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442 SansanとHubSpotを連携して展示会を有効活用する。(稲田)2023/11/29
Web活用支援をしている機器メーカーのZ社様。国内の大型展示会に出展されたので下記のフレームを用意しました。
大型展示会に出展中
毎日の名刺データをSansanでデータ化
SansanとHubSpotを連携してコンタクト化
1日毎のお礼メールを事前に制作
HubSpotで翌日にお礼メールを自動配信
毎日数百人単位で顧客情報が増え、メール配信でWebに訪問いただけている。やらない手はないですよね。
大型展示会だと数日間に渡ります。Z社様では毎日数百枚を超える名刺がSansanからHubSpotに入ってきます。
これまでは「展示会終了 → 撤収 → 地元に帰る → 名刺へのフォロー電話またはメール」という流れでした。数百万から数千万円かけている展示会ですが、展示会後の営業活動においては下記のようなペインが存在していました。
これまでのペイン
・営業スタッフ様の負荷が大きい
・フォローに着手するまでの時間経過が大きい
・フォロー時のユーザー反応が共有知になりづらい
・フォロー後の優先順位をつけづらい&共有知にしずらい
・その後の案件化までの経路がわかりづらい
SansanとHubSpotの連携では上記のペイン解消に貢献するとともに、「展示会への投資価値を最大化する」という価値の付与に役立つと思います。展示会に出展するような製造系BtoBでは水平展開できる施策だと思います。
実行力ある担当者の存在が必須
また、この施策を実現するに欠かせないのが顧客企業様の実行力です。
名刺データツール(Sansan)を導入してもらうこと
展示会場にSansanの名刺スキャナーを持っていてもらうこと
展示会で得た名刺を当日中にSansanで読み込んでもらえるよう営業様に協力いただくこと
Sansanで読み込む際に展示会のタグを入れることを徹底してもらうこと
上記を具現化する必要があります。すでにやっている企業にとったら全然たいしたことじゃないし当たり前のことですが、これからやろうとしている企業にとっては「実行力を持っている人がいるかどうか」が大きなポイントです。
「SansanとHubSpotの連携」と文字で読めばその通りだし、連携したらもう完成みたいな雰囲気もあります。そこが落とし穴です。ツールとツールを連携しただけではほぼ何も生まれません。そこには必ず実務とのアクセスが必要で、実務とアクセスするために動いてくれる人が必要です。つまり、「実行力がある人」がいるかどうかで大きく違います。
いま、あなたの会社がマーケティングツールやCRMなどの連携を検討しているとして、そこに「実行力がある人」がいるでしょうか。導入検討時にはほぼ見逃されるし話題にもならないので注意が必要です。お気をつけください。
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