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【東京】“人材紹介のプロ”から“人材活用のプロ”を目指して~ “社内人事”から“社外人事”へのキャリアシフトのストーリー ~


株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント(以下JAC)には、異業種・異業界からの転職者が数多く在籍し、活躍しています。今回は大手電機メーカーの人事職から、JACにコンサルタントとして入社した社員にインタビューしました。



プロフィール

IMSディビジョン
HR・GXソリューションズチーム
重本 明宏さん
※組織は2024年4月時点

これまでの経歴について


2011年4月に新卒で大手電機メーカーに入社。工場人事として3年半従事。
その後、2014年10月にJACへ入社。入社後、リクルートメントコンサルタントとしてマニュファクチュアリング領域を担当し、マネージャーを経て、2020年に経営企画部に異動。以降IMS事業の立ち上げに従事し、現在はIMS事業部のマネージャーとして主にHR領域を担当。

JACに興味を持ったきっかけ


―― 転職を考え始めたきっかけはなんでしたか?

重本さん「プライベートな事情はありましたが、対社内の仕事よりも、対社外の仕事に就きたいと思ったことがきっかけです。人事として働く中で、人のキャリアや働き方について自分なりの問題意識が芽生えていましたので、そうした想いで社外に対し自ら働きかけられるような仕事をしたいと思っていました。」

―― 具体的にはどのような仕事を探していたのですか?

重本さん「自分の中で漠然と”社外人事”のような仕事ができたら、と思っていました。

当時所属していた会社の文化は、社員の異動やキャリアはすべて会社に決定権があり、社員が自らキャリアを選ぶことができないという文化でした。そういう文化を全部取っ払いたいと考え、社内に対してではなく、社外に対して自ら働きかける仕事をしたいと考えました。

ちょうどそんな時期に、とあるテレビ番組で人材紹介業の特集を視聴し、自分の中でビビッときました。

そこからは自然と人材紹介という仕事に目が向き、転職したいと思いました。」

 ―― どのようにしてJACを知ったのですか?

重本さん「実は、学生時代のバイト先の最も尊敬する先輩が、新卒でJACに入社していて、その先輩から話を聞きました。話を聞くうちに、『JACって、いい会社だな』と思い、自ら先輩にJACのコンサルタント職を受けたいと申し出ました。」

―― JACを受けたきっかけは、先輩からの紹介だったのですね。

重本さん「そうなんです。先輩からは『本当に大丈夫? 人事から営業職に変わるんだよ?』と親しいからこそ、心配もされましたが、迷わずJACに応募しました。」

―― JAC以外に他社は受けていなかったのですか?

重本さん「他にも1社、分業型*¹のスタイルを取っている人材紹介会社も受けていました。ただ、JACがコンサルタント型*²である点や、JACのフィロソフィー&ポリシー*³に惹かれて、即決でJACへの入社を決めました。」

*¹:営業担当とキャリアアドバイザーに分かれて担当する人材紹介スタイル

*²:企業と転職希望者の両方を同じコンサルタントが担当する人材紹介スタイル

*³:JAC Groupの企業理念 https://corp.jac-recruitment.jp/about/philosophy-policy/


―― 入社後のギャップはありましたか?

重本さん「先輩から厳しい面を聞いていたので、良いギャップはありましたが、悪いギャップはなかったです。」

―― 良いギャップとは、どのようなギャップですか?

重本さん「カッコいい諸先輩が沢山いたことです。アウトプット、マインドセット共にプロフェッショナルで、自分もそうなりたいと思いました。諸先輩方に追いつきたいという思いから、入社当初、毎日、目の前の業務を必死に頑張っていました。」

重本さん「実際にやってみて、人材紹介の仕事は運や人材次第ではなく、全てのプロセスを戦略的に進めることが重要であること、そして自分自身が商品になる仕事だと感じました。限りなく高い成果を生み出すべく、上手くいかなかったことは全て自責で考え、高速でPDCAを回すことを意識しました。また、自分なりの色を出すこと、付加価値をつけることを意識的に自らお願いしたい』というクライアントをどれだけつくれるかを意識しました。」

現職で活かすことができていること


―― 人材紹介も営業も、未経験からの挑戦だったと思いますが、前職の経験で活かせた点はありますか?
 
重本さん「私の場合は2点ありました。1点目は人事としての経験です。クライアント側の人事の考えや採用プロセス、全体の仕組みが分かっていた分、クライアント目線で何がほしいかを仮説立てて、提案することができました。2点目は製造業出身者である点です。担当クライアントの業界や職種理解、また業界特有の商習慣や文化に関する理解がありましたので、担当者の方々と共通言語で話せる要素があったことは大きかったです。」


―― 業界知識や人事側の気持ちがわかることは大きいですね。

重本さん「そうですね。入社当時は漠然と自分を売り込むことが大切だと考えていたので、『メーカーで工場人事をしていたので、一定の業界・職種理解があります』や『メーカー出身者なので、ニッチポジションも得意です』など、色々とクライアントにアピールしていました。」

入社してから苦労したこと


―― 今までの経験が異業界ながら活きたのですね。逆に入社時に苦労したことはありましたか?
 
重本さん「ありました。名刺交換もTELアポも営業も、全部が未経験だったので、初めは苦労ばかりでした(笑)。今思えば、一つひとつの工程のキャッチアップが新卒と同様のレベルだったと思います。営業電話をかけるときは、手が震えていたほどです。だからこそ、いち早く「プロ」といえる状態になるべく、とにかく経験を多く積むために、人の3倍行動をしようと決めて、やり切りました。」

―― 人の3倍ですか!? すごいですね!

重本さん「お陰様で周囲からは、『ものすごく行動しているけど、精度は低いキャラ』で通っていました(笑)。ただ、それを続けていく中で、少しでも前回より良くなっている状態を目指して、行動し続けていました。先輩とのロープレや振り返りも、自分から積極的に依頼していました。そうすると、徐々に量が質に転換していくのがわかり、実績も上がり始めました。」

 

―― 実際、人の3倍の行動を続けることは大変だったと思うのですが、なぜやり切れたのですか?

重本さん「確かに大変でした。ただ、『人材紹介のプロになりたい』という目標が明確だったので、大変でしたが、苦ではなかったです。行動をすることによって結果も伴ってきたので、むしろ楽しかったです。」

――「努力は夢中に勝てない」ということですね。

重本さん「まさにその通りです。その言葉いいですね! 今後使わせて頂きます(笑)。今の会話で思い出しましたが、会社から言われている行動目標を意識するまでもなく、自分がやりたいから、自然と行動量も目標を超えていた感じです。」

やりがい、今後やりたいこと


―― 現状では理想の“人材紹介のプロ”に近づいていますか?
 
重本さん「JACに入社して約10年、目指していた一定の姿には近づいたかと思います。そこから派生し、今は“人材活用のプロ”を目指し、現在所属するIMSという事業にフルコミットしています。」
 
※IMSとはInterim Management Solutionsの略で、無期雇用の正社員の紹介をするのではなく、必要なタイミングで必要な期間のみ、専門性の高いプロフェッショナル人材(副業人材、フリーランス)の活用を提案する当社の新しいサービスです。

 
―― IMSに参画したきっかけは何だったのですか?
 
重本さん「2019年12月ごろに自分のキャリアについて考えたことがあり、その中で『地方創生×人材』というキーワードが思い浮かびました。そんな中、JAC内で新規事業の立ち上げを進める話があり、自分のやりたいことが実現できると思い、経営企画部に異動しました。」

 
―― はじめはIMSではなく、経営企画部としてスタートだったのですね。

重本さん「そうなんです。はじめはIMSありきではなく、1:リクルートメントの既存事業を強くすること、2:JACの地方拠点の事業拡大につなげること、の2点がミッションでした。その当時の上司から2ヵ月間は何でもやっていいといわれたので、とにかく地方に行きまくりました。中小企業や大学、金融機関など現地に出向き、できるだけ情報収集し、課題を抽出しての繰り返しを行っていました。そうする中で見えてくるものもあり『地方企業が首都圏や海外人材をリモートかつ副業で当たり前に活用できる世界観』を実現したいと思いました。並行して別ルートからもIMS立ち上げの話があがり、以降、企画から自身も参画させていただきました。」

 
―― IMSの始まりは、どのようなスタートでしたか?

重本さん「始めは役員と部長を含めた4名でのスタートでした。最初は何も決まっていなかったので、試行錯誤の毎日でした。クライアントへのサービスの認知も出来ていなかったため、必死で営業活動し、案件獲得も進めました。」
 

―― 案件が0件からの開拓は大変だったのではないですか?

重本さん「そうですね。競合も頑張っていて、後発でもあったので、大変でした。『JACならではのサービスの強み、ユニークさをどう作るか』が大きな壁であり、いち早く“事業”といえる状態にすることに必死でした。」

 
―― 重本さんが考える“事業”とは、どのようなものですか?

重本さん「誰でも一定のサービスを売ることができる状態です。つまりはIMSとしての『型』ができている状態です。これまで立ち上げ期ということもあって、個の力で走ってきたのが正直なところで、新しく入社した方々が売れるようにならないと、事業として成長していかないと思います。」
 
重本さん「立ち上げから丸三年が経ち、今は“事業”となってきた状態です。今後は社内アセットの活用、サービスのブランディング強化など、これまでに比べて、より社内との連携や対外的な情報提供が必要になってくると考えています。その中で成功事例を増やして、わかりやすく商品化することが『型』を作っていく上で大切だと考えています。」
 
―― 今後のIMSはどのように成長していくのですか?
 
重本さん「ある程度、引き合いもいただいていますが、私としては、まだまだポテンシャルのあるマーケットだと思っています。業務委託という手段を知らない、使っている会社でも部署が限定的など、正社員マーケットに比べると認知度が圧倒的に低い。JACには紹介事業で培った圧倒的なクライアントネットワークと信頼の蓄積がありますので、それらをフル活用して業務委託のマーケットも拡大していければと思っています。これからも社内との連携をさらに強化して、このポテンシャルのある業務委託マーケットを拡大していく計画です。」

―― 最後に一言ありますか?

重本さん「IMSは第二創業期に入っている、これから成長していく事業です。業務委託マーケットに対して、一緒に試行錯誤してくれる仲間を求めています。一緒にIMSとして勝つ『型』を作っていきたい、『○○と言えばIMS』のように第一想起される事業を確立していきたい、そんな方々からのご連絡を待っています。一緒に業務委託マーケットを盛り上げていきましょう。」

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