは、絵の描き方よりも、ものの見方を習いました。他にも、私はジョギングが趣味なのですが、ジョギングの型を習った時に一気に上手くなったりして、やはりコツがあるんだな、と思いました。だったら、こういったコツというか知見が世の中に流通して、皆が成長できたらいいな、という気持ちがずっとあったのです。


Kido: 株式会社COMPASSでは、どのような仕事をしていましたか?

CSOとして、人がいないところをとにかく何でもやりました。組織体制を整えるために、旧知のPMに来てもらって一緒に組織を作ったり、事業開発として、研究開発段階で結果が出ないかもしれないAIのチャレンジを進めるために、お客さんと話をして、建付けを整えたり、小さな組織だったからこそ、会社の仕組みを大企業にいたときよりも広い視点で考えられるようになりました。なにより、AI×ドメインの視点でプロダクトを作ることを一通りやり遂げられたので、今の自分の仕事の大きな資産となっています。

Kido: JDSCも教育業界の仕事はありますが、100%教育を行っているわけではないので、JDSCへ入社しようと思ったのは何かきっかけがあったのでしょうか?

「学び」をやりたいと思って教育業界に行くと、どうしても「教え方」の議論になるんです。「どうやったら子供が成長するか」など、教える側が世界を知っている前提で、「どう教えるか」を考えることに時間を使います。私は自分自身も学習者でありたいと思っているのと同時に、大人も、つまりは教える側も、成長して変わっていくことが世界を変えるのに大事だと思っていたので、「学び」を考えた時に、教育論に閉じるのは良くないな、と思いました。これは、学びの世界に飛び込んだからこそ分かったことですね。「人が新しいことを学んで、成長していく」というもっと広い視点での学びの世界に行きたいと思いました。

なので、子供に限らず、自分を含む大人を対象にし、学校教育に限らず広い範囲での学びをテーマにビジネスをしている企業を次に考えました。そういった意味で、教育をドメインの一つに掲げつつ、広範な市場へのインパクトを出そうとしているJDSCに魅力を感じました。しかも「市場に対してコツを教えていく」という意味で、これも「教育」なのだと思いますし。自分のキャリアの連続性を失わずにいつつも、広い範囲で「学び」の場で活動できると思いました。

また、教育業界にいると、教材に依存しているので、最先端の技術を必要としない時があります。となると、自分が「テクノロジー×ドメイン」と言っているのに、テクノロジーの先端は追いかけていけなくなり、陳腐化していくと、今後戦えなくなってしまうと思いました。教育業界だけで見ると、AI要素はアダプティブラーニングという狭い範囲での活用だったので、AIを広い業界で活かし、技術的に最先端を追いかけているJDSCを魅力に感じました。

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非競争領域なら、競合する会社同士でも、産業共通課題を見つけて一緒に世の中を良くしていける。難しいのは分かっている。だからこそやる。

Kido: でも、JDSCの面接で、CEOに何度も「無理なのでは?」と聞いた話があるそうですね?

そうなんです。同じ業界の競合のところに売り込んでいくのって、普通に考えたら無理なのに、やろうとしてると聞いて、衝撃を受けました。「同じものを他社に売るって無理じゃないですか」というのをCEOの加藤に面接でしつこく聞きました。でも、非競争領域で、協力した方がお互いにメリットがある部分なら、経済原理からいっても、互いに協力してコンソーシアムを組めるものだ、という話をされたのです。実際に難しいのは分かっているけれど、それを信じてやることが、それがUPGRADE JAPANの道なのだ、というのは説得力がありました。聞いているうちに「なんかおもしろそうだな!」とワクワクしてきて。

もともと、「世界を良くするのに、人の善意だけに頼るのは、システムとして脆弱だな」と思っていたんですよね。ちゃんとビジネスの力を利用して、「人の欲望に従って動くと、世界がきれいになる」そういうものをずっと作りたいな、と思っていたので、その考え方と近いな、と思いました。

Kido: 今、JDSCではどのような仕事をしているのですか?

需要予測サービス demand insight の導入支援プロジェクトにおけるPOをしています。事業開発で、プロジェクトマネジメントという自分の強みをAI分野で活かせることと、SCMという自分自身にとっての未知の分野を知る楽しさがあります。また、新規ビジネス(RPA、インキュベーションプログラム)の立ち上げもしています。RPAを提案をしたところから、その分野に強い方を経営陣から紹介いただいて立ち上げ中です。結果的に学びの要素あり、ビジネス的な重要性もありのものになりそうで、ワクワクしています。その他にも、インキュベーションプログラムがいくつか動いていて、その立ち上げ支援をしているので、今までやってきた新規事業立ち上げの知見が助けになればと思っています。

Kido: デベロップメント部門の部門長としてはどのようなことをしているのですか?

今は組織の立ち上げの時期なので、きちんと今まで皆がやっていたことを吸い上げて仕組化をし、問題点を吸い上げて解決するフェーズです。過去半年ぐらいは、プロセスの標準化をやっていたので、今は標準化されたものをプロジェクト内で活かしていくという、インプリをしているところです。組織が内向きにならずに、外に向けて動いていく組織を作りたいのです。これまでは、「案件に対して技術的にどう解決すればいいか」というとことを考えていましたが、今は「それをしっかりデリバーするには、エンジニア主体でどう動いていかないといけないか」を考えられる組織にしたいと思っています。そのための仕掛けを作っていきたいです。

また、デベロップメント部という組織としてではなく、エンジニア一人一人として見た時に、皆が活躍していくのをサポートしていきたいです。皆が今何をやりたくて、どっちの方向に向かいたいのかを聞いて、組織がそれをどうハックしていくか、というのを考えています。

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一人が何か気づいたら、組織の血肉にしようとう姿勢。皆が成長に対して貪欲で、それを会社が後押しする。

Kido: JDSCに入社してみて、どうですか?想像と違ったところはありますか?

広範なエリアでインパクトを追いかけているのは想像通りでした。想像以上だったのは、みんな自分の成長に対して貪欲で、会社もそれを後押ししてくれるところですね。例えば「Upgrade JDSC DAY」(隔週で丸1日、勉強や研究に業務時間を使って良いという制度)もそうですけど、Slackの「Book Share」のチャネルにも驚きました。バンバン情報が流れますよね。本を買ったり、研修受けたりしたものの共有がすごい勢いで流れていきます。勉強会も頻繁に開催されますし、「組織の学び」として、毎週のコーポレート会議で、ヒヤリハットやべスプラを共有しているのもすごいなと思いました。「一人が何か気づいたら、組織の血肉にしよう」という雰囲気がそもそもすごい良いと思います。

組織によっては、頑張ったアピールをした時に白けると思うんです。それが、JDSCの場合は「いいね!いいね!」だし、「皆が頑張っているから自分もやろう!」っていう雰囲気になるのですよね。

別の側面から見ると、「自分自身が学ぼう」というのだけでなく、自分が知っていることを、どんどん組織に還元しようとするところもすごいな、と思っています。

例えば、入社して一番に驚いたのは、Slackにtimes-gorilla(タイムスゴリラ)というチャネルがあって、質問したら何でも皆が答えてくれるんです。(チャネルのトピックには、こう説明がついています。無知でも恥じずに聞ける「チンパン文化」発展のためのゴリラタイムスチャネル。)他にも、「新しいRPAやります」と誰かが書いたら、「こんな使い方あるんじゃないですか」とか、アドバイスくれるし、書く方も「こういう案件があるのですけど、誰かアドバイスください」って普通に質問して、皆が答える、というのが自然にできています。みんなの知見が寄せ集まって、大きな仕事になっていく、ということが自然にできているこの文化がすごいな、と思いました。

Kido: 想像と違ったというより、想像以上だったのですね。冨長さん自身が何か刺激をうけたことを一つ教えてください。

自分がプロダクト開発からビジネスを作ることをずっとやってきたのに対し、コンサルティング出身の人は違う発想を持っているので刺激になりました。物がなくても切り込んでいける人がいる、というのが衝撃でした。私の場合は、しっかり売り物が決まっている状態で、「こういう商品をご用意しました」という話の仕方しかなかったのです。とりあえず入っていって、話を聞いて、その中から案件にしていくんですよね。売り物がない中で、人から要望を聞いてシステムにしていく、はじめは手ぶらで入っていくというのがすごいです。

私としては、入社前にビジネス部門に配属されると思っていたぐらいです。デベロップメント部門ですよと言われて驚いたのですが、入社してみて、確かに自分でもデベロップメント部門だな、と思いました。なんだかんだ言っても私はプロダクトアウト思考で、デベロップメント部門の人はプロダクトアウト思考の種族になりがちなので、コンサルティング出身の人と相対化できました。


Kido: 最後に、JDSCへ興味を持っている方への採用メッセージをお願いします。
JDSCには新しいことに挑戦できる土壌があります。自分自身が全てできなくても、みんなが助けてくれる&成長する場をもらうことができる場所です。

下記のような方は、JDSCに向いていると思うので、ぜひ話を聞きに来てください。
〇 なんにでも興味を持てる
〇 主体的に動ける
〇 社会課題に対して課題意識がある
〇 成長意欲が強い人

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株式会社JDSC (旧:株式会社日本データサイエンス研究所)の会社noteです。 会社としての情報発信や、Mediumで書いているTech-blogの更新、そしてJDSCの社員、各メンバーの記事もピックアップして紹介していきたいと思います。