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「平凡人間」奮闘記-とある女子大生がコーチングで人生変える話-【過去にとらわれずに生きる】

前回までのあらすじ

前回は
ネガティブなセルフトークを変えると
心の奥底に眠っていた本質的な欲求が見えてくることを学んだ。

「やりたいことがない」というあなたは
本質的な欲求がネガティブなセルフトークにかき消されているだけかもしれない。

あるいは
あなたのまわりに潜む「ドリームキラー」や
過去の経験にもとづくあなた自身の思い込みが
あなたの本当にやりたいことを制限している可能性もある。

セルフトーク、ドリームキラー、思い込み、、、
どの原因にも言えるのは
「過去にもとづいて未来を制限している」
ということである。

今日は、ドリームキラーと思い込みについて学び
過去にとらわれない生き方をする方法を探っていこう。

ドリームキラー

ドリームキラーとは、その名の通り
あなたの夢を諦めさせようとしてくる人のことだ。

ドリームキラーになりやすいのは、
親や先生、友達など
身近であなたを見てきた人。

彼らはあなたの過去の実績を知っていて、それに基づいて未来を語る。

例えば
志望校を決めるとき、今の実力よりはるかに上の学校に行きたいと言ったとする。

「この点数では無理だ」
「現実を見た方がいい」

そうやって親や先生から反対を受けるだろう。
そう言われるうちにあなたも、「その通りかもしれない」と思うようになり、夢を諦めてしまう。
これがドリームキラーだ。

なぜこのようなことが起こってしまうのか?
それは
彼らはあなたの過去と彼らの信念にもとづいて
「自然」な結果を想像し
それが起こることを無意識に望んでいるからだ。

逆に言えば、あなたがレベルの高い志望校に合格するという「不自然」な結果は彼らのコンフォートゾーンの外にあるので、不快に感じて引き戻そうとする。

しかし、ここで大事なのは
彼らはあなたの未来を知って助言しているわけではないということだ。

あくまで彼らの言葉は彼らのコンフォートゾーンに基づくものであり、あなたの未来に基づくものではありえない。

今の実力が志望校に到底及ばないから、これからも同じかなんて誰にも分からない。

もっと言うと、
コンフォートゾーンは周囲の環境や過去の経験によってつくられるので

おそらくドリームキラーの周りに逆転合格した人がいなかったり、ドリームキラー自身そのような経験をしたことがないせいで、あなたも無理だと思いこんでいる可能性が高い。

ただの思い込みで、真実ではないので真に受ける必要はない。

これからあなたが夢や目標を掲げたとき
色んな人が色んなことを言うだろう。

ドリームキラーに出会ってしまったときは
「ああ、ドリームキラーだな。」
と思って受け流そう。

あなたの未来を決めるのはあなた自身である。

あなたもドリームキラー?

ドリームキラーになりえるのは他人だけではない。
あなたもあなた自身のドリームキラーになり得る。

コンフォートゾーンの外側にあるゴールに対して
「自分には無理なんじゃないか」と思ってしまう。

よくある話だと思う。

なぜこんな事が起こってしまうのか。

それは
「過去の情動記憶に基づく信念」があなたの思考を決定づけているからだ。

情動記憶とは、感情的な経験や出来事が強く関わる記憶のことを指す。
これは、
①自分自身で体験したときの記憶と
②人から聞いて受け入れた記憶
の両方を含む。

例えば、①人前で発表する機会で緊張してうまく話せなかった経験があると
次に人前に出た時にまた失敗するんじゃないかと思ってしまうケース。

または、②親から「生まなきゃ良かった」と言われると
自分なんか生まれなきゃ良かったと信じるようになるケース。
(ひどい話だが本当にある)

このように、過去の情動記憶に基づく信念体系が今の考え方をつくっている。

「自分には無理なんじゃないか」と思ってしまったり
過去の実績から未来を判断することに合理性を感じてしまうのは
周りの環境や過去の記憶がつくったコンフォートゾーンの中で今を生き、未来をつくる循環を生きてきたからだ。

あなたは過去に基づいて今を生き、未来を創る生き方に慣れてしまっている。

しかし大事なのは、過去は過去であって、今とも未来とも違うということだ。
「今日は昨日のつづきではないし、明日は今日のつづきではない。」
昔読んだ小説の一節にこうあった。

過去の情動記憶をぶっ壊して信念をぬり変えれば、過去にとらわれない未来がつくれる。
過去の情動記憶をぶっ壊すには、ビジュアライゼーションとアファメーションで信念体系を書き換える方法が有効だ。

とはいうものの私自身、絶賛「過去の情動記憶に基づく信念体系にとらわれ中」なので
次回までに決着つけて、より実用的な方法論をお伝えできるように頑張りますね。

次回予告

女子大生X、大ピンチ?
「あれ、このまま就活して私夢叶えられるのかな」
_________________
「新卒カードは大事」
「最終的に独立するにしても会社員は一回経験しといた方がいいよ」
どこかで誰かに聞いた言葉を信じて
「とりあえず就活」モードでいた私。

でも、最終的なゴールを考えたとき
その選択肢、ほんとに合ってる?

グルディス対策してる場合?
ガクチカ書いてる場合?

会社に頼らず生きてく力も
大学院に行くお金も今はない。
就活辞める勇気もない。

でも、卒業までの二年でそれをつけることって不可能?

何かできることがあるんじゃないか。
過去の情動記憶に基づく信念体系が邪魔をして
安全で着実な道を進もうとする自分と
このままじゃダメだと言う自分とが
闘っている。

この闘いの行方はいかに?________________

次回につづく

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