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季節のくらし仕事ー小さくてやさしい家事

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毎週、今日ちいさくできる季節のくらし仕事をひとつづつ。生活コラムニストとして積み重ねてきたくらしの記事を配信しています。
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2020年7月の記事一覧

夏の料理はオーブンにおまかせ 7月−9

夏の料理はオーブンにおまかせ 7月−9

 ボタンを押せばキッチンを離れていられるオーブンも、暑いときには助かる道具です。オーブン料理はちょっとハードルが高いと思う人も多いようですが、シンプルな調理にこそ、どんどん活用して欲しい家電です。
 焼き魚も焼けますし、ハンバーグもオーブンなら焦がさず中まで上手に焼けます。また、塩コショウした肉や魚と一緒に、野菜も天板に乗せて焼いてしまえば、副菜まで一度にできて豪華。
 わが家ではよく、魚一尾をパ

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それ、全部電子レンジでできます 7月−8

それ、全部電子レンジでできます 7月−8

 夏場は電子レンジも積極的に料理に取り入れましょう。煮込み料理やホワイトソースなども作れます。レシピ本がいろいろ出ているので参考にして。

 たとえばホワイトソース。
 いつもは薄力粉を使っていると思いますが、レンジでは強力粉を使うとうまくいきますよ。耐熱容器に牛乳とバターを入れ、小麦粉をよく溶かしてレンジで加熱。少しづつ加熱して、混ぜながら仕上げていきます。
 グラタンを作る耐熱容器でそのままホ

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暑くない料理で夏バテを防ぐ 7月−7

暑くない料理で夏バテを防ぐ 7月−7

 地球温暖化が進んでいるからでしょうか。年を重ねるごとに暑さが身にこたえるようになってきました。特に夏場の料理が辛い。暑いときこそ栄養のあるものを作らなくてはと思っても、キッチンがサウナのようでは料理の気持ちも萎えてしまいます。
 夏バテを防ぐためにも、キッチンの温度を上げず、火を使う時間が短くて済む料理の工夫をして、この季節を乗り切りましょう。

「保温」を上手につかいましょう 長時間火を使う煮

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トイレ習慣を変えてみよう 7月−6

トイレ習慣を変えてみよう 7月−6

 菌が繁殖しやすく、トイレが臭いがちになる季節は、トイレの習慣も変えてみましょう。トイレは汚れを溜めてから掃除するのではなく、家族それぞれが毎日のトイレ習慣を小さく変えることで、汚れや臭いを予防していくのが一番です。

 まず男性も小用はなるべく座って。用を足したら最後にトイレットペーパーで軽く便座裏と便器の周囲をぬぐい、蓋をしめて水を流す習慣を。前のコラムでもお話したように、便座の裏の汚れは、実

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こまめなトイレそうじのコツ 7月−5

こまめなトイレそうじのコツ 7月−5

 トイレを臭わせないために必要なのはこの3つ。

「水を流すときはなるべく蓋を閉める」
「尿ハネはこまめに、さっと拭き取る」
「床に汚れが蓄積しない工夫をする」。

 今回は、「尿ハネはこまめに、さっと拭き取る」コツを。

 小用時の尿ハネは、主に男性が原因と考える人は多いかと思いますが、統計によると、現在では4割近くの男性が座って用を足しているのだとか。床や壁などへの飛び散りは、このように座って

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夏のトイレの衛生管理 7月−4

夏のトイレの衛生管理 7月−4

 気温が上がってくると気になるのが、おうちの衛生管理。気温が25度を超えると、カビやダニ、雑菌が繁殖しやすくなると言われています。特にトイレは、気がつかないところに飛び散った汚れを栄養源として菌が繁殖し、悪臭の原因になることもあるので要注意。

 今回はトイレの汚れのメカニズムと、衛生管理をお伝えします。

尿ハネ、埃、湿気がにおいの原因に トイレの汚れとにおいは、多くは小用のときに飛び散る尿ハネ

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気化熱を上手に利用してクールダウン7月−3

気化熱を上手に利用してクールダウン7月−3

お天気病を防ぐ工夫 前の記事でも紹介したように、夏は急激な気温の変化で体調を崩しがち。少しでも体の負担を減らしながら、冷房のしすぎも防げる工夫をいくつか。  

 夏場は家の冷蔵庫におしぼりを常備して冷やしておくと、帰宅後は冷たいおしぼりを首すじなどに当てる、扇風機のやわらかい風を当てるなどして、からだの熱を徐々にクールダウンすることができます。その上で、冷房は28度の高めの温度設定で使いましょう

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色を使って楽しく家事を 7月−1

色を使って楽しく家事を 7月−1

 色には気持ちに働きかける効果もあります。

 例えば赤は交感神経の働きを活発にしますが、青は副交感神経に作用して気持ちを落ち着かせます。
 何となくやる気がでない、苦手だなと思う家事に取り組むときには、赤いエプロンをつける。忙しくてあたふたしがちな時間の家事には、青い色の道具やクロスを使うなど、色を上手に使うことで、気持ちのコントロールにつながることも。

 黄色は注意力を高めてくれるので、片付

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