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鉛筆の芯が…

《今までの記事》
個別支援級に転籍して1年
「学校に行かないで…」と思うくらい追い詰められた理由
『変えられること』と『変えられないこと』を分けてみた
自分でも対応法がわからないから、相手に伝えられない
もしかして、困り感に気づいていなかった?!
本人が一番落ち着ける環境はどこか?


3年生になってから個別支援級に移籍した三男。
今は個別支援級生活2年目です

去年の今頃でしょうか…
三男の筆箱を開けて感激したことがありました。

「まん丸の鉛筆がたくさんある!!!!」

それまでは5本も鉛筆があるのに、
とがったの鉛筆のまま帰ってくることが多く、
かろうじて1本使ったかも?!という鉛筆があったのですが、明らかに鉛筆を使ったとわかる鉛筆が筆箱に入っていたのです。

鉛筆を使って勉強をしたということが伝わってきてとても嬉しくなったものです。

と同時に、これまでは途中で鉛筆を使うことを
あきらめてしまう日々だったんだなと胸が痛みました。

板書が追い付かなかったり授業がつまらないと寝てしまったり、走り回ったりしていた話からも頷けます。

そんな三男が鉛筆を使ってしっかりと課題に取り組めるんだ…
椅子に座り続けていられるんだ…と
環境を整えることの大切さを感じました。

2年生までは「宿題」という言葉を聞いただけで泣きそうになっていた彼と毎日バトルになりながらも一緒に取り組んでいたのに、3年生からは「宿題」と言われても、「そうだね!」と宿題に取り組むようになりました。

学校での話も少しずつ話してくれるようになり、
三男の目の力も変わってきました。

三男だけでなくわたしも救われることがたくさんありました。

毎日連絡帳でやり取りができるため、学校の様子がつかめる。
できていることに目を向けて、良かった点を共有してくださる。
課題点はどうしたらいいのかを考えた対応法を共有、実践した結果、家ではどうか?とヒアリングをしてくださる。
そして、いつも「お母さん頑張っているね!」って言ってくださいました。

学校からの連絡におびえ、先生恐怖症(担任の先生1人では目が行き届かない休み時間にトラブル頻出なので、決して先生が・・・と言うわけではないことは理解しています)になっていた私にとって、安心して学校に送り出せた1年でした。

相談できて一緒に考えてくれる相手(先生やインストラクター仲間)の存在の有無でこんなにも自分自身のメンタルが安定するのか!!
目からうろこでした。

ようやく安定した生活になるかなと思っていた矢先に、起きた次の課題について、次回書いていきます。

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