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【2】ミャンマーで蚊とたたかう女

 皆さんこんにちは。ジャパンハートの口腔外科医、岸直子です。日本は毎日猛暑ですね。暑中お見舞い申し上げますという言葉がなんとピッタリなことか。こちらミャンマーは雨季でして(6月〜10月)、雨がドシャぁと降った後は涼しくさえあります。東南アジアという名前を聞くだけで暑いお国でしょうねぇ、と思われているそこのあなた。日本よりも快適なこともあるんですよ。

 さて、ミャンマーで生活を始めてコンチキショーと思ってしまうことがあります。ええ、キャパ小さいので私。日々コンチキショーですよ。何にプンスカしているかと申しますと、それは蚊です。絵文字の🦟もあるんですね。ああ憎たらしい。しかも微妙なところを刺される。足の小指、足の裏、くるぶし、かかと。なんなんほんま。

 あなたは日本人だからよく刺されるんだよー、なんて言われた日にゃあ、んなこと言われたってどないせーっちゅうねんてなりますよね。でも負けへんで。どうにかして対策を練らないと。

 まずは憎悪の気持ちをおさえようではないか。名前つけようかな。寛平ちゃん。「血ぃ吸うたろかぁ」でお馴染みですよね。だから寛平ちゃん。

 だめだ、刺された瞬間に余計に腹たつ。なんの可愛げもない蚊に名前をつけたところでなんの対策にもならない。しっかりしろ、直子。そういうところだぞ、直子。ちゃんとして。

Bioスプレー

 肌に優しいものがいいよね、ってことでハーブ系の虫除けスプレー。いい香りがするが、パンチに欠けることも。効き目まろやか。いろんな種類が売られているが香りはだいたい似ている。

一応赤ちゃんにも使えることになっている

 クリームタイプ。お薬がしっかり入っている。よく効くが結構ヌルつく。でも今日は絶対かに刺されるだろうなって場所に行く時はしっかりと塗り込みます。

 とまぁこんな感じ。でも結構めんどくさいのよねぇ。あと夜寝るときまでふりかけたり塗ったりするのは抵抗があるし、顔に振りかけることはできない。そこで蚊取り線香の出番だ!

 ミャンマーにはいっぱい蚊取り線香がある。香りも色々。効き目も色々。煙の出方も色々。一時期ハマって色々調達しました。

 ただし難点が一つ。自分も燻される。モクモクである。洋服も含め、部屋の中のもの全てがスモーキーになる。ベタですが米米クラブのBGMが流れてきそうなくらい(昭和)。

 なので寝るときはこれ一択。蚊帳!日々蚊とたたかう国は違います。大きさ、形、色、柄、いろんな蚊帳があるんですよ。私も2種類を交互に使い分け!表題のピンキーな蚊帳と下の写真にあるオレンジ色で柄付きのもの。お洗濯も必要だからね。

カラフル〜

 とまぁこんな感じです。いかに必死に蚊とやり合っているかお分かりいただけたでしょうか。大変だけど、対策をあれやこれやと考えるのは意外と楽しい。商店に行っても新しい蚊対策グッズはないかなとついついチェックしてしまう。そして蚊に一度も刺されなかった日はとても勝ち誇った気分になる。と書いた瞬間、刺された私はもっているね〜。

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