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本人が一番落ち着ける環境はどこか?

《今までの記事》
個別支援級に転籍して1年
「学校に行かないで…」と思うくらい追い詰められた理由
『変えられること』と『変えられないこと』を分けてみた
自分でも対応法がわからないから、相手に伝えられない
もしかして、困り感に気づいていなかった?!

先生やクラスメイトに迷惑をかけるから、個別支援級へ行った方がいいという気持ちがずっとありました。

ですが、3ヶ月間の講座を経て、わたしの捉え方が変わりました。
クラスメイトとの関わりは維持しつつも、三男が落ち着いて学校生活を送るためには、少人数制で、自分のペースで学べる環境がいい。

『やってしまう結果から遠ざけるのではなく、
やらなくて済む環境を整えたい』
そう思ったのです。

当時の担任の先生の勧めもあり、個別支援級への移籍を視野に入れ始めましたが、いざとなると迷いました。

親が決めていいのか?
三男はどう思っているのか?
本当に移籍が三男のためにいいのか?

色々なことが頭をよぎったからです。その迷う気持ちを先生にも伝えました。夫とも話しました。(夫は移籍でいいと思う‼︎との気持ちに揺らぎはありませんでした)

最後に決めるのは親ですが、先生たちにも迷ってしまう気持ちをお伝えし、取り出し(マンツーマンでじっくり教えてもらう)をやったり、個別支援級の先生とお試しで勉強してみた様子も判断材料にしてはどうかと、ご提案をいただきました。

集中力は短いけれど、マンツーマンだとじっくりと学習に取り組んでいる
こと、自分に合った内容だと嫌がることなく取り組めていることを伺えたこと、人数が少ないところで過ごす時間が入ることで三男の表情が変わってきていたことも決め手となり、移籍を決意。

決意をしたものの、三男に移籍をどう説明するか悩みました。でも、少しずつ支援級での生活時間を増やしてみればいいのでは?という先生たちのご提案で、先生にもご対応をお願いしてみました。

三男本人も楽に過ごせる場所の方が良かったようで、自然と個別支援級で過ごすことを選択するようになり、3年生が終わる頃には朝の会以外は支援級で過ごすようになりました。

支援級に移籍してから感じたことを次回書いていきます。

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