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#07 佐賀 / 唐津くんち

佐賀出身の友だちっていたっけなあ…
そういわれたら岩手、新潟出身の友だちもいたかなあ…

そんな感じで佐賀知識はほぼ皆無に近い状態でのスタート。

地図を見る前に、「佐賀といえば佐世保バーガーか?」と思って地図を見たら、佐世保が長崎だということを知り衝撃…「佐世保」の「佐」に踊らされていたことに気づく(佐世保に非はなし)。

そして地図を開くと「焼き物の町、九州」的な特集が。

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引用元:wikipedia

有田も伊万里も佐賀なの!?す、すごい…!ぼんやり「あのあたり」とは思ってたけど、佐賀だったのね…すごい、佐賀…そして自分の知らなさったら…

そう思って有田焼か伊万里焼をお題にしようと思いましたが、

絵柄細かい…!!!!
描けない…!!!!

秒で心折れました。
でもちょっとだけ調べてみたら、オランダの陶器とすごく似てる👀

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引用元:https://like-holland.net/delftware/

デルフト陶器というのだって。よく見かける気がする。磁器じゃないのだろか?陶器って呼ばれるから陶器なのか。中国磁器や伊万里焼からも影響を受けてこの東洋的なスタイルになったみたい。でも伊万里焼も影響を受けてるみたいだから、お互いに影響しあったのだろか?それにしても、長崎、佐賀あたりはオランダの影響がほんっと色濃く残ってるんね。

あああなんだか書き終えた気分。
違うのよ、ここからなのよ。

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#07 佐賀 / 唐津くんち

知ってますか?知ってましたか?この鯛!
しかも鯛だけじゃない!ないのよ!
地図でこの鯛を見つけて、調べたら「うわあああああ」ってなって。

唐津くんち(からつくんち)は、佐賀県唐津市にある唐津神社の秋季例大祭である。 また、平成27年にユネスコ無形文化遺産にも 登録された。

そう、お祭りなんです。

乾漆で製作された巨大な曳山(ひきやま)が、笛・太鼓・鐘(かね)の囃子にあわせた曳子(ひきこ)たちの「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声とともに、唐津市内の旧城下町を巡行する。

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引用元:九州旅ネット

すごい…!!!この巨大な曳山、漆ですよ…!豪華すぎる…!
「宵山」「お旅所神幸」「翌日祭」と3日間にわたって行われるんですが、宵山の提灯もすごく雰囲気があって素敵…!

曳山は全14台(元々は15台)で、それぞれにキャラが立っているのです…気になる方は【唐津くんち】のサイトをぜひ見てみて…武田信玄や上杉信玄の兜とかもすごい迫力あるから…これが漆の工芸品で、2〜5トンくらいあるらしいの…これぞ、ザ・祭!じゃないですか…

見どころは、重さが2トン以上もある曳山の車輪が砂地にめり込むのをものともせず、所定の位置まで一生懸命に曳き込んでいく勇壮さである。

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引用元:https://www.wikiwand.com/ja/

だから、このあたりの道路は曳き込んだ跡がたくさん残ってるのだって。岸和田だんじりとかも跡すごいのかな?祇園祭りの辻回しは竹を敷いて回すからそんなに跡は残らんだろね。

元々は神社創建の日を祝う祭りとして始まって、今の唐津くんちの原型ができたのは寛文年間(1661~1673)の頃らしく。

こういう豪華絢爛なお祭りほんとすきだなあ…
世の中いろんな「〜まつり」があるけど、こういう大きなドンとしたものを作って巡行するような祭りで近代に生まれたものはあるのだろうか。

たまに「お祭り女」みたいに言われることがあるけど、興味のわくお祭り、そうでないお祭りがあって、何が違うんだろ。

ちょっと調べたらANAがまとめた『「お祭り」って何?』って記事がなるほどわかりやすかった。

日本人は「八百万(やおよろず)の神」と言って、すべてに神が宿ると信じてきました。自然と神様に感謝し、生きることを喜び、コミュニティを育てるために行ってきたのが日本のお祭りです。
日本のお祭りの本来の目的は「神様に感謝する」こと。「祭り(まつり)」という言葉の語源も「祀る(まつる)」です。神を慰め、祈願すること、またはその儀式を指し、土着の神様、神道または仏教に由来します。 日本人のお祭りに対する思いを理解する上で重要なのが、「ハレ」と「ケ」の概念。「ハレ」とは「非日常」、「ケ」は「日常」。祭りは「ハレ」であり、華やかに執り行うことで「ケ」をリセットする意味があります。
日本人は、この「ハレ」の機会を楽しみにし、「ケ」の日常を生きる活力の源としているのです。

なるほど〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

「ハレ」はよく言うけど、「ケ」って概念知らなかった…。なるほどなあ…だからお祭りでエネルギーが爆発するのか。

また、神様とは関係のない新しいものもあります。例えば、地域おこしのための市民祭り、雪まつりや桜まつりなど季節に由来するもの、時代まつりのように歴史を祝うもの、サンバカーニバルや春節に代表される外国由来のお祭りなど。これらも文化を尊重し、季節に感謝し、人々を繋ぐため、日本に欠かせないものとなっています。

わかった!わたしがアツくなるのはだんぜん前者なのです。(雪まつりとかも一度行ってみたいけどな〜!)山車とか、衣装とか、踊りとか、捧げ物とか、その由来に「感謝」や「祈願」が込められていてとても気持ちがぐっとくる。生きている喜びをまわりと分かち合い、その感謝を捧げ、無病息災を祈願する。それがずっと継承されている。何百年前も前からそれがずっと繋がっていることにぐっとくる。

と言ってますが、山車や曳山やお衣装の豪華絢爛さを見るのがいちばん好きなのだけどね。非日常、ハレだなー。

唐津くんちは毎年11月の頭あたり。
今年はやるのかなあ。

いつか見に行ってみたいな。

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