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自由主義社会では自分しか「よき生き方」を決められない② ~ある目的の中では何をすべきかを示すこともできる~

自由主義社会では誰にでも当てはまる「よき生き方」は定義できない

社会や他者は「こう生きるべきだ」を誰かに押し付けることはできない。

言葉の使い方としてよく勘違いしやすいけど、同じ「べきだ」であっても他人がある(目的)の中で事実を元に有効な(手段)を示すことは認められているようだ。


「(長生きする確率をあげたいなら)運動すべきだよ」
「(子供のできる確率をあげたいなら)早めに結婚すべきだよ」
「(高い給料で安定した生活になる確率をあげたいなら)勉強して大学を卒業するべきだよ」


これらの発言が炎上することはあまりない。


しかしこれらも「長生きすること」や「子供を作ること」、「高い給料」といった目的をまとめて「よき生き方」だと他人が決めることはできないはずだ。

長生きより家でゴロゴロすることを選ぶ人や高い給料自体に関心がない人もいるからだ。


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