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2020年12月の記事一覧

最新の3-5-2⑩ (全10回)

最新の3-5-2⑩ (全10回)

また、相手がどちらのサイドにボールを配給するか関係なしに、3-5-2での攻撃終わりに“原則”決められた片方のWBがディフェンスラインに下りて4-4-2で守るチームもあります。(図64)

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最新の3-5-2⑨ (全10回)

最新の3-5-2⑨ (全10回)

さて、このインテルのような通常「中盤3枚の横スライド」、サイドチェンジ時のみの「迎撃スタイルのDFの前出し」とは異なり、もともとボールがある方のサイドから「DF前出し」をシステムとして用いているチームがあります。(図59)

昨シーズンのチャンピオンズリーグで活躍したリヨンもその一つです。

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最新の3-5-2⑧ (全10回)

最新の3-5-2⑧ (全10回)

理由は簡単です。フォーメーションに選ばれる人材が多く育ってきたということです。

いわゆるサッカー選手のアスリート化です。

「中盤3枚の横スライド」は当然のこと、「迎撃スタイルのDFの前出しとライン戻り」もスプリントの繰り返しを求められますが、それを求められるレベルで遂行できる選手が増えてきたということです。

つまり個のフィジカルスキルがこのフォーメーションの穴を埋めやすくなってきたということ

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最新の3-5-2⑦ (全10回)

最新の3-5-2⑦ (全10回)

その主な理由は守備時のデメリットの方にありますが、そちらの整理をする前に念のため「こんなチームは3-5-2で戦っても相手の脅威にならない」という細かいところも伝えておきましょう。

先ほどの守備側の「場所を守ってパスが出てから(パスの行先が分かってから)人に寄せる」の原則で言うと、守備の優先順位が低いのはアイソレートされたWBになりますが、このWBからの中長距離のボールの配給の精度が低く、かといっ

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最新の3-5-2⑥ (全10回)

最新の3-5-2⑥ (全10回)

代表的なフォーメーションに超ロングセラーの4-4-2がありますが、再びこのフォーメーションを用いて見てみましょう。

イングランド人に広く長く愛されているこのフォーメーションですが(「4-4-2」という名前の雑誌があるくらいです)基本コンセプトとしては、ピッチ内に均等に選手を分散させてグラウンドを広く有効利用しようという考えです。

つまり3-5-2のセンタライズとは逆のところに軸足を置いています

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