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塩麴鶏とはと麦の参鶏湯風

塩麴鶏とはと麦の参鶏湯風をYouTubeにあげました。

材料たち

短時間で鶏肉を柔らかくしたかったので、味付けがてら、鶏には塩麹。
THERMOSの鍋に入れてほったらかしの楽々スープです。

楽々といえば、THERMOSを使うだけでも楽だけど、ホットクックとか使ったことないんだよな。自分の暮らしの理想と合わない、と思い込んでいたけれど、一度、体験してみたい。

ミールキットと電気調理器具に料理を任せる人は増えているから、これからどんどん料理は、本当に「ただの趣味」「表現の手段」みたいになっていくんじゃないだろうか。毎日、調理をしなくても困らないもんな〜、実際。
コロナの影響でミールキットを使う人が増えて、自分で買い出し、下ごしらえ、調理、片付け、をしなくてもいい、むしろコストの計算もしやすく、家庭から出すゴミも少なくなった、と気づいた人も多いんじゃないだろうか。

いま、レトルトの酵素玄米キットを製作中なので、特にそう思う。
そうか、お米、もう炊かなくていいのか、と、ちょっとぽかんとしている。

料理は、思い出を食べたり、作ったり、
好きなものを作って食べて、
趣味として楽しんでいくんじゃなかろうか。

年齢が一桁の頃から、参鶏湯が大好き。
風邪をひいた時など、よく母が韓国料理屋さんからテイクアウトをしてくれた。鶏の旨味、薬草や木の実の滋味、それらすべてを吸ったもち米、スープの表面に細かく浮いている脂が具材を包んで舌触りをまろやかにしくれている。脂、美味しい。好き。舌にまろやか。そう、この感触がすごく大事。
参鶏湯に代表される、美味しいスープ粥は、わたしにとって、「美味しいもの」というよりも「気持ちの良いもの」という位置にいる。」

安野モヨコさんのインタビュー記事の中の、

変態とは「自分の欲望の正確な形を突き止めた人」とされ、彼らの言動を描くことで、「本当は何を欲しているのか」がわからずに生きている女性たちをあぶり出している。

https://note.com/anno_moyoco/n/n3d5e13f5e3e4

わたしもわたしの、日々の中の欲望の正確なかたちを知って味わってゆきたい。瞬間、瞬間が、今何したいかな、今何食べたいかな、何を飲みたいかな、どうしたいかな、の欲望の連続です。本当にしたいことをつかめることもあれば「欲望ってこういうことでしょ」という雛形をなぞっているだけ、の時もある。もっと爆裂に欲望のかたちに触れていたい。

ごはんは、それがしやすいね。
欲望の参鶏湯。

ここから、レシピ
・塩麹鶏とはと麦の参鶏湯風のレシピ
(THERMOSを使うレシピ/お鍋で作るレシピ)
・アレンジレシピ2種

薬膳の材料は、根っこや木の実を使うのが、森に住んでいるいきもの、仙人、魔法使いみたいな気分になるのが楽しい。なつめは手に入りにくいかもしれないけれど、枸杞の実はスーパーの中華材料コーナーにあります。もしも手に入るのなら朝鮮人参を入れると本格的。

塩麴鶏とはと麦の参鶏湯風

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