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成功とは、置かれた場所で咲くこと(科学的な検証)

おはようございます…‼︎
デアです\(o|o)

本日は"真の成功とは何か?"という大きなテーマについて職業選択を軸に考えたいと思います。
これから将来の選択を決めようとしている、
もしくは、人生に彷徨ってしまったあなたの心に響くような記事を目指して書きます!

よろしくお願いします🙇🏻‍♂️

1. 自己分析では幸せは掴めない

自分探しは幸せや成功から遠のく旅

ここである本を紹介します。
16歳から10万本もの論文を読み、
サイエンスライターとして活躍する
鈴木祐さんの本、「4021の研究データが導き出す科学的な適職」です。

何よりも他の職探しの本と違うのは、
書いてあることが、
圧倒的な数の科学的な根拠に裏付けされていることです。

人生を歩む上で切っても切り離せないのが
職業。

本書で言う適職とは、一般的に言われる
才能を発揮できる、好きなことができる仕事とは違い、もっと根本的な幸福が最大化される仕事と説いております。

まず初めに衝撃的なのが、
職業選択で陥りがちな間違った選択を7つの大罪にまとめていることです。

こちらです↓↓↓

大罪1. 好きを仕事にする
大罪2. 給料の多さで選ぶ
大罪3. 業界や職種で選ぶ
大罪4. 仕事の楽さで選ぶ
大罪5. 性格テストで選ぶ
大罪6. 直感で選ぶ
大罪7. 適性に合った仕事を求める

いや…
どれか一つは、皆んなやってるでしょ😱

そりゃあ驚きですよね…

特にない大罪5はMBTIや、エニアグラムなどの
ネットにありふれている性格診断ツールや、
大罪7は企業が行うインターンシップや、
ストレングスファインダーなどの強みを発見するテストまで含んでいます。

科学的に言わせてみると、適職探しに
これらの行為は全くの幻想で役に立たないのだ
そうです((((;゚Д゚)))))))

大混乱(大汗)………

混乱した挙句に出る言葉は、
「じゃあ、一体何をしろと言うのか?」
ですよね。

その第一歩が、
視野を広げていくということなんです!

2. 視野のビックバンを起こせ

多くの人が適職探しで思考が狭まる
視野を無理矢理でも広げることが第一歩

ちなみに、
自分が現時点で考えていた適職は、
とにかくゼロから物を作ることに拘っていたので、

・研究者として働く
・アーティスト、芸術家として働く

の二択だけが希望でした😓

これは僕の極端な絞り方だと思うのですが、
こんな風に「適職はこれしかない!」という
視野の狭い状況は本当にマズイです…

そこで、
本書の紹介する選択肢の増やし方は、
7つもありました🤔

1. 自由 どこまで自分が自分のボスでいられるか?
2. 達成 前に進んでいる感覚は得られるか?
3. 焦点 自分のモチベタイプをつかむ
4. 明確 信賞必罰とタスクの明確さ
5. 多様 仕事の一部始終に関われるのか?
6. 仲間 社会に良い友人、先輩がいるか?
7. 貢献 他人の役に立った実感を得やすいか?

たくさんありますよね…

でも、安心してください!
これらの行為は職業の選択肢を広げるための
手段に過ぎません。

まずはどれか一つを選んでやってみるんです

どれか一つを選んで、仕事の一覧を見るだけ
で圧倒的に視野が広がります😳

試しに3番の焦点に目を当てると、
適職探しに唯一の性格テストとされている
「制御焦点」という物が出てきます。
テストの内容は非常にシンプルで、

・攻撃型 ガンガン進もうぜ君
・防御型 テキパキ進もうぜ君

というように二つに分けるだけなんです。

MBTIやストレングスファインダーと違い、
すぐに終わってしまいます💦
そのため、
自分を知るという意味では満足がいかない点が
否めないのですが、
モチベーションを把握するには非常に質の高いテストなのです。

結果、自分は攻撃型だったので、
二つだけだった職業に、攻撃型に適した職を
加えることで…

・研究者として働く
・アーティストとして働く
・テクノロジー系として働く
編集・制作
ゲームクリエイター
グラフィックデザイナー
空間デザイナー
広告デザイナー
CGデザイナー
インダストリアルデザイナー
プログラマー
システムエンジニア
・コンサルタント
戦略コンサルティング
IT系コンサルティング
総合系コンサルティング
人材コンサルティング
・ソーシャルメディア系
吉本興業などのタレントマネジメント、企画
博報堂などの大手広告代理店
web、デジタルコンテンツを扱う会社
・コピーライター
メーカーの宣伝部
出版社

4つの大枠が増えた上に、30個以上も
適職の可能性が見えてしまいました。

まあ、
あくまでも適職を見つけたのではなく、
適職の範囲を広げただけなのですが、
これがイニシャリストという「仕事の選択肢」を広げていく方法なのです\(o|o)

こんな風に先ほど挙げた7つの項目に
一つ一つ注目することで、
あなたのイニシャリストに適職の選択肢が
増えていき、視野の限界を壊していくという
ことです!

3. 人間の頭の中のバグを取り除く

どんな天才も選択の際に陥る罠

さっきまでは視野を広げる方法を
紹介してきたのですが、
ここからは私達が意思決定をする際に
必ず起こるバグについて説明します。

そのバグの名前がバイアスという物で、
人間の頭には数種類のバイアス達が
意思決定、記憶、人間関係に入り込み、
間違った方向に導くのだそうです。

具体例として挙げると…

真実性の錯覚
繰り返し見ただけでそれが真実だと思ってしまう
フォーカシング効果
自分の重視する箇所が実際より大きく見えてしまう現象
サンクコスト
今まで多くの時間、お金を使ったため、
メリットがなくてもこだわり続けてしまう現象
感情バイアス
ネガティブな感情を避けるために、
ポジティブな情報に飛びついてしまう傾向

あるあるの物ばかりですよね😭

これらのバイアスを取り除くことが
大切な意思決定をする上で欠かせないんです💦

本書で扱うこれらを取り除く方法は
全部で4つあるのですが、
特に私が効果的だと感じたのが
イリイスト転職ノートという方法です!

この方法は自分の決断した決定を
ひたすら第三者目線で見るという物です。

具体的には、

1. 自分のその日に行った就職、転職に関する意思決定の内容を「三人称」で書き出す

2. 最低でも15分かけて、2段落以上

3.次のポイントを含めるようにする
・どんなことを決めたか?
・どのような流れでその決定に至ったか?
・その決定をするために、どのようなエビデンスを使ったのか?
・その決定により、どんな結果を期待しているか?
・自分の決定にどのような感情を抱いたか?

実際に私がやってみますね。
私が某おにぎり屋さんのインターンを決める際の意思決定をイリイスト転職ノートにしてみました。

・彼は、マイナビEXPO(企業が一斉に説明会を開くイベント)で、数ある企業の中、某おにぎり会社のプレゼンに惹かれて、勢いでインターンシップを決めた。

・時間終了が迫っていたことと、おにぎり帽子を被ったお兄さんのユーモアさ、社長の言う信頼性、リーダーシップ、人柄の良さが相まって彼は決定した。

・自身の直観とタイムプレッシャーでその決断をしたのだろう。

・彼の決定はとにかく、勝手に上へと自分が上がっていくような上昇気流や、幸せの光が差し込んだことを期待しているに違いない。

・彼の決定には、会社が並べる良いところにしか注目出来ず、少ない時間と情報で直観に頼って判断したことから数種類のバイアスが混じっていたように感じられる。
また、自分のやってきたサイエンスと興味、関心のあるアートの要素が企業に見つからないのに関わらず決断したことは、目先のポジティブにしか囚われない感情バイアスにかかったと考えられる。

という感じでした(´-ω-`)
自分の意思決定の仕方を第三者目線で見て、時間に追われると直感に決断を下させる傾向があることがわかりました。

こんな風に、意思決定を行う際の自分のやりがちな傾向をつかみます。

やってみると、思わぬ傾向がみえてきますよ😱

4. 置かれたところで幸せをつかむ

結局、今を最高に生きることが幸せにつながる

2では適職の選択の広げ方、
3では頭の中のバイアスの取り除き方について
説明してきました。

しかし、4の最後は今の仕事や学業の満足度を
高める方法です!


その方法として本書では「ジョブクラブティング」という方法を紹介しています。
具体的には、

1. ビフォー・スケッチ
現在の仕事、学業の構成を分析し、
エネルギーの量をブロックとして割り当てる

2. ビフォー・スケッチの省察(3つの質問に答える)
・今の仕事、学業に現在の時間とエネルギーの割り当てに変化したところはあるか?
・現在の時間とエネルギーの割り当てを見て、
どのように感じたか?
・ビフォー・スケッチを見て、驚いた点はあるか?

3. 動機と嗜好のピックアップ
動機: 仕事を通じてどんな価値観を達成したいか?
自由、成長、楽しさ、権力など
嗜好: 実際に仕事を行うにあたって、どんな能力やスキルを発揮したいか?
判断力、創造性、よく考えるなど

4. 課題クラフティング
ビフォースケッチに3の内容を加えて、
新たな言葉で捉え直す

5. 関係性クラフティング
各ブロックごとに作業に取り組む際に、
重要な人は誰か考え、相手との関係性を良くする方法を書き込む

6. 認知クラフティング
最後に全てのブロックにしっくりくる役割を与えていく

こちらも作業が大変なのですが、
私がやってみました💦

自分は会社に勤めていないので、
代わりに今やっている大学の勉強を例に
書いてみました。

まず1番目で現在の状況をブロック化しました
テスト勉強が40%。
課題の取り組みが35%。
予習、復習が25%という感じでしょうか?

1. 予習、復習に力を入れるようになった

2. 課題とテストに力を使い過ぎて、
一番肝心な予習、復習に手が回ってない
課題やテストのように、義務感がないから
やらないものの、それをあまりやらないからこそ遅れをとるのは明確である

3. テスト勉強に一番、力を使い過ぎていて
驚いた

2番目のビフォースケッチの省察をしてみました。

◎ 動機→発想を求める、自由、楽しさを求める
人の心に触れる、新しいことを知る
◎嗜好→内省する、発想する、創造性、活力、
行動する、外出する、ユーモア

3番目の動機と嗜好のピックアップをして、

4番目の課題クラフティングをして、
新しい用語に書き直しました…‼︎
達成を求めて、新しいことを知る作業だったんですね✨

さらに、5番目の関係性クラフティングで、
それぞれに重要な人物を書いて(テキトー)、
6番目の認知クラフティングで、
ブロックの役割を赤字で示してみました。

完成です。

元々、
会社の事業などを細かく書くみたいなので
おかしなブロックになってしまいましたが、
今やっている機械科の無味乾燥とした勉強が
前よりもやりがいに満ちた物に変わった気がします🤔

ちなみに、7番目としてこれをさらに、
具体的に落とし込むステップもあるのですが、
今回は割愛させていただきます💦💦

最後に: 適職に正解なんてない

大事なのは目の前の仕事を好きになる

ここまで科学的な見解で、
ありとあらゆるキャリア選択に関する幻想を
自覚させて、未来の選択肢を増やし、
人間の脳みそのバグを取り除いて、
結局は今、やっている仕事や学業にやりがいを
見出すことをやったわけです。

要するに、
今、置かれた場所で幸せを掴むことに懸命になりなさいということなのでしょうか。

「あんな企業に就職できたら良いのに…」
「ここじゃないとダメだ…」

というのは幻想か、バイアスであり、
本当に重要なのは可能性の中で生きるのではなく、科学的に考えて、"今"を懸命に生きる努力をしろということなんだと思います。

これらの方法は、
紹介しなかった最悪の職場の条件の
「悪を取り除く」作業も合わせて、
AWAKEと呼ばれる方法であり、
人生の節目に差し掛かった時に、
人生の幸福の可能性を上げるための手法でした。
その一部を紹介した次第です🙇🏻‍♂️

しかし、
ここまでやっても本当に幸福になれるかどうかはわからず、
ある程度は予測不可能なため、
偶然性に身を委ねる方が良いそうです。

まとめると、偶然性に身を委ねながらも今を生きるための努力を怠らないということ!

ちょっと締まりが悪い感じがするのですが、
今後の課題としてさらに探究していきたいと
思います(>人<;)

少しでも将来の選択に役に立てば、
嬉しいです👌

それでは、またお会いしましょう!
デアッ( o|o)/~

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