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#searchforchange 知って、その先を考える

『#searchforchange』はGoogleがジェンダー問題に対する取り組みのひとつです。2021年3月8日の女性デーを起点開始したこのプログラムは、『woman will』(女性活躍推進プロジェクト)の一環でもあります。

#searchforchange では、すべてのジェンダーについても言及しています。女性を含むすべてのジェンダーが抱える問題を知り、その先を考えることで社会を少しずつ変えていくことができます。

『#searchforchange』の活用方法

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Twitterで『#searchforchange』のハッシュタグを辿るとジェンダーにまつわる知識やキーワードを知ることができます。

●ガラスの天井
●トーンポリシング
●マンスプレイニング…etc

『じゃすもんの優しい世界の作り方』でもご紹介している、ジェンダーに関する問題・情報を多角的に収集できます。

※関連記事は末尾に掲載しております。

なぜいま『ジェンダー』なのか

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世界的企業であるGoogleをはじめとして、いま世界各国でジェンダーの問題が注目しています。

なぜいまジェンダーが注目されているのでしょうか。

理由のひとつとしてあげられるのが、2030年達成を目標として掲げられているSDGs。SDGs(持続可能社会への目標)には『ジェンダー平等の実現』も含まれています。

また、日本においては、深刻な少子高齢化により働き手人口が圧倒的に不足している現状があります。女性やその他のジェンダーの待遇平等・改善を行うことで、少ない働きで人口の生産性向上にもつながるのです。


ジェンダーは男・女だけじゃない

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「ジェンダーって騒いでるけど、結局男か・女かなんでしょ?」

そんな声も聞きますが、少しだけ角度を変えてみてください。あなたのアイデンティティを『男である』『女である』といった側面のみで決めつけられたらどうでしょうか。

「男性なのであなたはピンクやオレンジの服を選んではいけません」
「タイプじゃないかもしれませんが、あなたは男性ですから、この女性としか付き合ってはいけません」
「女性ですから、どんなに失礼な男性の前でもニコニコしてください」
「ボーイッシュな服は、女性なので着ないでください」

たとえば、これらの発言は『ジェンダー規範の押し付け』という社会問題です。

あなたは性別に関わらず素晴らしい人ですし、あなたのアイデンティティは性別で推し測ることはできないものでしょう。

ジェンダーは男女だけに割り切れるものではなく、揺らぐもの(気分によって変わってもOK)でもあります。


LGBTQ+フレンドリーは当たり前に

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セクシャルマイノリティやLGBTQ+は、当たり前の存在となっています。

性別や性指向(どんなジェンダーを好きになる・ならないか)を詮索しないことは世界的なマナーになりつつあります。

知ったその先を考える

ジェンダーについての問題やキーワードを知ったら、ぜひ行動を変えてみてください。

●彼氏/彼女から『パートナー』
(お連れ合い、恋人でも良いかもしれません)
●男なら/女ならではなく『〇〇さんなら』

また、差別的発言を見聞きしたら言い換えられたら素敵ですね。



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