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読書メモ

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#読書

7月の読書(記録漏れあり)
・イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」
・夢をかなえるゾウ3
・魂の退社
・リボルバー・リリー(オススメ)
・体とココロが喜ぶごほうび漢方
その他-コミック95冊、ライトノベル11冊の合計110冊。コミックを除くとあまり読めていない。

読書『フィット・フォー・ライフ』&減量再挑戦

3年前、私の人生で体重が最高値でした。見た目は標準体型でしたが、隠れ肥満でおなかのぽっこり感やお尻と太ももの太さが気になるものの、どうにも体重が減らせない状態でした。
それが、『フィット・フォー・ライフ』と出会って、半年ほどで約10キロ痩せ、しばらく体重をキープしていました。
しかし、こうして減量できたという体験で、たとえ太ってもすぐに戻せると自信がついたばっかりに、『フィット・フォー・ライフ』を

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読書『体育館の殺人 』青崎 有吾 著

適当に読み始めた一冊の簡単な感想。
私は、読む本についての他人の評価はあまり気にしないので、何かの賞を受賞してるかに興味がなく、「あとがき」を読んでこの作品が鮎川哲也賞賞を受賞されていたのだと知った。

この作品は、高校を舞台に、体育館で起こった殺人事件を、定期試験満点の頭脳を持つ高校生探偵「裏染天馬」が解決していくミステリー小説。裏染天馬シリーズの第一作目。

読者への挑戦の章まで読んで、謎解き

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読書『プラチナタウン』楡 周平 著

大手総合商社「四井商事」で活躍していた山崎が、人事権限のある上司八代に嫌われて左遷、それを機に、中学時代の同級生クマケンに頼まれていた郷里宮城県緑原町長への立候補を承諾し、多大な借金を抱えた町の再建に奮闘する物語。もともとは、八代に一矢報いるために町長になる覚悟をした山崎が、最後には、面白い事業に巡り合え実現にまで漕ぎ着けた満足感に満たされるハッピーエンド。

最初は、政治とか商社とか苦手な分野の

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Kindle Unlimitedと乱読

Kindle Unlimitedを利用するようになって、約一年半になろうとしているので、自分がどれくらい本を読んでいるのかを振り返ってみようと思いました。

本当は2022年度は何冊読んだとか数字を出そうと思いましたが、カウントし始めたら冊数の多さに驚き、全部確認するのは途中で諦めました。
なんと、直近4カ月の読了冊数はおおよそ850冊。1カ月あたりの平均は212冊。1日平均は約7冊という計算結果

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Kindle Unlimitedの不満

昨年の8月からKindleUnlimitedを利用するようになって、図書館に行くことが減ってしまいました。

ボタンひとつでダウンロードでき、読みたいと思ったらすぐに読める手軽さが電子書籍の利点です。KindleUnlimitedは、サービス対象のKindle本が読み放題で、手元に10冊又は20冊(利用条件による?)までダウンロードでき、返却とダウンロードを駆使して取っ替え引っ替え好きに本が読める

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読書『隻眼の少女』麻耶雄嵩著

近所の某書店で紹介されていたポップが目に留まり、麻耶雄嵩さんの作品を初めて読みました。
表紙の水干姿の少女が印象的で、平安時代とか陰陽師の話かと思ったのですが、現代の探偵の話でした。

栖苅村を舞台に、亡くなった母を継いで探偵デビューをしようとする水干姿の「御陵みかげ」の謎解きの模様を、成り行きで探偵助手見習いをすることになった「種田静馬」の目線で描かれています。2人は、女性が代々不思議な力を受け

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読書『針がとぶ』吉田篤弘著

吉田篤弘さんは私が好きな作家さんの1人です。
他の作家さんの作品ではなかなか出会えない不思議な空気感、余韻の残る読了感が好きです。
この作品は、7つの物語が収録されていますが、それぞれの物語が、思わぬところで繋がり合っています。ひと通り読んでからも理解が不十分な気がして、すぐに2回目を読み始めてしまいました。初回は通勤時に少しずつ読みましたが、2回目は一気読みです。
ところが、本作品内に3回も出て

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読書『ダブル・ジョーカー』柳広司著

このスパイ組織D機関シリーズは、前作の『ジョーカー・ゲーム』と同様に章ごとに主人公が変わっていきます。
D機関のメンバーは(D機関内での名前すら偽名の設定だけど)偽名で登場します。記憶力の良い方なら前篇でのキャラクター描写と比較して、誰がD機関のどの人か分かるのかも知れませんが、私には誰の話か分からず、そのまま読みました。
とにかく面白い。

収録されている6話の中で1番好きなのは【柩】です。この

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読書「編集者ぶたぶた」矢崎存美著

ぶたぶたシリーズ29作目。この作品は2018年に発行され、その後も続編が出ています。最近、最新刊33作目が発刊されたけど、私は順序も適当にマイペースに読み進めているため、まだ全巻読めていません。

この作品は、主人公の編集者山崎ぶたぶたと彼に関わるサブキャラクターの物語。サブキャラクターの目線で物語は進みます。
対人恐怖症気味のマンガ家伊勢千草の「書店まわりの日」、大手スポーツ洋品店勤務で食べ物の

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