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体の重さと愛の重さ

私は昔から、自分が望んでいた愛に飢えていたのかもしれない。

もちろん、全く愛されていなかった訳では無い。

けれど、私の思ったように、というか私が愛して欲しい人からあまり愛を受け取れなかったように思う。

"想う人に想われず想わぬ人に想われる"

まさにこの状態だ。

その分愛を求める気持ちは人一倍強かったように思う。

けれど数年前からぱったりと求めるのをやめた。

いい意味でも悪い意味でも他人に期待しなくなった。

その辺から私は体重に囚われ出した。

今や体重計は精神安定剤。

毎朝毎晩欠かせない存在。

私を天国へも地獄へも連れていく存在。

明日は増えていないかな?

痩せているかな?

恐ろしいのに、楽しみでたまらない。