ジャガーさん

自分のペースで更新していけたらと思います。日々勉強!

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自分の習慣を変えてみる!

今日から自分のペースで始めてみます! 普段の自分は、休日はスポーツやゲームをしたりと自分の好きな事を優先してきました。 そんな中で、なにか1つでも理学療法の知識や技術を身につける時間があるのではないかと思いました。 今後は、読んだ文献や本の内容をアウトプットしていく事で、患者様へのリハビリの質を向上できるようにしていこうと思います。 記事の投稿は、自分のペースで続けていければいいなと考えています。

    • 鵞足とは?

      脛骨内側に縫工筋、薄筋、半腱様筋、半膜様筋 の4つの筋が扇状に付着している。 鵞足部通における鑑別テスト方法 縫工筋テスト被験者の下方の脚を屈曲し、骨盤後傾位に保持する。 上方の脚の股関節を伸展、内転し最後に膝関節を伸展することで縫工筋に伸張を与える。 鵞足部に疼痛が誘発されれば陽性とする。 股関節伸展により半腱様筋が緩み、内転により薄筋が緩む。 半膜様筋テスト被験者を背臥位とし股関節を屈曲、内転位とする。ここで膝関節を伸展させ、半腱様筋に伸張を加える。 鵞足部

      • カットアウトとは?

        内反転位などによりラグスクリューの先端が骨頭から上方や前方へ突出してしまうこと。 特に、不安定型の骨折では、良好な整復位や固定性が得られにくいために発生のリスクが高くなる。 大腿骨転子部骨折術後のカットアウト頻度は、short femoral nail(SFN)で1.6~5.3% 原則的には、転位がそれ以上進まないように荷重量を減らして骨癒合を図る。 *骨癒合が進まなかったり、転位が大きくなったり、痛みでADLが阻害される場合は再手術が行われる。 原因 ①整復不良

        • 棘果長と転子果長

          棘果長(SMD):上前腸骨棘~内果までの最短距離 注意点 股関節、骨盤を中間位とする。股関節内外転により見かけ上の短縮や延長が生じてしまう。 転子果長(TMD):大転子~外果までの最短距離 注意点 膝関節屈曲や伸展位の状態、股関節変形状態によって、見かけ上の短縮や延長が生じてしまう。 棘果長の考え方!例:股関節伸展制限有り(股関節屈曲位)だと棘果長は短くなる。   変形性膝関節症にて内反変形が強い方では棘果長も短くなる。 転子果長の考え方!左右の棘果長と転子果

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        • 整形
          8本
        • 脳卒中
          5本
        • その他
          11本

        記事

          外側溝の同定!

          なぜ外側溝を同定するのか?外側溝の主部は前頭・頭頂葉を側頭葉と隔てる枝(後枝)であるが、前頭葉にも2つの小枝(前上行枝と前水平枝)を出している。 外側溝の後枝は縁上回を同定するための指標、前上行枝はブローカ野を同定するための指標として重要である。 まずは島を見つける!横断面で外側溝を同定するには、まずは島を同定するとよい。 島は外側溝の奥に存在する大脳皮質であり、脳の外周ではない領域に存在する波打ってた構造物は非常に目立つため、容易に同定できる。 島から外側に出ている

          外側溝の同定!

          PTあるある?

          ①とりあえず歩行しがち どんな装具、どんな形態? どのくらいの距離? どこで歩く? 独歩のメリットは? スピード向上?フリーハンド? 杖であれば転倒リスクを減らせる❗️ その患者さんはどの形態が一番いいのかを考える! 杖?独歩?ピックアップ?シルバーカー? ②家族との会話避けがち 患者さんのHOPEは高いことが多い。 どんなレベルであれば家に帰れるのかをまずは優先させる❗️ ③正常歩行を求めがち 正常歩行ができないから代償、異常歩行が出ている。 正常歩行がその人

          痛みの種類とアプローチ法

          1)骨折に伴う痛み(疼痛)の分類①受傷/手術による痛み 特徴:受傷/手術部位に発生する炎症性の痛みであり、ベッド上での運動療法   (ROM運動・筋力増強運動)や起居動作などの体動により痛みが増強する。痛みの発生に伴い、全身に力が入ってしまい、無意識のうちに全身の緊張を高めてしまう。 アプローチ方法:筋緊張が高いまま次の運動や動作練習を行うと、筋収縮が続くため、筋疲労しやすくなり運動が行いにくくなる。これらを回避するために、筋緊張が高い状態をいったんリセットすることが必要

          痛みの種類とアプローチ法

          足趾の重要性! Part3(最終)

          ⑦足趾把持練習の効果は?(練習後の持続効果)健常成人に対して、動的姿勢制御練習の一部である足趾・足底練習を週3回、8週間行い、その結果、足趾把持筋力、重心移動距離、足関節底屈・背屈力、下肢誘導能、膝関節屈曲反応が改善し、反復横跳び・立ち幅跳びなどの動作遂行能においても改善が認められたとの報告がある。 これらのことより、足趾・足底練習によりメカノレセプターが賦活され、神経運動器協調を改善するとともに、足関節筋群-腓腹筋-ハムストリングスの運動連鎖を誘発し、姿勢制御能が改善・促

          足趾の重要性! Part3(最終)

          膝蓋下脂肪体

          膝関節前面に痛みがある場合に、痛みの原因として極めて重要なのが膝蓋下脂肪体と言われている。 膝蓋下脂肪体はどこにある? https://note.com/yk1208mj/n/n88ade486c027 痛みが生じる理由とは?・膝蓋下脂肪体は滑膜外かつ関節包内にあるため、関節に腫脹を伴うと膝蓋下脂肪体の線維化が生じやすくなるため。(手術による侵襲) ・摩擦負荷の繰り返し 痛みの示し方とは?膝蓋骨内側下方もしくは外側下方の範囲で示すことが多い。 評価方法は?伸展・屈

          膝蓋下脂肪体

          足趾の重要性! Part2

          ④足趾筋力の低下は転倒の要因になるの?足趾運動能と片脚・両脚起立能、足趾把持筋力と足趾運動能に有意な相関関係が認められている。 転倒群は非転倒群と比べて、足趾把持筋力、握力、動的姿勢調整能、下肢誘導能、前方FRT、10m歩行時間などに有意な差を認め、動的姿勢制御能、10m歩行時間、重心動揺外周面積の改善は転倒の危険性を減少させる要因であると報告されている。 足趾把持筋力は握力、動的姿勢制御能、膝伸展筋力、FRT、10m歩行時間、TUGとの相関も認められている。 つまり、

          足趾の重要性! Part2

          足趾の重要性! Part1

          ①静止立位および前傾姿勢の安定性と足趾筋力は関係があるのか?安楽立位の安定性の低下と並行して、足関節底屈力および母趾屈曲力も50歳代ないし、60歳代ごろから低下することが明らかとなっている。 最前傾位での足圧中心位置は母趾屈曲力が足関節底屈よりも高い相関関係にあり、底屈筋よりも母趾屈曲力の方が強く関与している。 つまり、足趾の筋力低下が立位安定性の低下の一要因であると考えられる。 ②片脚立位の安定性と足趾筋力には関係があるの?片脚立位での足圧中心動揺と足趾屈筋群との関係

          足趾の重要性! Part1

          運動療法の引き出しを増やす!

          難易度を上げる8つのポイント ・重り(重錘)の有無 ・速さの変化 ・支持基底面の変化(片足、足を閉じる) ・OKC(開放運動連鎖)やCKC(閉鎖運動連鎖) ・重心の位置の変化 ・道具の使用の有無 ・環境の変化(フラット、凹凸、屋外、屋内など) ・モーメントアーム(単関節・多関節)の変化 *評価結果から個々の状態に合わせて難易度を調整する。

          運動療法の引き出しを増やす!

          バランス機能の3つのメカニズム

          ①予期的メカニズム 環境の状態や変化の情報は視覚を通して得られ、その情報が安定性にどのように影響するかを過去の経験に基づき解釈し、どのような障害回避戦略をとるかを決定する。 視覚情報に基づき外界の環境を過去に基づき評価し、運動戦略を決定 するバランス制御。 例:障害物の横を回ったり、跨いだり、また滑りやすい床に対しては歩行速度を落としたり、ステップの運動パターンを変える。 ②予測的メカニズム 予基的メカニズムによる回避戦略に基づき、自発的な姿勢調整を行う。 例:

          バランス機能の3つのメカニズム

          棟内歩行自立の判断に迷った際はどうするか?

          1.客観的評価で自立できそうか検討する FBS:45点以下は転倒のリスクが高い S- FBS(sub item of FBS):FBSの下位項目4個 12.5cm以上前方リーチ可能、安全に2分間立位可能、上肢を用いれば安全に移乗可能、360°安全に回転可能 4項目全て境界点到達で自立可能 2項目以下では自立には不十分 SWWT:話しかけられた時の反応を評価 1.食事内容「今日の朝食(昼食)はなんでしたか?」 2.服薬状況「今はどんな薬を飲んでいますか?」or「

          棟内歩行自立の判断に迷った際はどうするか?

          SPPBとは?

          short physical performance batteryの略 ・高齢者の下肢筋力の評価 ・サルコぺニアの診断基準 評価の方法とは?①バランスtest:実施困難(0点)→片脚立位(1点)→セミタンデム立位(2点)→タンデム立位(4点)の順で各10秒間保持 ②歩行test:4m歩行時間(通常歩行速度)を2回測定。良い方の結果を採用。 0点:実施困難 1点:8.71秒以上 2点:6.21‐8.70秒 3点:4.82‐6.21秒  4点:4.82秒  ③椅子

          関節可動域の目標設定のヒント!

          ADL上に必要な上肢関節可動域・シャツの第1ボタンのはめ・外しでは、肘関節屈曲120° それ以外のADLは、肘関節屈曲105°の可動域があれば動作遂行上ほとんど支障なく、肘関節伸展-75°以上の可動域があれば動作遂行上支障がない。 ADLと必要な下肢関節可動域椅子座位:膝関節屈曲93°、内旋20°、内反15° 靴下の着脱:股関節屈曲83°、外転27°、外旋33°、膝関節屈曲105°       内旋20°、内反18° 正座:足関節底屈50° しゃがみ込み:股関節屈

          関節可動域の目標設定のヒント!