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Funebre

今回は「しめやかに」という意味合いの発想記号。

イタリア語は大して知らないですが、歌のためにあるような音の単語が多いですね。

オペラやら何やらで聞いてるのもありますが、、



さて、カンムリワシの撮影を終えて山に戻ってまいりました。


早速出てきてくれたのはクモバチの仲間。

調べた感じだとハグロオオツツクモバチで良さげなんですが断定はできないですね・・・。


私は何度か石垣西表にはお邪魔してますが、初めて見ました。


兼ねてから単独行動性、中でも狩バチの類が好きなのでこれは嬉しかった。。。

蜘蛛や芋虫、ゴキブリやキリギリスなんかを自分自身が食べるのではなく、幼虫の餌として狩り、巣に持ち帰る狩人蜂たち。


しかも殺すのではなく、麻酔してずっと新鮮なままの状態で動かなくして幼虫に食べさせるというね、、、


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生態のみならずこの見た目の美しさ。。。


蜂の仲間って本当にどうしてこうも洗練されているのでしょう。


なーんて、感動してたらヘッドライトの灯に反応して起きてしまいました。

毛繕いを始め、羽を震わせ今にもこっちに飛んできそうでしたので早々と退散(笑)


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サキシママダラ Lycodon rufozonatum walli


トコトコ歩いてたら出てきてくださいました。

アカマタと違ってあまり威嚇してこないのんびり屋さん。

実はこういった蛇の方が撮影しにくいんですよね、、、ひたすら動き続けるだけとか。



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ので、ウロウロしてるのを追いかけながら撮影って感じです。

ハブやアカマタくらい威嚇してくれる方が楽(?)なんですよねぇ。


言い忘れてましたが、サキシママダラは無毒蛇です。沖縄や奄美でいうアカマタと同属の親戚みたいなもんですからね^^



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ヤエヤマアオガエル Zhagixulas owstoni


昨年、属名が変わりました。

前のRhacophorusも好きでしたがこれもかっこよくてイカしてますね(笑)


別の山に行き、入り口の木で出迎えてくれました。

石垣島はアオガエルやアイフィンガーガエル、バイカダ、セダカヘビ等々樹上で暮らす両爬が多いのでどうしても地面から樹上まで隈なく探さねばなりません。

ので1日の疲れ具合がやんばるより重めですね〜。


両生類の撮影は昔から苦手ですので課題ですね・・・今まで撮れたのも、たまたまいい場所に居てくれて、尚且つカメラを向けても逃げないでいてくれたお陰ですから・・・

なんて言ったら他の生き物も当てはまりますがね。

とにかく撮らせてくれた生き物達には頭が上がりません。



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ヤエヤマネブトクワガタ Aegus laevicollis ishigakiensis


なぜか枯れ木の表面に張り付いていました。

この個体は2.5~3cmほどでしたがネブトクワガタの中では結構大きめだそうです!

私自身、沖縄でもそんなに見かけない種の一つですので中々嬉しかったです。

上翅のストライプ模様がとってもおしゃれですね〜。スラックスみたいで憧れちゃうわね〜。


結構根強いファンが多いらしいです。確かにわかる気もする。笑


続く。

Carl Zeiss Milvus 100mm f2
Laowa Zero-D 12mm f2.8
Nikon D810

お楽しみいただけましたら幸いです^^