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【第15号】みちのくイノベーターズライブラリー (2024/3/2)

先日、経産省の教育産業マッチングイベントにオブザーバーとして参加しました。プレゼンを行った13社は「与えられたたった5分間で自社と商品のアピールを効果的に行う」という試練をまざまざと見せつけられたイベントでした。

中には、ジャズルスに直接関係するかわからないから聞かなくても良いものもあったかもしれません。が、内容はもちろん、発表の仕方一つ、演出の仕方ひとつ、13社13色、どのプレゼンもすごく勉強になりました。

イベントでプレゼンをされた、株式会社オーナーの佐々木社長の発表の中で耳にこびりついた一言がありました。(おそらく高校の先生方が生徒から聞く切実な声)

「どんなに素晴らしい教材でも活用できる生徒は一部。活用できない生徒がほとんど。なんのために勉強するのかわかりません!」


探究百科GATEWAY

 株式会社オーナーが運営するこちらのサイトは、高校生向けに「さまざまな仕事をする「人」がどんな経緯で今に至るのか」なども読むことができたり、興味の分野から検索することも可能です。大人になって20年の私にとっても「こういうケースもあるのか〜」ととてもおもしろいです。私もいつかSTARWARSと仕事したいので、こちらの「ダンボルギーニ」の記事は特に感化されました!

みちのくイノベーターズライブラリー

 こちらのサイトもすごく勇気づけられました。

【個々の得意や好きなこと、一定期間一生懸命取り組んだこと】は必ずその後の人生に生きてくる、と教えてもらえます。私はずっと、特に若い頃は勘違いをしていたのかもしれません。偉人はあたかも「1つのことだけ」をやってきた、と見えていました。偉業は1つのこととしてフォーカスされたに過ぎず、そこに行き着くにはいろんな要素(興味関心・スキ・得意)がある。もっと早くに読みたかった!と思いました。高校生や大学生だけでなく、今に悩む大人にも(もしくは昔の翻弄されまくっていた自分)に読んでもらいたいです。こんなにいろんなきっかけや道、決断の仕方、あるんだよ、と。

最後に、ジャズルスとして勇気をいただけた一節を引用します。

起業に興味のある高校生の皆さんは、「自分しか気づいていない」というところの探究を進めていけるといいのではないでしょうか。ほとんどの人がうまくいかないと思っていても、自分だけはうまくいく、と思っていればそれは想像をしていないところに到達できると思います。

イノベーションを推進する「投資」の役割とは

高校生でも起業家でもないですが、ジャズルスを日本でブチ上げたい私にすごく刺さりました。ジャズルスは一見、レッドオーシャンに紛れる一英語教材に見えがちですが、私たちとしてはブルーオーシャンを泳いでいます。これからも新しいきっかけや刺激、出会いで、本質は変わることなく、より子どもたちや施設に支持してもらえるように変化し続けられると確信できました。


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この記事を書いた人:小向もゆる
ジャズルスディレクター・講師、英語発音・歌唱トレーナー。元都内区立小学校ALT。
岩手県出身。小6・中1を米国カンザス州の現地小中学校で過ごす。
東京海洋大学卒業後、ボーカリストとして多くのステージ、テレビCMコーラス、英語ミュージカル歌唱指導等に携わる。
豪州発の英語プログラム「Sing to Read! Jazzlesジャズルス」に魅せられ早8年。Sing to Read!歌から派生する体系的な実践英語学習を多くの人に届けたく奮闘中!

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