春こそ乾燥の季節本番!?「保湿ケア」アイテムをどう選ぶ？

皆さん、こんにちは。カサカサ、からから…ご存知のとおり、冬は寒いだけでなく、乾燥の激しい季節です。実際に多くの地域で1〜2月が１年で最も平均湿度の低い時期だそうです。

ところが面白いことに、年間の最低湿度記録が出た日を1位から10位まで並べてみると、東京は3月から4月、福岡なら3月から5月の日が数多くランクインしてきます。

つまり、乾燥の厳しさは、春になっても継続していくということ…。だからこそ、寒さの緩む春先にも気を緩めずに乾燥対策はしっかりしていきたいものです。私たちもこのことを肝に銘じて、自分でできる乾燥対策にについて考えてみることにしました。

今回は保湿ケアアイテムの選び方についての話です。

さっそくですが、あなたは今の保湿ケアに満足していますか？保湿ケアは、スキンケアの基本なので、すでにこだわりのケアアイテムをお持ちの方もいるかもしれません。一方で、保湿ケアアイテム探しのジプシー（渡り歩く人）になっていたりするかもしれません…。

そこで、うるおいたっぷり保湿系ののスキンケアアイテムの選び方のコツをひも解いてみます。

新しいアイテムに出会った時に、パッケージに表示された配合成分を見て製品を評価する方も少なくないと思います。ご存知コラーゲンなどの定番美容成分は、それぞれのメーカーが最大のアピールポイントとして訴求していますから、目につきやすいですし、魅力的に見えます。ですからそこへ目が行きがちなのも当然ですが、そればかりに目を奪われてしまってはいけません。

また、価格が高ければ良いものであるはず！というのも思いがちですが、そうでない場合もあります。。さらに、医薬部外品の方が化粧品よりも優れている、というのも安直すぎかも…。こうした製品分類は目安として参考程度に見るのがよいと思います。

では、自分の肌に合うものを選ぶためにどうすればよいのでしょうか？

私たちの提案は、入っている成分だけでなく、入っていない成分を確認することです。アルコールや添加物など、化粧品類には様々な成分が含まれています。しかし、それぞれの肌により“良くない度”は違うのです。

ラベルの表示をみてもよくわからない場合には、メーカーに問い合わせてみるのもよいと思います。ほとんどのメーカーが親切に対応してくれるはずですし、仮にきちんとした回答をくれないメーカーだとすればそこの製品は信頼に値しないと考えるべきでしょう。こうして、不要な成分を避けて製品を選び、次に自分の肌との相性や効果感を、実際に使って試してみることです。

一人一人の肌のコンディションは加齢にともない変化していくものですから、定期的に新しいアイテムを試したりして、より良いものをアップデートしていく努力をするのは良いことです。その時、自分の中にしっかりとした選択基準を持つことができれば、“アイテム探しジプシー”にならずにすむと思います。

参考サイト：
「春は広く乾燥の季節　火の用心」日本気象協会 白石　圭子

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※年齢に応じたお手入れのこと