見出し画像

インターナショナルスクールに9年通った子どもはどんな性格の子に育つ?

インターナショナルスクールは、非常に興味のある選択肢のひとつだと思います。

しかしインターナショナルスクールについて調べると、「言語がすべて中途半端になる」「若いうちからませてしまってろくなもんじゃない」「学費が高いからセレブばかりでみんな金銭感覚がおかしい」などなど、実態とはかけ離れた情報ばかりが目立ちます。とても残念…。

「インターに通う子ってどんな子に育つの?」

という、とても素朴だけれど、親として一番気になることに答えられるような記事にできればと思います。

それぞれの家庭や子どもの性格などによって全然違う答えになりますが、一例として、我が家の場合についてリアルで等身大の「インターにずっと通ってる子」をお伝えします。

幼稚園から通算で9年インターナショナルスクールに通っている息子

日本でインターナショナルプレスクール(幼稚園)に通わせている途中に私のシンガポール駐在が決まり、シンガポール現地のインターナショナル幼稚園に通い始めた息子。

その後、シンガポールのGIIS(インド系インターナショナルスクール)に通い、日本帰国後はそのままスライドでGIIS東京校へ。昨年男子校系老舗インターナショナルスクールへ転校しました。

8月末の新年度からは7年生ということで、通算で9年インターナショナルスクールに通っています。

優しくて涙もろい、それでいておふざけ大好きな子に育った

親バカかもしれないのですが、うちの息子、ものすごく優しいんです。

親や年の離れた妹、祖父母など家族に対してもそうですが、野球のチームメイトがエラーしても「ドンマイ!切り替えてこう!」と真っ先に声を掛けます。

道端で鳥やトカゲが死んでしまっているのを見てはポロポロと涙を流し、1匹1匹にお墓を作ってあげる。

それでいて家でもどこでもふざけるのが大好きで、お風呂前の裸踊りは毎日恒例、5分に1回お下品なワードを口に出さないと気が済まないようなごく普通の(?)少年。

人の失敗に寛容で、誰かに対して嫉妬したり、強い怒りを覚えたり、攻撃したりすることなどが全然ない子なのです。両親二人ともかなり個性が強くて、あーだのこーだのお互いに言い合うことも多い二人から生まれた子だというのに、どうしてこんな子に育ったのかはナゾです。

ここから先は

3,650字

¥ 250

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?