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文学少女になり損ねたもので

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本にまつわるあれこれ。
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2020年1月の記事一覧

わからない、けど面白い

 本当に不思議なんですが、どうして「わからないのに面白い」ということがあるんでしょうか。

 どうも、椎名いゆです。
 最近読んで(特に文系のみなさんに)「これはオススメだ!」と強く感じた本を紹介します。

『時間は存在しない』カルロ・ロヴェッリ 富永星訳 NHK出版

 きりりとした青地に白抜きのクレバーなたたずまいでもう、本の顔つきがいい。絶対面白いこの本、と思って買ったらやっぱり面白かった。

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純文学とは二度出会う

 私は純文学が好き、らしい。
 でも、この本が好きです、とは言えても、絶対おすすめだから読んで、後悔させない、とか、そういうことがあんまり言えない。
 何を隠そう、わたしが文学に惚れ込んだきっかけは宇佐美りんさんの『かか』(第56回文藝賞受賞)でした。
 でも不特定多数に薦めるにはこの本、主人公の語りも痛みもある意味ショッキングというか、自分の中に入れるには異物感が強すぎるのではないかと思うわけで

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文学少女になり損ねたもので

 はじめまして。椎名いゆです。
 パンピの若輩者が生意気にも「最近本が面白い/つまらない」を書くnoteです。とんだ恥さらしです。いきなり怖くなってきました。
 そうは言っても本が好きなわけです。本って面白いし、できればもっとたくさん読まれてほしいしもっといい本がたくさん書かれたらと思う。わたしだって面白い文章が書きたい。ということで勇んで筆を取りました。否、キーボードを叩きました。

 義務教育

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