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自分でも対応法がわからないから相手にも伝えられない…


《今までの記事》
○個別支援級に転籍して1年
○「学校に行かないで…」と思うくらい追い詰められた理由
○『変えられること』と『変えられないこと』を分けてみた


以前に受講した講座を思い出して振り返った時に、1つの気づきがありました。

わたしが自信を持って子どもへの対応法を示せればいいんだ‼︎ということ。

実は、具体的な子どもへの対応を学校に伝えていませんでした。それは、わたし自身もわからないから。その場は何とかなっちゃうけど、よくよく考えたら同じことを日々繰り返しているんです。正しい対応ができていないから、問題行動を繰り返すのですが、そうなる前に家族が先回りしたり、時には我慢していたりしていたから、それが当たり前になっていて重く受け止めていませんでした。

家でできることは十分にあると思ったわたしは、インストラクター養成講座を受けることにしました。

自分がやっていることを相手に(当時は学校)説明できるようにするためには、インストラクターレベルまで学ぶ方が引き出しが増えるかもしれないと思ったからです。

そう決めたのですが、結果的には1期見送って翌年に受講しています。学びと家での実践を経て、学校へ伝えられたとしても、個別支援級に移籍する方が息子には合っているんじゃないかという気持ちがあり、迷いが生じたのです。個別支援級なら少人数制だし、先生の目が行き届くから、トラブルも減るというすがりたい気持ちもありました。

その時、三男は1年生の秋でした。
まだ1年生だから個別支援級を視野に入れるほどではないのでは?というのが学校の見解。1年生によく見られるトラブルに+α程度だと言います。

そう言われてしまうと、これからの息子に期待してしまい、強く移籍を伝えられないまま2年生を迎えることになっていました。

こんなことならさっさと学びを始めれば良かったという気持ちもありつつ、翌年の募集を待ちながら、色々な書籍を読んだり過去のテキストを読んだりしながら、やはり頻出するトラブル対応をこなす日々。

この頃1番気になっていたのは、『トラブル続きの息子に加え、きこえないお母さん…仕方ないよね。。』という目で見られているんじゃないか⁈ということ。

できないこともあるけれど、できる手段を使って誠実に対応すると割り切っていても、ふっとした時に頭をよぎってしまう自分がいました。

その不安はずっと続いていたけれど、2年生の担任の先生が色々と工夫をしてくださったおかげで、トラブルは少し減ってきたことが救いでした。加えて、他害以外の課題(歩き回る、寝てしまうことなど)は学校で巻き取ってくださったことがわたしのダメージ軽減に繋がった気がします。

全てを知りたいこともあるけれど、知らない方が自分のためには楽と思うことも時には出てくる自分も情けなかったのですが、そうでもしないとやっていられなかったのも事実。それを汲んで下さったのだと思います。

(※こちらの担任の先生とのエピソードはまた別の機会に触れたいと思っています。)

ようやく1年越しにインストラクター養成講座を受講。その後に感じたことは次回書いていきます。

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