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2021 春分に寄せて

雨水〜啓蟄〜春分

春ですね。

昼の長さが九時間半だったのに対し春分は昼と夜の長さが同じになることから
2時間半近く陽の気が長くなりました。

三寒四温の寒の戻りを繰り返し、一雨ごとに冬を溶かしていていくこの時期
学校、企業も大きな節目を迎え、新学期、新年度への準備『下半期から上半期』『地下から地上へ』
下から、上へと春は足元からやってきます。

Google社の人材研修でも取り上げられ有名になったマインドフルネス
私もよく使うので耳にする機会も増えてますでしょうか。
英語では、Serch inside yourself といって
自分の心の中を見てごらん…ということ

人というのは『心を住処としている生き物』です。
何かを見て、聞いて、毎瞬何か感じるからこそ以外と保つことが難しい気持ち。
『気』を保つ事って意外と難しいんです。

日々いろんなことがあるから落ちたり下がったりという現象が当然おきますが
自動的に処理を繰り返す中で想いというものを無くそうとしたり、止めようとしたことないでしょうか..

本音と建前というのは、社会に出るもう随分前の物心ついた時から当然のごとく使い分けるているスキル。Googleで「効果的なチームを可能とする条件は何か?」を探求していった所その中で圧倒的に重要な因子が『チームの心理的安全性』だったそうです。


社会というものはどこかでミスが許されないような緊迫した『気』が漂いつつありますが、人間が故当然失敗ということも起こり得ます。
それでも責任を追うのが社会。

そんな中責めるのではなく真摯に受け止めるよう促されたら、、向き合うという事をどこかで促され、受け止めてくれる人がいたらどれだけ心強いか。
企画運営評価改善、本心で語り合えることを共有して行く、その流れを作り上げて行くことに、リーダーが真剣になっているのだそうです。

ミスをしても、非難されることはない空間と真摯に向き合うように促し受け入れて行く環境を整えること。本人が気づいていくことによって学びと捉える。結果新しい創造性を発揮し全体として高いパフォーマンスをもたらしているのは企業の成長を見ても明らかでしょう。

人を育てるという場においては本来ならば、家庭でも、そういう在り方が理想なのかもしれませんが、、、耳が痛い話です。。

マインドフルとは、心にある感情を、どんな感情も先ず、満たすこと。
マインド(心を)フル(満たす)にする。

嫌、悔しい、辛い、不快なんだという、その嫌な気持ちそれすらも
満たそうとするアプローチによって実は打ち消すことができます。

順番がある。

一つ一つ湧いてくる気持ちをフルに満たしてください。
そうするとフラットな状態に戻れることに気がつくでしょう。

そこが自分自身のゼロポイント。
そして是非、何かの機会にお子さんとの間でも『そんな気持ちになったんだね』と
気持ちを受け入れる心の受け皿になってあげてください。我々母親の、余裕のある時で大丈夫ですから。

春は足元からやってきます。心の足元をフルに満たした先にある
自分自身のゼロポイントからが新年度への助走期間。

これから新しい巡りを展開していきます。

いつかの何かの、あの時に、
向かい風を通して助走して行った時の体力をつけた私がいるから。
自分のこの1年にバイオリズム、それは自分だけではなく、家族にも関わる人にも全てに波がある事を最初から受け止めて、今回はどうなってみたいのか。

あの時漢字一文字を書いた、『なりたい自分』が私をスケジューリングし
これから私たちの流れをマネジメントしてくれます。

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お料理教室で毎回お渡ししているメッセージなんですが、何げなく書いているけれど生徒の皆さんが毎月楽しみにしてくれて、みんな褒めてくれて、
こころが動くって、わたし、文章書くのもしかしたら得意なのかもと改めて嬉しくなりました。


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