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022 どげんかせんといかん。「コンテンツ誰も書けない問題」(稲田)2021/11/30
Webサイト制作会社にいると、「テキストを顧客に書いてもらう」というシーンが日常的にあります。そして、「多くの大人たちは意外なほど文章を書けない」という事実に何度も遭遇します。小説家のような美文を書く必要はなく、「事実を・分かりやすく・他者に伝える」という素朴なことができません。
という問題意識は何年も持っているので、noteにまとめました。
すると、ベイジ代表の枌谷さんがツイートでぼくのnoteを紹介してくれました。
いや本当に、ウェブ制作プロジェクトの一番のボトルネックになるのが「コンテンツ誰も書けない問題」。その回避のためにベイジではライターチームを社内に作った。ようやく形になってきて来年は6~7名体制くらいになりそう。
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) November 29, 2021
書けない大人たち|稲田英資/Webマーケ支援 https://t.co/mZb6OzvtLq
いや本当に、ウェブ制作プロジェクトの一番のボトルネックになるのが「コンテンツ誰も書けない問題」。その回避のためにベイジではライターチームを社内に作った。ようやく形になってきて来年は6~7名体制くらいになりそう。
ベイジ枌谷さんは、BtoBのWebサイト制作においてぼくが勝手に師匠と思っているような方なので、取り上げていただいたこと自体がめちゃくちゃ嬉しかったです。
「コンテンツ誰も書けない問題」
Web制作会社にとって、「コンテンツ誰も書けない問題」は重い石みたいなもので、どげんかせんといかんと思い続けているし、その流れから生まれたnoteだったのですが、ベイジさんですら「一番のボトルネック」とする課題なんだなあ…と知って、新鮮な気持ちになりました。どの制作会社も直面している普遍的な課題のようです。
その課題対策として、「社内ライターチームの設立」はさすがベイジさんといった感じです。とても具体的な解決策だと思います。
地方の悩み
一方、地方BtoB企業には「コンテンツに対価を払う」というマインドがまだまだ整っていないので、コンテンツを100%請け負うのであれば、地方Web制作会社にとってはマネタイズが大きな課題だなあ…と思っています。
ライティングに対価を払っていただく価値を企業様に認めていただかないと、「コンテンツ誰も書けない問題」の本質はいつまでも解決できません。どげんかせんといかん。
「コンテンツ誰も書けない問題」の解決策
解決するには2つの選択肢があります。
A. 顧客企業が書けるようになる
・メリット 書けるスキルは今後ますます重要なので顧客側にも意味はある
・デメリット 育成に時間がかかる。外部が育成するにも費用がかかる
B. コンテンツを外部に委託する
・メリット すぐ始められる。品質も安定
・デメリット コンテンツ毎に費用がかかる
選択肢は2つと書きましたが、本当はAとBのハイブリッドが理想形だと思っています。Web活用の点でも、顧客企業内で書けるようになるのがベストですので。
ですので、「サイト制作時は制作会社が対価をいただいてコンテンツを作り、Web活用支援をする過程で顧客企業の書き手を育成する」という方法が今の現実的な選択肢だろうなあと思っています。
とはいえ、それを実現するためにも「コンテンツには対価を払う価値がある」と顧客企業様には思ってもらう必要があるわけで。
マインドチェンジは時間がかかる施策ですが、でもやらないとなあ…と思っています。どげんかせんといかん。
今日やったこと
・BtoBのS社様の定例ミーティング
・BtoBのE社様の社内ミーティング
・BtoBのH社様のWebページ制作、メール制作
2021/11/30
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稲田英資について
株式会社JBNで戦略策定とWebマーケティング支援を担当しています。
BtoB企業の成果に貢献するWeb活用について、Twitterで日々ツイートしていますので、よかったらご覧ください。
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主にWeb制作のことや、BtoBのWebマーケティングについて日々の気づきを書いています。よかったらご覧ください。
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