3月11日 キャリア教育レポート
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3月11日 キャリア教育レポート

Japan Education Lab

こんにちは。
(一社)Japan Education Labの古谷です。
先日、専修学校クラーク高等学院大阪梅田校 パフォーマンスコースで実施した授業の報告記事になります。
記事作成をついつい先延ばしにしてしまいまして、2ヵ月近く経ってしまいました。

弊社としては、初めて大阪に行っての授業となりました。今回は専修学校という特性もあったのか、生徒たちの授業への入り込みがとても早く、人数もそこまで多くなかったので、フォローと進行がとてもしやすかったです。どのような形式でも生徒に寄り添ったコンテンツ制作と授業進行をしていきたいものです。

実施前提

対象学年:1年生~2年生

学校からの依頼
・自己肯定感があがるような内容
・元々、進路の授業が多くあるので、生徒が退屈しないようなアクティビティを混ぜた内容

授業の目的
自分のことを言語化し、いろんな自分がいることを周りに伝えていく中で、見えていなかった、見ようとしていなかった自分を理解する。

授業設計
『自分を知覚する』という言葉をキーワードに、先入観を外して自分のことを見られるような問いかけ、ワークの順序を組み立てました。また、最後にスピーチを入れ、なるべく多くの人の”声”を聴く時間も作りました。

授業デザイン

(弊社では授業をデザインする際に、共有⇒認知⇒形成の流れで作ります)

『共有フェイズ』

小テーマ:先入観
目標:アイスブレイクも兼ねて、「自分が見ている世界には、自分の勝手な思い込みがある」という先入観があることを知る。
内容:簡単なアクティビティを実施しました。生徒全員で探し物をするアクティビティとなっており、回数を追うごとに先入観を作ってしまう内容になっており、最後の探し物をするときに最初の位置を探してしまいがちになるアクティビティとなっております。

2022.3.11_クラーク記念国際高等学校

こちらのスライドを使用し、”知覚”するためには、感覚面と知識面での情報が必要であることを伝え、自分自身についても先入観を外し、自分を”知覚”するための情報を集めていく重要性を伝えました。

『認知フェイズ』

小テーマ:自分を言語化
目標:スピーチの基本素材となる、『自分=〇〇』を考える
内容:『自分らしさ』をテーマに自分を10文字で言語化していきます。探究の時の切り口はテーマ不要で、どういう経路で考え出すかというところに重きを置いていましたが、今回はテーマを設定し、自分がアウトプットしたものは本当にテーマの通りになっているかに着目をしています。

『形成フェイズ』

小テーマ:テンションが爆上がりするスピーチ!
目標:自分の気持ちが盛り上がるスピーチを考え、みんなの前で発表する
内容:スピーチの設計は1分という発表時間と、発表時に原稿は持たないという制約だけを与え、それ以外は自身のテンションが上がる内容を考えようというものです。発表原稿を持たないというのは、イコール内容を覚えようということではなく、作られた言葉ではなく、自分の本意から出てくる言葉で語ろうというところにあります。また、内容を作る際には、先の10文字をヒントに『マインドマップ』か『キーワードづくり』のワークを用いて広げていきます。

2022.3.11_クラーク記念国際高等学校

『キーワードづくり』は本当に簡単なもので、10文字の時に出てきた、自分を作る言葉の中から、大きな要素であるものを3つならべ、それを創っている自分の思想・言動・外観をただただ並べていくだけです。ある意味でいえば、マインドマップの広げ方に枠を作っているようなイメージです。

授業の結果

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生徒からのコメント

「今日の授業すごく、楽しかったです。正直最初、固い話になるのかなぁと思って5限と6限を受けようとしていたんですけど、本当に楽しくて、リラックスして受けることができました!東京からわざわざ来ていただき、ありがとうございました!また関わる機会が有れば、嬉しく思います!」
「自分のことを改めて考えられる授業でした。ありがとうございますした!!」

授業の総評

今回は自己肯定感をあげていくという内容で制作した内容でしたが、授業全体を通しての生徒たちの様子、アンケートの状況をみると大部分は達成できたのではないかと思っています。しかし、自己開示をきちんとできたかという目線で見ると、まだまだ時間が足りないようにも思えます。
自己肯定感をあげていくということを考えたとき、自己開示の段階に応じて、自己肯定感の濃度が変わってくるかと思います。外観を認められるだけでなく、今の自分の中身を見てもらって、それを他者に認めてもらう。そのような考えです。これもジレンマですが、瞬間風速的に自己肯定感が上がったとしても、何もなしに長く続くとは限らないと思います。だからこそ、恒久的な関りが必要にもなりますし、先生方のアフターフォローが必要不可欠にもなります。一つ一つ観測ではなく、長い目で見たときの観測をしていけるように更なる開発を進めていきます。

Japan Education Labは今後も、学校ごとに授業をデザインするという強みを生かして事業を展開・推進し、授業づくりや授業後の評価数値など、先生方にとって有益な情報をまとめていこうと考えております。

これからの取り組みも、ぜひこのnoteでチェックしていただけますと幸いです。

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