【第5号】あなたはどのタイプ?【視覚or聴覚】 (2023/12/21)

ジャズルス小向です。

質問です。
・あなたはどのように情報を仕入れますか?
・どのような方法が自分に合っていますか?


この動画は、世界的ドラマーStewart Copelandのチャンネルで、
【There are Two Kinds Of Musicians】というタイトルです。

簡単にいうと、ミュージシャンは主に【聴覚派と視覚派】の2タイプに分かれる(&どちらもできるタイプ、もいる)というトピックです。


ロック系のミュージシャンは、耳で曲を覚え、約2週間かけてバンドのサウンドを作る一方、クラシック系のミュージシャン、特にオーケストラは、パート譜に分かれていて、一瞬で全体のサウンドが作れる、そんな話です。

コープランド自身、ロックやレゲエ、ジャズ(耳から)などからミュージシャンの道に進み、20年以上は譜面と無縁だったが、映画音楽に携わるようになって改めて楽譜(視覚)に向き合ったそうです。

笑い話として、「(映画の)このシーンではストリングス(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスなどのオーケストラの核となる弦楽器)が必要だ!!そうだ!ストリングス入れよう!、、、って、ストリングスって何人で構成されているの??(そんなことも知らずにストリングスだ!って言っちゃったー笑)」それほど譜面やオーケストラと無縁だった自分に気付かされた!というシーンも興味深いです。

しかし、そんなコープランドの要望を、視覚的ミュージシャン(この場合オーケストラのアレンジャー?)は、コープランドの指示をすぐに譜面に書き起こし、ストリングスの人たちは譜面を見て、一瞬でその音楽を再現してくれた、というのです。

聴覚ミュージシャン(この場合ロックミュージシャンなど)は譜面を見てすぐにこれはできません。口頭などで説明して、2週間はかかる、、、そんな話をしていました。

コープランド自身もだいぶスコア(譜面)に慣れてきたとはいえ、いまだに時間はかかる。ただし「視覚ミュージシャン(楽譜から音楽を学んできた人)
はロックできない」と言っていました。


とても興味深いですね。
「向き不向き」「生まれ持った気質」について改めて丁寧に説明してもらった動画でした。



...で、、
キッズ英語ジャズルスとなんの関係があるのかと思われる方もいるでしょうが、関係大アリなのです!!!!

「英語は小さいうちに耳から」
「たくさん絵本を読んで」
「単語は10回ずつ書いて」
「ドラマのセリフを覚えて」
「洋楽を聞いて歌って」、、、

英語だけに限らず、言語学習の方法はたくさん存在します。
どの方法が有効かは、個人によります。
もし、英語が嫌いじゃないのに勉強法がしっくりこない、などと感じていることがあるなら、
それは、自分に合った方法ではないのかもしれません。

ここで最初の質問です。
・あなたはどのように情報を仕入れますか?(聞いて覚えるor読んで覚える)
・どのような方法が自分に合っていますか?(視覚or聴覚orそれ以外、身につきやすいのはどの方法?)

まずはご自身やお子さんはどの方法が向いているのか、一度自分を観察して、考えてみることをお勧めします。


VAKアプローチはジャズルスの主軸の一つです。
V:visual 視覚
A:auditory 聴覚
K:kinesthetic 身体感覚


次の記事でジャズルスで実施しているVAKアプローチについて説明します♪

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