マガジンのカバー画像

MIRACLE BEST

26
これまでの作曲のベスト版です。よろしければ聞いてください。
運営しているクリエイター

#ラジオ

00:00 | 00:00

誰もが人生を歩む中で、
遥かな高みをめざす頃がある。
僕も何かに取りつかれて、
儚い理想郷をめざして歩いてた。

でも、それに疲れて、
どうしようもなく疲れて、
僕は歩みを止めてしまった。
だけど、

生きている今日を確かめ、
季節を感じて、
日々の美しさを綴って行く、
メロディーにのせて。


「窓から見える景色はいつも同じよ」と、
虚ろな目で言ってた君を救いたい。

でも、何もできずに、
時間

もっとみる
00:00 | 00:00

ガラスに映るビルの影。都会という名の森。
まるで虫のように、光に吸い込まれ。  
昼も夜もない、この森で何を求め彷徨うの? 

都会の森に、迷い込んだら、
心の隙間に、忍び寄る影。
気が付けばいつも、操られるまま。


窓から見えるものは、いつも同じ景色だけ。
流れるはずの時間さえも、
淀んだ川のよう。
退屈なこの森に背を向けて、
自由を求め彷徨う。

都会の森から逃げようとしても、
心の隙間に、

もっとみる
00:00 | 00:00

インストルメンタルです。歌詞なしです。ドラマのオープニング風です。

Nostalgie

CHIAKI MASAHIKO

00:00 | 00:00

極彩色のペルシャの市場、
シルクが眩しく揺れる。
甘く妖しいスパイス匂う。
肌から身体に沁みる。
空をモスクが支配し、人は祈りを。

どこかで見た景色、
どこかで聞いた音。

懐かく淡く、切なくよぎる。
あの日の記憶。
目の前を通る、異国の人たち。
Nostalgie(ノスタルジー)。


波打つ砂の海広がる、
他に何もない世界。
旅人たちを、死に導く、
この世とあの世の境目。
俺はどうしてここま

もっとみる

花嫁泥棒

CHIAKI MASAHIKO

00:00 | 00:00

あなた、私は、もうすぐ教会で、
他の人のもとへお嫁に行くわよ。
ウエディングドレスも着ちゃったし。
後戻りなんか、とても、できない。

本当にいいの?これで、いいの?
時間が迫る。胸が高鳴る。

早く迎えに来て。私をさらって。
その時、教会の扉が開いて、一筋の光が。


あなたは、私を両腕で抱えて、
ヴァージンロードを駆け抜ける。
周りのみんなは、あっけにとられて。
少し後ろめたい気持ちもするけど

もっとみる
00:00 | 00:00

青い空と青い山。
黄色の絨毯、菜の花畑。
赤色の短い、電車が走る。

風に吹かれて、菜の花ゆれる。
さらら、ゆらゆら、菜の花萌える。


西の山に日が沈む頃。
空も茜色、赤く燃え。
影踏みしながら、
あの日帰ったあの道。

オレンジ屋根の駅舎の下で、
君の横顔、眩しく見えた。


ふるさと訪ねて、あの日に帰れば、


風に吹かれて、菜の花ゆれる。
さらら、ゆらゆら、菜の花萌える

On and Off

CHIAKI MASAHIKO

00:00 | 00:00

どうなってるんだ?世の中は? 
毎日毎日、暗いニュース。
どうなってるんだ?世の中は? 
何が本当か分からない。
こんな不確かな日常に、不安になるよ。
(もう本当に!)

Wake Up ! 目を覚ませ!さあ起き上がれ!
Go Out ! 出かけよう! そこから始まる。
Go ! Go ! 行こうぜ!自分の足で。
Seek the Truth ! 探そう!自分の力で。


どうなっちゃうんだ?僕

もっとみる

Interval

CHIAKI MASAHIKO

00:00 | 00:00

ゴールをめざし、脇目も振らずに走って、
途中の景色、見ている余裕もないままに。
気が付けば一人で、走っていて、
不安になって、途中で止まってしまった。

"Interval"あるから大丈夫だよ、後ろは来てない。
ゴールにまっすぐ向かっているさ。
"Interval"誰でも不安になる時が必ずあるから、
息を整え、前に向かって、"Restart now !"


何かを途中で、やめてしまう事なんて、

もっとみる
00:00 | 00:00

僕たちは地図のない道を、 
ひたすら歩き続ける。
旅の途中で道に迷い、
同じ場所へ戻ることもあるさ。でも、

大空を飛ぶ鳥のように、
大地を駆ける獅子たちのように、
行く手に何が待っていても 
力強く超えて行けるさ。きっと。


荒野に広がる大地、
砂と岩だけの何もない場所。
時のない世界に一人、
遠くには地平線広がるだけ。でも、

たどり着ける 遠く遠く、
地平線の向こう側に、
まだ誰も見たこと

もっとみる
00:00 | 00:00

遠く離れた、君を思い出し、
勇気を出して送ったメッセージ。
既読スルーは覚悟のうえで、
それでも会いたい。
君に会いたいから。

意外なほど、あっさりと、
君から返事が来た。
「是非、会いたい」って書いてある。
でも、

会いに来るって言ったって、
今のままじゃ無理なこと、
君は分かったうえで書いている、
そのメッセージ。


「大学時代の写真、持ってきて」、
「思い出話をしたい」と書いてた。

もっとみる
00:00 | 00:00

卒業式のキャンパスは雨。
綺麗な着物の裾も濡れて。
いっそ雪になったら、絵になると。
芝生に白の時計台も曇る。

別れの日には空も泣くのか?
涙が冷えて、雪に変われよ。

明日から会えないから、
今日は一秒でも長く、
一緒に居たいんだ僕は、
君は気付いていないだろうけど。


あれから26年が経ち、
すっかり時代も変わってしまい。
いつまでも若いつもりだったけれど、
確実に歳を取っている。

お互

もっとみる

愛を追いかけて

CHIAKI MASAHIKO

00:00 | 00:00

世知辛い世の中じゃ、
愛さえ真面目に語れない。
でも不器用な俺は、
まっすぐ行くしかないんだ。

一度きりの人生、後悔したくない。

愛を探し求め、あなたを追いかけて。
あなたを愛してると心から思った。
愛を探し求め、あなたを見つけて。
消えてしまいそうで、
あなたを抱きしめた。


時間の流れが、近頃益々速くて、
先週見た番組が、
すぐに巡って来てしまう。

当たり前の日々が、知らぬ間に変わる。

もっとみる
00:00 | 00:00

寂しい夜に何かを待ってた。
あなたから連絡来るのを待ってた。

いくら待っても、何も来ない。
もう、ダメかも知れない。

思い出も、懐かしさも。
戻れない。もう帰れない。
もう、あなたを忘れたい。

二度と会わないわ。昔のあなたには。
昔の私とは、もう違うから。
古い写真たちや、記憶の一切を、
もう全て捨て去り、前を向く。


少しの綻びが、大きく広がり。
あなたと私を、永遠に断ち切る。

少しの

もっとみる