126 アメリカの大学からの合否通知は。(1) オンライン、郵送の場合
運命の分かれ道。
1月末までにほぼ出願を終えてから、 2月末から3月にかけての合否発表を待つ間は、本当に落ち着かない日々でした。
一校でも、十分な奨学金(学費免除)を得て合格できる大学があるのかどうか。
もし一校も合格できなかったら、 あるいは合格できても充分な奨学金が得られなかったら。
それによって、娘の運命が大きく変わるし、うちの経済状況も変わります。
年間30,000ドルは払えなんて言われても無理だし、借金するわけにもいかないし・・・。
この先どうなるのかわからない、ただただ不安な日々が続きました。
それでも娘は高校生活最後の年を楽しみつつ、最後まで成績を上げる努力を重ねて。
合否通知はオンラインか郵送で。
アメリカの大学の合否通知は、オンラインで来るところ、郵便で来るところなど、さまざまです。
最初に合否通知が来たのは、確か郵送でした。
ある日、国際郵便がポストに入っていて、見ると出願した大学から!
それなりの大きさや厚みだったので、これはひょっとしてと思いました。
すぐに開けたいのは山々だったけど、開けるのは娘本人ですよね。
娘が帰ってくるまで、ドキドキしながら待つことに。
娘が開けると出てきたのは、大学についてのパンフレットや学費免除額の通知書。
合格!!
しかし。
「こんな額じゃとても支払えない・・・。」
念願のアメリカの大学に、1校でも合格した!
・・・のはありがたかったんですが、これじゃあどうやっても無理。
うちの家庭にとっては、不合格と同じようなものです。
他にも何校か合格通知をいただき、同じくらい不合格通知もありましたが、合格をもらえた大学はどこも30,000ドル以上の負担を要求される感じで、十分な学費免除がない状態でした。
このまま1校も入学できそうな大学がなかったらどうしよう。
やっぱりアメリカの大学なんて無理なのか・・・?
そんな時に、ある大学から合否通知だかなんだかわからないものが届きました。
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