色の学校 5日目 オンラインスクール①
日本カラープランニング協会では、コロナ前からオンライン講座を開講し、学んでいただく場所、機会がグンと広がり、全国どこからでも受講していただける体制を整えていました。そして、コロナ禍でそれが一気に加速しました。
本格的にオンラインスクールを開校し、スタートして2年、これから更に広げていきます。
では、オンラインスクールでいったい何を学べるの?で、学んだ先は?
今回は日本カラープランニング協会のオンラインスクールをコース別にご紹介します。今回はビジネスカラーコースです。
ビジネスカラーコース
ビジネスカラーコースとは、ビジネスの現場で即、役立つ色彩論、色彩計画、配色の知識や技術を習得するコースです。
色彩論、色彩学をベースに色彩心理学、色彩生理学、視覚心理物理学、行動科学を学び、ビジネスの現場で活かしていく色彩計画の方法を具体的に学んでいきます。
以下、講座は基本的にオンライン開催ですが、ビジネスカラージュニアアドバイザーコースは独学方式をスタートさせます。独学コースは受講料がオンライン開催とは異なります。
1 ビジネスカラージュニアアドバイザー 6時間(独学コースも10月よりスタート) 2 ビジネスカラーアドバイザー 12時間 3 ビジネスカラーインストラクター 22時間 4 カラープランナー(講師養成を含む)10時間(座学以外に現場研修別途有)
各色の特徴、効果、影響力を習得し、活用方法を段階ごとに事例を見ながら学んでいきます。講座全カリキュラム終了後、筆記試験、プレゼンテーションがあり、合格点に達した方には日本カラープランニング協会より認定証が授与されます。*ビジネスカラージュニアアドバイザーは筆記試験のみ。
1、2ジュニアアドバイザー、アドバイザーは色彩学の講師というところまでは到達できませんが、ご自身の現在の職務の中で色彩を通して専門性を高めるために、非常に効果が高い知識と技術が習得できます。
さて、どのコースにも含まれ色彩を学ぶ上で欠かせない、色彩心理学とは何でしょうか。
色は可視光線という電磁波であり、色により波長が異なります。その色一つ一つの特徴や効果から、人間の心理に色が深く関わってることを古代ギリシャ時代の哲学者達が研究し始めたと言われています。そして、その研究が今にも繋がり、特に2000年代になって広く色彩心理学として認知されるようになりました。
ここで、学びの先を一部ですが説明しましょう。
パッケージ色彩計画
色を使い、華やかに美しく目立つ様にしましょう!という事だけではなく、目的に沿って、ターゲットに刺さる色を、また、季節感や視覚情報から味覚や嗅覚、触覚がイメージできる様な色を選択出来るようになります。
空間色彩計画
何の用途に使用する空間なのか、ターゲットはもちろん、トイレ空間等は表示する文字やプレートの色も重要です。そこに必要、適切と思われる色の選択が出来るようになります。
3 ビジネスカラーインストラクターは社内、企業、業界内でインストラクターとして教える立場になって行けるような指導法、プレゼンテーションの方法を具体的に学びます。
4 カラープランナーは業種にこだわらず、どの分野にも色彩の専門家として精通できるように、また、講座のテキストを自身で作成できるような知識と技術を習得していきます。さらに講座、研修の現場に同行し、アシスタント業務を行い、模擬講座の実践等もあります。最低1年のアシスタント経験が必要とされます。
カリキュラム
1 色彩とは? 2 色彩心理学、色彩生理学 3 色と言葉の関係性 4 カラートレーニング 5 コンセプトカラー 6 イメージカラー 7 パーソナルカラー(理論のみ、実践なし) 8 カラーマーケティング 9 配色 10 カラーコーディネート 11 環境の色彩 12 空間の色彩(VMDビジュアルマーチャンダイジング) 13 日本の伝統色
これらをレベルごとに学んでいきます。インストラクターコースまで到達すると、プレゼンテーションの方法も習得するので、ややハードな体験となりますが、実力が一気に上がります。
コロナ前からオンライン対応していましたので、現在は何も問題なく、オンラインでインストラクターコースまでは対応しています。ご希望によっては対面講座も開催します。ご相談ください。
視覚情報時代
視覚情報の時代、色彩計画は必須です。人間の視覚に最も早い段階で認知され、記憶に残りやすい視覚情報は色です。色を知れば、効果的な発信方法が習得できます。 残念ながら、日本は色彩の勉強が最も遅れている国の一つです。義務教育の中でも色は取り上げられる機会がほとんどありません。 オンライン化加速の今、色彩計画を習得し、自由にコントロールできる知識と技術を身につけるタイミングではないでしょうか。
センスは知識
色の話をすると、センスが無いからチグハグな色を使ってしまう、という声を多く聞きます。センスは生まれつきではなく、知識です、たくさんの知識を持つことで、目的に沿った色彩計画が立てられるようになります。色に興味を、持つことから始めましょう!
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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