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6時間睡眠で満足していませんか??

一般的な人間に必要とされる睡眠時間は7時間です。
なかにはショートスリーパーやロングスリーパーと呼ばれるような方も数%はいるとされていますが、今回はその方達を例外とします。 

実際に僕が診させていただいている患者さんでも6時間睡眠の方が多いです。

6時間睡眠だからといって、現在体の不調があったり重篤な病気にかかるという事は少ないと思いますが、6時間睡眠では1日1時間ずつの睡眠負債を抱えてしまい10年後、20年後と年齢を重ねた時に認知症やガンなどのリスクが高まってしまうといわれています。

1日1時間と聞くと大した事はないと思う方もいると思いますが、1週間では7時間、1ヶ月では31時間、1年では365時間、10年で3650時間、20年では7300時間もの睡眠負債を抱えてしまう事になります。

今から20年後に7300時間体の回復に力を費やした人とそうでない人とでは大きく差が出てしまい将来的に病気にかかる可能性が高まってしまいます。

特にかかりやすい病気というのが先程挙げたように認知症とガンです。

認知症は脳に老廃物などが詰まり、血管に蓄積する事で脳にある細胞に対して必要な栄養素や酸素などを送る事が出来なくなることによって認知機能が低下してなるのですが、これは本来睡眠中に老廃物を除去するための掃除を行います。

その為に必要な睡眠時間は7時間と言われているのですが1日1時間足りないだけでも老廃物を完全に除去できず、少しずつ除去出来なかったら老廃物が蓄積して認知症になってしまいます。

次にガンに関しては免疫力が関係してきます。
睡眠不足が続くと風邪を引きやすくなるのですがそれと同じで、6時間睡眠では体の免疫機能を最大限に発揮できません。
なので7時間睡眠の人に比べて6時間睡眠の人は男性であれば前立腺ガンのリスクが1.38倍、女性であれば乳ガンのリスクが1.67倍にまで跳ね上がります。

こういった認知症やガンを防ぐ為にも、1日でも早く7時間程度寝る事を心がけてみて下さい。

最後までお読み頂きありがとうございます!!

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