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2021年の記録

2022年になりました。皆様、あけましておめでとうございます。本年も北欧研究所をよろしくお願いします。

北欧研究所は、北欧から日本へのメッセージとして、どのようなものが求められているのだろうと常々模索しながら、研究を進めています。本Noteの閲覧数は、一つの指標となっているのではないかと考えています。

2021年一番人気!

堂々の第一位

NO TEが作成くださっている『2021年の記録』は、2021年1月1日から12月31日までの閲覧記録を見ることができます。そこからは、デンマークのデジタルソリューションを題材にした「ミレニアル世代に安心の保険を!」が最も人気が高かったことがわかります。その次には、シリーズものの4話目「北欧の義務教育とは」、「デンマークの大学とその特徴」「コロナ禍における北欧のICT教育」など、教育に関わる項目が人気を集めています。『2021年の記録』は、「好き」をもらえた数でのランキングになっているようなのですが、実際の閲覧数を見てみると少し違った現状が見えてきます。

2021年閲覧数トップは?

教育にも特徴あり!

全体を通して閲覧数が高いものには、「教育」と「リビングラボ」がキーワードとなっている記事が多いのですが、閲覧数トップと第3位には、女性の働き方に関する記事が挙がっていました。一位は、「デンマーク人女性がどのように自分らしい働き方を実現することができるのか」、3位は「デンマークの男女平等の秘密」です。

北欧に関心を持つ多くの人がご存知のように、北欧の男女平等は世界的にみるとかなり達成されている状況と言えます。北欧の人たちは必ずしも満足しているわけではなく、「まだ平等には至っていない!」との声が今でも上がりますが、日本との比較では格段に満足度が高い状況にあるのは確かなようです。どのような状況なのかということだけでなく、どのように平等が達成されてきたのかを知ることは、私たちにとって大きな示唆となりそうです。

全記録中の閲覧数トップは?

青く広がる北欧の冬の空

さらに、全記録中(2019年3月から2021年12月までの全期間)の閲覧数トップを見てみると、それはそれで面白い傾向が見えてきます。第一に上がるのは、「デンマークの障害者雇用」でした。また、年間の記録から見えてこない視点として第4位に「デンマークの保育教育とエフタスコーレ」、第8位に「デンマークの人たちはなぜ自転車に乗るのか」があります。デンマークらしいトピックが長期に渡り注目されていることがわかります。

全期間を通して、北欧研究所が総力上げて報告しているハピネステクノロジ関連の記事が注目されていることもわかります。5位「デンマークのモバイルペイ」、6位「鬱になってからじゃ遅いから」、9位「食料廃棄解決アプリToo Good To Go」などです。

また近年注目のスマートシティ関連のトピック記事もなんと11位「北欧のスマートシティとその傾向」と12位「Soft Cityから学ぶ人間中心デザイン」がランクインしています。今年もスマートシティは北欧で広く展開されることは間違いないということもあり要注目です。

ぜひ、過去の記事からも北欧発のお気に入りの記事を探してみてくださいね。



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