一般社団法人日本カラリスト協会

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一般社団法人日本カラリスト協会

一般社団法人日本カラリスト協会の公式アカウントです。 「色彩での社会貢献」を目的に【パーソナルカラリスト検定】【配色検定】【トータルカラリスト検定】を実施。 カラリストの育成、企業向けセミナーなどの活動も行なっております。

最近の記事

pl-17RP【淡紅色】ブルーアンダートーン(Bu)

淡紅色(たんこうしょく)とは、かすかに紅が含まれた花びらのような色。 紅色(vv-19R)の淡い色。 古代において紅花染めは色が濃くなるほど高価であり、 濃い紅色は「禁色」(きんじき)として身分の高い人しか着用できませんでした。 そのため、身分の低い人は「淡紅色」のような薄い紅染めのみしか着用が許されず、 そういった色は「聴色」(ゆるしいろ)と呼ばれています。 #パーソナルカラー #配色 #伝統色 #パーソナルカラリスト検定 #配色検定 #アンダートーン #ブルーアンダ

    • cl-13V【藤色】ブルーアンダートーン(Bu)

      藤色(ふじいろ)とは、藤の花の色に由来し、『枕草子』など、平安時代の文学に多く記されています。 淡い青みのある紫色で『若紫』とも呼ばれています。 藤の花、藤色は平安貴族に愛され、枕草子には藤の花に包んで 恋文を届けるといったロマンチックな記述もあります。 紫式部は生前は藤式部と呼ばれていました。 #パーソナルカラー #配色 #伝統色 #パーソナルカラリスト検定 #配色検定 #アンダートーン #ブルーアンダートーン #イエローアンダートーン #パステルサマー #ブリリア

      • dp-19R【蘇芳色】ブルーアンダートーン(Bu)

        蘇芳はインド原産のマメ科の植物で、飛鳥時代より染料として芯材が輸入された鈍い紫みの赤です。 平安時代には貴族に好まれたとても貴重な染料でした。 桓武天皇の頃(783年)に出された条例『禁色の制』では、蘇芳色は禁色とされていました。 #パーソナルカラー #配色 #伝統色 #パーソナルカラリスト検定 #配色検定 #アンダートーン #ブルーアンダートーン #イエローアンダートーン #パステルサマー #ブリリアントウインター #ブライトスプリング #ディープオータム #色彩

        • vv-15P【京紫】ブルーアンダートーン(Bu)

          きょうむらさき)とは、京の雅(みやび)を伝えるような色。伝統的な染色法から古代(こだい)紫ともいいます。 伝統的な紫根(しこん)染めの紫色であり、「江戸紫」に対して付けられた色名です。 古くからの都である京では「雅」(みやび)なものが好まれ、新興都市の江戸では「活気」があるものが好まれました。 そうした両都市の性質が紫色の色みにも表れています。 江戸紫は青みの紫色で「力強い活気」を表すのに対し、京紫は赤みの紫色で「優雅さ」を表しています。 #パーソナルカラー #配色 #

        pl-17RP【淡紅色】ブルーアンダートーン(Bu)

          td-23YO【焦茶】イエローアンダートーン(Yu)

          焦茶(こげちゃ)とは、「焦げる」という修飾語で濃く暗い色であることをあらわしている色名。 一般に日本の色名では暗い色の形容に「濃」「深」という字をあてますが、「焦」という表現は珍しいです。 江戸時代に流行した茶色系統の一種で、現代でもあらゆる物に広く使われています。 #パーソナルカラー #配色 #伝統色 #パーソナルカラリスト検定 #配色検定 #アンダートーン #ブルーアンダートーン #イエローアンダートーン #パステルサマー #ブリリアントウインター #ブライトスプリ

          td-23YO【焦茶】イエローアンダートーン(Yu)

          vv-22RO【黄丹】イエローアンダートーン(Yu)

          黄丹(おうに)とは、『延喜式』では支子(くちなし)と紅花で染めたとされる鮮やかな赤橙です。 皇太子の礼服の色として、禁色(きんじき)とされました。 これは黄丹が曙の太陽の色を表して、やがて天位につく皇太子の地位を意味しています。 明治以降、禁色の規制が緩和された現代でも皇太子以外着ることが許されない「黄丹」は、 2600年も続く皇室を象徴した色のひとつのいえるでしょう。 #パーソナルカラー #配色 #伝統色 #パーソナルカラリスト検定 #配色検定 #アンダートーン #ブ

          vv-22RO【黄丹】イエローアンダートーン(Yu)

          dl-11B【縹色】ブルーアンダートーン(Bu)

          縹色(はなだいろ)とは、古くから知られた藍で染められる青色の総称で、その標準的な色。 藍染めは、藍の葉に含まれている成分を発酵させてつくった液に生地を浸して染めていきます。 藍は液の中では発色せず、空気に触れて酸化することで、色が生地に定着するという特徴があります。 染めては干し、干しては染めて、と繰り返し何回も液につけ、空気に触れることで濃淡を調節します。 色が淡い順に「甕覗き」→「水浅葱」→「縹色」→「濃紺」となります。 #パーソナルカラー #配色 #伝統色 #パ

          dl-11B【縹色】ブルーアンダートーン(Bu)

          td-9GB【鉄色】イエローアンダートーン(Yu)

          鉄色(てついろ)とは、最も用途の広い金属である鉄のような色。藍で染められるとても暗い緑青。 鉄色は、江戸時代中後期や明治中頃から大正にかけても流行した色の一つで、堅実なイメージの色感から番頭や手代の羽織や前掛にもよく用いられました。 藍染で出される色の中でも、暗い緑みの形容に用いられており、青みの濃い鉄色を鉄紺といいます。 #パーソナルカラー #配色 #伝統色 #パーソナルカラリスト検定 #配色検定 #アンダートーン #ブルーアンダートーン #イエローアンダートーン

          td-9GB【鉄色】イエローアンダートーン(Yu)

          dp-7BG【翠色】ブルーアンダートーン(Bu)

          翠色(すいしょく)とは、漢字で「翡翠(ひすい)」と書くカワセミの羽の色に由来する緑色。  オスのカワセミは「翡」、メスのカワセミは「翠」で、2つの漢字を組み合わせると 「翡翠」(ひすい)になります。  宝石の「翡翠」は、カワセミの羽の色を思わせることから名づけられたといわれています。 #パーソナルカラー #配色 #伝統色 #パーソナルカラリスト検定 #配色検定 #アンダートーン #ブルーアンダートーン #イエローアンダートーン #パステルサマー #ブリリアントウインター

          dp-7BG【翠色】ブルーアンダートーン(Bu)

          bt-5G【若竹色】ブルーアンダートーン(Bu)

          若竹色(わかたけいろ)とは、新しく生え出たばかりの、若い竹の幹の表面の色に由来します。  若竹色に比べて、くすんで鈍い色調の緑は「老竹色」(おいたけいろ)と呼ばれます。  「若」は若々しくて新しいという意味から鮮やかさの形容としても用いられました。  緑は、暖かさも冷たさも感じない中性色に分類されます。気持ちをコントロールさせ、情緒を安定させたいとき、    ストレスを減らしたいとき等に適した色です。 #パーソナルカラー #配色 #伝統色 #パーソナルカラリスト検

          bt-5G【若竹色】ブルーアンダートーン(Bu)

          pl-3YG【薄柳】イエローアンダートーン(Yu)

           薄柳(うすやなぎ)とは、柳色(lg-3YG)と比べ、淡い若葉のような色です。平安時代の衣装にもある色です。 柳は春の季語にもなっているように、春風にゆらぐ枝は、とても幻想的な景色です。 一方、薄柳は「凶色」ともいわれています。 これは薄柳の淡く儚い色合いと、柳といえば幽霊がつきものといわれていることが関係しているようです。 色にはマイナスイメージをもつ場合がありますので、シーンに合わせて注意深く利用したいですね。 #パーソナルカラー #配色 #伝統色 #パーソナルカラ

          pl-3YG【薄柳】イエローアンダートーン(Yu)

          dk-1Y【路考茶】イエローアンダートーン(Yu)

          路考茶(ろこうちゃ)とは、「路考」の俳名をもつ歌舞伎役者 二代目 瀬川菊之丞が衣装に用いた色です。 瀬川菊之丞は、寛延から安政期に活躍した江戸の女形役者です。容姿にすぐれ、当時の江戸の人気を一身に集め、 「路考」と名の付くものが庶民に流行するほどでした。 dk-1Yはイエローアンダートンで、パーソナルシーズンカラー「ディープオータム」の人が身に着けるとカッコ良く着こなせる色です。 #パーソナルカラー #配色 #伝統色 #パーソナルカラリスト検定 #配色検定 #アンダート

          dk-1Y【路考茶】イエローアンダートーン(Yu)

          囲碁の色のヒミツ

          囲碁とは、黒と白の碁石と碁盤を使って遊ぶ陣取ゲームです。 2500年以上前に中国で誕生した「人類の歴史上最も古いゲーム」といわれています。 囲碁は2人で行い、一方が白、もう一方が黒を持って対戦し、黒と白がお互いに陣地を広げあい、 「囲った陣地の大きい方が勝ち」というシンプルなゲームです。 ただ陣地を広げるだけでなく、「相手の石を囲って取る」という囲碁には欠かかせないこのルールがあるおかげで、 より複雑でおもしろいゲームになっています。 囲碁で使う碁石は、白と黒の二色があ

          道路標識の色のヒミツ

          道路標識には様々な色が使われていますね。 なぜその色を使っているのか、きちんと意味があるんです。 ★危険や禁止によく使われる「赤」 →規制標識に使われる 「駐車禁止」「車両通行禁止」「一方通行」「通行止め」など 消防車が赤いのも注意をひく色であり、人間の感覚に訴える効果があります。 また、見るだけで炎の色を連想させ、火の用心を思い起こします。 ★注意によく使われる「黄色」 →警戒標識 「車線数減少」「学校あり」など 赤と同じようによく目立ち、人の目には前方に

          郵便ポストはなぜ赤色なの?

          日本に最初にポストができたのは、今から150年も前の1871年のことです。 このころは、まだポストは木で作られており、「書状集箱」などと呼ばれていました。 翌年以降、郵便制度が全国に広まるにあたり、黒のペンキで塗ったものに切り替わっていきました。 つまり、ポストは最初から赤ではなかったのです。 この黒塗りのポストは、夜や雨の日などには目立たず、わかりにくいものでした。 また、 ・『郵便』を『垂便』と読み違えて中に排せつしていった人がいた ・爆竹が突っ込まれる放火

          郵便ポストはなぜ赤色なの?

          正月はどうして紅白の色が多いの?

          ★なぜ紅白は縁起が良いの? 日本では古くから紅白の色は、めでたい、お祝い、縁起がよい、といった意味で祝いの席の紅白幕や紅白餅、紅白饅頭など縁起物に用いられています。 これは由来に諸説ありますが、赤色が赤ちゃんというように出生を意味し、白色が死装束の色のように死や別れを意味するところから、 その 2つの色を組み合わせることによって人生そのものを表しているという説や、花嫁衣裳の色であるという説、 古来から赤飯を炊いて祝っていたことから赤飯の色であるという説などが主な由来として知

          正月はどうして紅白の色が多いの?