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芸能人との健全な距離感が保てないファンが増えて来たのかもしれない



最近いろいろな劇場で”事件が”起こっている

驚きました。ファン=観客の一人が”自己判断”で勝手に舞台に上がって
舞台上に居たキャストとやりとりし、替え歌を歌うことを観客に要求して歌うはめになったとは。
「なぜ劇場スタッフが止められなかったのか?」と劇場側を非難している人たちも多々見かけますが、悪いのは勝手に舞台に上がった観客です。
劇場側もとっさのことで間に合わなかったのかもしれません。また、今回はそうでは無かったのですがもしこの観客が刃物などを持っていた人だとしたら…
劇場スタッフは警察でもプロの警備員でも無く、防御の武器も携帯していません。スタッフの命に係わるリスクもあります。
しかしながらいったんこういうことが起こった場合、次に起こらないようにするために一番いいのはコストはかかりますが、毎公演劇場に警備員を配置しておくようなことをする時代になってきてしまったのかもしれません。

今回は舞台に”客席階段”が設置されていたため簡単に舞台に上がることが出来てしまったようなので、今後は客席降りなどのシーンが終わった後は速やかに客席階段を片付けることをするなどの予防策も講じるといいと思います。


こちらはニュースにもなったので多くの人たちが既にご存じだと思います。
最終的に警察が出動するという事態になったそうです。残念ですがそういう判断を主催者側がしたということも今後の事を考えると”度を越した迷惑行為の対処事例”の1つになったことは良いことだと思いました。

「最前列に座っていた女性が本人確認を拒否したため、警察まで出動することになったみたいですね。禁止されている転売サイトで高額で購入したため、本人確認をされると困る状況だったのでしょう。現場にいたファンの投稿などをまとめると、どう見ても日本人にしか見えないにも関わらず、中国語を話すなどして日本語が通じないフリをしたため、最終的に1時間20分も開演時間が押すことになったそうです」(Snow Manファンの女性、以下同)

4/19 Yahoo!ニュースより

SNS時代になって”ファンの暴走”が目につきやすくなってきた

恐らく昔からいろいろな事件は起こっていたのでしょうが、アナログの時代はその領域に興味がある人達だけがTVや紙面で知ることができていたので今ほど話題にはならなかったのかもしれません。
今は事件が起こっていた劇場にその時居た観客がSNSで発信するのであっという間に広がります。

芸能人本人から”盗撮”や”つけまわし”行為に対する苦言も発信される時代になってきた

禁止されている劇場での入り待ち・出待ちや滞留行為をして”推し”を盗撮する、ツアー先への移動のための新幹線や飛行機にわざと同乗する、宿泊先を想定して同じホテルに泊まって(ただこういう人たちはずるがしこいのでいかにも偶然を装っているのが厄介です)”推し”のホテルでの様子をSNSで発信するなどの迷惑行為をするファンは後を断ちません。

【ここから有料記事】私自身が知って居る”暴走ファン”の話

帝国劇場にて舞台に上がろうとした観客の一人が止められる

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