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いわばえワインリスト

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ワインショップいわばえにあるワインリストです。その他、食品や雑貨等のご紹介も。
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2019年9月の記事一覧

ムニール 2018

今日はイタリア南部の島シチリアに在るヴァルディベッラの白ワイン、ムニール2018をご紹介します。 ヴァルディベッラは1998年、シチリアで同じヴィジョンを持つ生産者によって運営されている協同組合です。「自身の土地から最大限生み出し、最大限与える。そこで働くすべての人と自然をとりまく、現実を認識し、持続可能な農業を行う」という信念の元、ワインだけではなく、オリーブやアーモンドなどを農薬や化学肥料は用いず栽培されています。 品種はカタラット。土着の品種で、シチリア北西部以外では

ガルガンゴ2018

イタリアの微発泡ワイン、ガルガンゴ2018を入荷しました。造ったのは、マシエリやサッサイアの造り手で知られるラ・ビアンカーラ。 ビアンカーラでは、凝縮度を上げるためにかなりのぶどうを捨ててしまうのですが、捨てられたぶどうはまだ使えるもの。ガルガンゴは、そのぶどうを利用して、アンジョリーノ・マウレの長男フランチェスコが2013年から造り始めたフリッザンテです。 淡いペールイエロー。青りんごや、洋梨、グレープフルーツのフルーティー香りと、トーストの香ばしい香り。まろやかな酸味と

マシエリ2018

今日は、おなじみラ・ビアンカーラのマシエリ2018をご紹介します。 ラ・ビアンカーラは、イタリア、ヴェネト州にあるワイナリー。アンジョリーノ・マウレが12年間ピザ職人を経たのち、奥さんとともに6ヘクタールの畑から始めたそうです。現在は4人の息子が加わり家族で営まれています。 アンジョリーノ・マウレの栽培、醸造に対する情熱はよく知られるところですが、それは「自然なワイン」であることを目指しているように見えます。その時その時の土壌の状態を見極め、健康なぶどうが育つための最適な

イソラーノ・カタラット・エクストラ・ルシド2017

いわばえでも人気のあるシチリアのワイナリー、ヴァルディベッラ。ワインセットに入っているのはムニールですが、こちらのイソラーノもぜひお試しください。 ヴァルディベッラはシチリアで同じヴィジョンを持つ生産者によって作られた協同組合です。強い土地と健康な農産物を作るという信念の元、ワインだけではなく、オリーブやアーモンドなども栽培されています。農薬や化学肥料は用いず、それぞれの個性を持った生きものたちが繋がり合っている生物多様性を尊重しています。 少しとろみのある黄金色。品種は

ボルゴレット ソアーヴェ2018

いわばえでも人気のファゾーリ・ジーノ、ボルゴレット ソアーヴェの2018を入荷しています。ラベルの絵も新しくなりました。 ソアーヴェはイタリア・ヴェネト州のソアーヴェ村周辺のワイン生産地で造られるワインのこと。ガルガーネガ種を用いた軽めの辛口の白が多く造られます。 でも、このファゾーリ・ジーノのソアーヴェはただ飲みやすいだけのワインではありません。 1925年から続くこのワイナリー。現在は4代目ですが、長年のワイン造りを受け継ぎながらも、現代のワイン造りの手法を取り入れて

プロセッコ ラ・コルテ・デル・ポッツォ2018

イタリアの長靴の根元、ヴェネト州で4世代に渡って続く歴史あるワイナリー、ファゾーリ・ジーノ。 1984年からぶどうを有機栽培で育て始め、ビオディナミは2006年からスタート。除草剤などの化学薬品を使用しないでぶどうを育てることは、土地やそこに住む人々、働く人々の健康を守ることだと考えています。 プロセッコとはこのヴェネト州で造られるグレーラ(プロセッコ)というぶどうを使用したスパークリングワインのこと。口当たりがよく爽やかで、乾杯はもちろん、いろいろなお食事に合わせることが

カルシネール・ルージュ 2016

今日は南仏ルシヨン地方、スペインの国境に程近いドメーヌ・ゴビーの赤ワイン、カルシネール・ルージュ 2016をご紹介します。 ラベルに誇らしげに書かれた"TERROIRS DE CALCE"の文字。ドメーヌ・ゴビーはこのカルス村の優れた造り手として知られています。 45haもの畑を有するドメーヌ・ゴビー。1985年の創業以来、化学肥料や除草剤を用いず、ぶどうを育てています。 収穫に1ヶ月を要するほどの広い畑ですが、加えて自分たちの畑より標高の高い土地や周囲の土地を、倍以上買い

トゥーレーヌ・ソーヴィニョン 2018

今日のワインは、毎年ヌーヴォーを入荷しているピエール・オリヴィエ・ボノムの白ワイン、トゥーレーヌ・ソーヴィニョン 2018です。 久しぶりの入荷となりました。 以前は、ピュズラー・ボノムだったこのワイナリー。その名の通り、ピュズラーが興したネゴシアン事業でした。2014年末、ピエール・オリヴィエ・ボノムが経営を引継ぎ、現在に至ります。そもそもピュズラーがネゴシアンとしてワインを造ることになったきっかけは、天候による収穫減でしたが、結果として有機栽培で高品質なぶどうを造る人々

ポワニェ・ド・レザン 2018

【品名】コート・デュ・ローヌ ポワニェ・ド・レザン 2018(Côtes du Rhône – Poignée de Raisins2018) 【造り手】ドメーヌ・グラムノン(Domaine Gramenon) 【国】フランス ローヌ 【品種】グルナッシュ、サンソー 【タイプ】赤 / スティル 【商品番号】210 お問い合わせ、ご相談はメールの他、instagramやfacebookでも承っております。お気軽にご連絡ください。 インスタグラム @iwabaewine

スケヴェルドラ2014

【品名】スケヴェルドラ2014(Skeveldra2014) 【造り手】セバスチャン・リフォー、新井順子(Sebastien Riffault,Junko Arai) 【国】フランス ロワール 【品種】ピノグリージョ主体 【タイプ】白 / スティル 【商品番号】201 売り切れや入荷はfacebookやnoteでお知らせします。 またinstagramやメールでもお問い合わせを承っております。 お気軽にどうぞ。 インスタグラム @iwabaewine フェイスブック@i

フォエミネ ピノ・グリージョ2018

先日ファゾーリ・ジーノのピノ・グリージョをご紹介しましたが、今日はぐっと南に下がったアブルッツォにあるワイナリー、ファビュラスのピノ・グリージョです。 ファビュラスの畑はマジェッラ国立公園内にあります。アドリア海まで35キロほどですが、周りの山々の影響を受け、昼夜の寒暖の差があるところです。放牧される羊や飛び交う鳥、ミツバチ、多様性に満ちた理想的な環境。この豊かな土地を守ろうという使命感を持ったワイナリーです。 ファビュラスのワインは遊び心があります。7種類のワインがある

ユーディト・ベック ブラウフレンキッシュ2017

(売り切れました) 【品名】ブラウフレンキッシュ2017(Blaufränkisch 2017) 【造り手】ユーディト・ベック(Judith Beck) 【国】オーストリア 【品種】ブラウフランキッシュ 【タイプ】赤 / スティル 【商品番号】203 売り切れや入荷はfacebookやnoteでお知らせします。 またinstagramやメールでもお問い合わせを承っております。 お気軽にどうぞ。 インスタグラム @iwabaewine フェイスブック@iwabaewin

ディシィ ドゥミセック

今回ご紹介するのは、シードル。サイダーの語源とも言われる、りんごのお酒です。造っているのは、ラ・シードルリー・デュ・ゴルフ。フランス、ブルターニュ地方にあるシードルリーです。 2011年に前生産者が醸造所と畑を売るという話を聞いたマルク・アベルとフランソワ・ドゥフォルジュは、それらを引き継ぐことを決意。もともとプロの広告カメラマンだったマルクと生物学の先生だったフランソワは、本職を続けながら醸造の勉強と修行を始め、2013年からシードルリー一本でやっていくこととなりました。