郵便ポストはなぜ赤色なの?
日本に最初にポストができたのは、今から150年も前の1871年のことです。
このころは、まだポストは木で作られており、「書状集箱」などと呼ばれていました。
翌年以降、郵便制度が全国に広まるにあたり、黒のペンキで塗ったものに切り替わっていきました。
つまり、ポストは最初から赤ではなかったのです。
この黒塗りのポストは、夜や雨の日などには目立たず、わかりにくいものでした。
また、
・『郵便』を『垂便』と読み違えて中に排せつしていった人がいた
・爆竹が突っ込まれる放火事件が起こった
などの事件が発生していました。
ポストが赤くなったのは、最初のポストが出来てから37年後の1908年のことです。
この年はじめて鉄でできた赤いポストが町に置かれました。
このときポストを赤くぬった理由は、やはり赤が一番目につくからということのようです。
町の中に置いたときにどんな色にすればよく目立つかということから決定されたのです。
なぜポストが赤いかは、その色がよく目立つためというわけです。
また、日本はイギリスの郵便制度を導入したこともあって、イギリスと同じ赤にしたともいわれています。
フランスやドイツは黄色、アメリカは青色で、国によってポストの色に違いはありますが、やはり目立つ色にしています。
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